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 5月8日午前、埼玉県日台親善協会の浅野会長、清水副会長、李副会長、紀理事、私坪田事務局長の役員5名は、東京都港区白金台の台湾大使館(駐日代表処)において、謝長廷大使閣下と会見しました。

 謝長廷大使は、京都大学大学院を卒業後、台湾で弁護士をされ、民主活動家の弁護を引き受けたことから、政界入りし、台北市議会議員、立法委員、高雄市長、民主進歩党主席、行政院長などを歴任されました。2016年から、駐日大使(駐日代表)を務めていらっしゃいます。
             
 浅野会長は、本協会設立を報告するとともに、6月16日の設立大会への謝大使のご来駕を招請しました。謝大使は「5月20日で任期切れとなるが、後任は決まっていない。まだ私が在任していればいければと思う」と述べられました。清水副会長より、会場の大宮氷川神社についてご説明をしていただきました。

 謝大使は、埼玉県の自治体や各界と台湾との交流拡大に賛意を示されました。本協会が、7月に台湾の台南で開催される「日台交流サミットin台南」に参加すること、嘉義県、彰化県を訪問し、各団体と交流することなども報告いたしました。
 謝大使は、昭和天皇が台湾において植樹された桜の木の日本への里帰り活動を行っていらっしゃり、日本の多くの地に、台湾から桜の苗木がもたらされていますが、埼玉での植樹にも強い関心を示されました。
 
 謝大使からは、台湾の国連加盟について強い意欲が示されました。台湾は2008年以降、国連総会開催時の加盟の働きかけを取りやめていましたが、昨年、あらためて国連加盟を目指す方針を公表しています。外交に関連して、浅野会長から、日台の断交時(1972年)の日本の内閣と国会の活動などについて、指摘がされました。


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