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社労士こそ経営を学ぼう!経営者が期待する社労士のスキルとは?【2023年6月】

こんにちは、リベルテ社会保険労務士事務所の渡邉です。

世の中には労働問題や法律の知識が豊富な社労士が山ほどいます。こうした知識はもちろん重要ですが、私が実際に社労士になってみて感じたのは「社労士こそ経営の知識が必要」ということです。

なぜ社労士が経営を学ぶべきか?今回はその理由を紹介します。



クライアントから信頼される社労士とは?


私は社労士の役割を「経営者と従業員の間に立つこと」だと考えています。

社労士になる人には、もともと人事に携わっていた人も多く、従業員側に立って物事を考える人が多いように感じます。
もちろんそれは悪いことではありませんが、健全な会社は従業員と経営者のどちらもが良い状態でいなければいけません。

従業員の不当解雇などは論外ですが、たとえば問題行動を繰り返す従業員を雇い続けること、守り続けることだけが果たして会社のためといえるでしょうか?


価値観のズレは衝突の原因に...


私は起業経験があるので、会社の経営者と従業員の価値観のズレがよくわかります。

とくに中小企業は経営者と従業員の距離が近いため、仕事やお金に対する考え方や価値観の違いは、両者の衝突の原因にもなります。だからこそ社労士には、双方の立場を尊重して折り合いをつける手腕が求められていると思います。

社労士も経営を学んで、経営者のものの考え方や問題意識を理解することが重要です。


独立開業すれば自分も経営者になる


ちなみに、独立開業すれば社労士も経営者のひとりです。
社労士事務所のいち社員だったときとは見える景色が違ってくるでしょう。

アルバイトを1人でも雇えば、雇用の責任を実感するはずです。

そうなれば、簡単に事業をやめることはできません。

しかし、事業を長く続けるというのは意外と難しいもので、新しく設立した会社や個人事業主の約3割が1年以内に廃業してるといわれています。

自身の事務所を続けるためにも、クライアントの会社を発展させるためにも経営の知識が重要だということは、十分おわかりいただけたのではないでしょうか?

もしもあなたに経営の知識がまったくないのであれば、経営塾に入ってみるのもおすすめです。

経営塾に入ることになった話


2023年5月から10月まで、私は知人の紹介である経営塾に参加していました。メンバーは20代~40代の約10人。会社の経営者だけでなく、企業でマネジメントのポジションにいる人や個人事業主など、業種も肩書もさまざまでした。

私の最初の動機は新しい人脈を開拓したいというものでしたが、結果的に事務所をはじめたばかりのタイミングで経営の基礎を学べたことはラッキーでした。

過去の私もそうでしたが、経営者としての作法も知らず、市場の知識もないままに独立する人は割と多いものです。だからたいして戦略を練ることなく(そもそも戦略の練り方もわからないので)新規事業をエイヤ!と始めてみる。そして失敗する。これを繰り返してしまいます。

なりゆきで開業し、目標やビジョンのないまま経営を続けたせいで、社員のモチベーションが低くなるということもあります。


経営は社労士の必須スキル


経営塾を通して知識を得るうちに、会社経営が体系的に理解できましたし、クライアントの抱える問題もどんどんクリアになっていくのを実感しました。

社労士は一般的に会社が人を雇うタイミングでお付き合いが始まりますが、本当は会社を創業する前から経営者をサポートし、経営者にとっても従業員にとってもよい就労環境をつくる手助けをすべきではないでしょうか。

実際、多くのクライアントが経営者目線を持った社労士を求めていると感じます。



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リベルテ社会保険労務士事務所は、ちょっと異色な経歴を持つ代表とスタッフで運営中!

経営者と従業員、どちらも経験したからこそ持てる双方からの視点を強みに
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