見出し画像

お酒と健康について

(※今日の内容を音声で楽しみたい方はコチラからどうぞ(^^)↓)


僕は普段からお酒を飲まない、というか弱すぎて飲めない。

お酒が好きな人なら、あっという間に飲み干してしまうような350mlの缶ビール1本ですら、空にするまでになかなかの時間がかかるし、空にする頃には顔も真っ赤になって、いつもぼんやりしている顔が、さらにぼんやりになる。

そして次の日には頭が痛くて、体もだるくて、いつもの感じに回復するまで1日ぐったりとして過ごすことになる。

なので、僕にとってお酒を飲むことには何のメリットもない(とほほ)。

それでも若い頃は多少はお酒を飲んだこともあったけれど、今ではお酒を口にする機会は年に1、2回あるかどうかという感じである。

先日、その年に1、2回くらいの機会がやってきて、ちょっとした集まりがあって付き合い程度にお酒を飲むことになった。

僕以外の人は、ほとんどお酒が好きで普段から飲むという人ばかりだったので、それぞれでお気に入りのお酒を持ってきていたりしていたから、すごいなあと感じた。

僕が缶ビールを1本ちびちびと飲んでいる間に、まわりの人たちは、あっという間にお酒を空にしていった。

なんというか、見ていて気持ちいいくらいにどんどんお酒がコップから消えていく。

やっぱりお酒が好きで、普段から飲んでいる人たちはペースが違う。

マラソンでいうなら、スタートの時点で僕は一気に出遅れて、みんなの背中が見えないくらいに離されてしまって、ひとりマイペースにえっほえっほと走っているような感じだった。

とはいえ、つまらなかったか?と言うと全くそんなことはなくて、とても楽しい会だった。

僕は話すよりも、話を聴いている方が好きなので、お酒はちびちびと飲みつつ、みんなの話を楽しく聴いて時間を過ごすことができたし、僕自身はお酒は好きではないけれど、このお酒を飲んでワイワイやっている雰囲気は好きだったことを思い出した。

次の日は予想通り、体もだるく頭も痛くて、起きたのも10時くらいになった。

その日は1日ずっとそんな感じで、いつもの感じに戻るまで、かなり時間がかかった。

僕自身がそもそもお酒を求めないように、僕の体からしてもお酒はYESかNOで言ったら「NO」なんだと思う。

350mlの缶ビール1本でもう顔が赤くなって、そのうち体もだるくなって頭も痛くなるのだから、どう考えても僕の体には合わないのだろう。

たいていの人はお酒が好きで、僕が唯一テレビを見る夕食のちょっとした時間でさえ、お酒のCMが頻繁に流れてくるから、僕のような「お酒はなくても大丈夫です」という人は少数派なのかもしれない。

まあこればっかりは体質というのか、生まれた時点で決まっていたことなのかもしれないし、逆にお酒にめちゃくちゃ強い体質だったらどうだったのだろうとも思うけれど、うーんやっぱり弱くて良かったのかもなあと思う。

健康で言うなら、お酒はほどほどの方がいいのかもしれないけれど、やっぱりお酒が好きな人からしたら我慢する方がストレスがたまってかえってよくないような気もするし、お酒を楽しく飲んでそれでいて健康な人も多分いるのだろう。

僕はといえば、お酒を全く飲まなくてもストレスがないし、飲み物といえばコーヒーとお茶と白湯といった温かいものがあれば十分であるし、たっぷり睡眠をとって体を軽く動かして、ほどほどの量のご飯を食べると言うのが心地よくて楽しいし、自分に合っている。

そしてそれは健康のためと言って無理してやっているわけではなくて、自分にとって自然で楽しくて、心地よい過ごし方をいろいろ試していったら、いつの間にかそういう生活になっていただけのことであり、普段からそんなに健康を意識しているというわけでもない。

今回、お酒の席は楽しかったけれど、お酒そのものは自分には特に必要ないなあということを改めて感じたし、お酒を飲むにせよ飲まないにせよ自分に合っていて、無理がなく楽しい過ごし方をすることがなによりであり、健康的なのかもなあと感じた。



ありがとうございます! いただいたサポートは、イラスト集やエッセイ集づくりなどの活動に使わせていただきます😊。