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旅立ち

引越し前日になって、急に実家が恋しくなった。 実家という概念が、自分の中でおばあちゃんの家じゃなく、自分の両親の家のことを指すようになった。 今までは、家が学校から遠いことだけしか見えずに、それだけが苦しいと思っていた。 何事もそうだけれど、やはり大切なものは無くなりそうになって急に愛おしくなる。 今日の夜ご飯が、私が実家暮らしとして食べる最後の味で、明日の朝ごはんを実家で食べて、私はしばらく家族の味にありつけなくなる。 こういうときほど、特別なものは食べたくない。

    • 2010年代後半のインターネットとサブカルチャーはもう帰ってこない。

      2010年代後半のインターネットとサブカルチャーはもう帰ってこない。 全ては小四の時に東京から越してきたAの「布教」から、私の人生は二次元に傾き始めた。一番最初に勧められたのは「おそ松さん」だっただろうか。私はトド松に夢中だった。それが、人生初めての推し。自覚的な理由などない。「尊さ」に理由などいらない。ただただだ私を惹き付ける何かがそこにあった。 遊びに行く場所は専らアニメイト。私は月2000円程のお小遣いとおばあちゃんに時々貰う1万円のビッグお小遣いを貯め、アニメイ

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        かわいくなりたい。 モテたいわけじゃない。 モテとかどうでもいいから私のかわいいの決定権は「男」にも「女」にも無い。 私のかわいいは私だけに決定権がある。 自分のためだけに、かわいくなりたい。 私がかわいくいたいと思うから、かわいくなりたい。 しかし、本当に私は私のためだけにかわいくあるのだろうか。 もし、純粋に自分のためだけであれば、私がどんなに太っていようが、むくんでいようが、スッピンでいようが、ダサい服を着ていようが、私の可愛さには無関係のはずである。

        •  私がおもしれーと思うからやってんの。私以外多数のことなんてどーでもいいの。

           ICUに入って一年。リベラルアーツとかいう自由のせいで私たちは自己責任のもと学問の森・ミタカオオサワに放り込まれてしまった。今だに正しい道順はわからないまま、何が書いてあるのかいまいちよくわからないe-handbookを片手に己の履修計画と睨めっこしている。  メジャーどうしよう。社会とか文化に興味があるから社会科学系。よしそれでいこう。いや、社会科学系と言っても社会学、人類学、メディアコミュニケーションカルチャー(カルチュラルスタディーズ)の3つある。うーん。  て

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          ブラッシュアップ中学生

           インスタに中学時代の同級生からフォローリクエストが来た。全く覚えていないが、特徴的なふくよかな体型をしていたことだけ記憶していて、私にしては珍しく顔と名前は一致した。別にフォロリクなんて誰にでも通しているんだから、特別こいつだけ締め出す理由もなく、何も考えずに通した。  DMがきた。フォロリク通してすぐにDMなんて私に特に用事があるわけでもあるまいし。中学卒業からすでに5年ほど経っている。 元〇〇中? はい。髙瀬です。 あー、あの可哀想な笑 当時いじめられていたので、

          ブラッシュアップ中学生

          いい加減、BeRealやりなよ!

          最寄り駅の周辺がポケモン頻出地帯なのかわからないけれど、よくポケモンGOをやっている人達がスマホ片手に群がっている。首を45度くらいに傾けて、スマホを凝視する人々が同じ場所に集まっているのを、私は内心気味悪がった。 ポケモンGOといえば、引きこもるヲタクを外に連れ出したなんてポジティブイメージで語られることはあるが、私からしたら近所のポケモントレーナー大量発生の方が、気持ち悪く思えた。 とはいえ私はポケモンのファンだ。SVのランクマッチを細々とやっている。ポケモンGOで

          いい加減、BeRealやりなよ!

          言語は頼りない

          お久しぶりです、髙瀬です。 暫くノートを更新していないまま歳を越し、あっという間に3月です。香港旅行記も完結させることの出来ないまま、私は冬学期の忙しさに揉まれ、病んでいました。 私はバイトもサークルもさほどやっている訳でもないのに、大学の授業の課題だけで毎学期末必ず病んでるキャパシティ貧弱人間なのですが、この冬学期は恐らくこの1年を通して1番病んでいました。ここでひとつ自分に言い聞かせておこうと思うのはICUの課題量は他大と比べても多いということ。そして、毎学期病む事

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          香港游記 3日目

          ※出てくる人名は全て仮名です。  この日の朝食は菠蘿油(ボーローヨー)。  これを食べたくて、西營盤の坂道を歩く。香港は坂道だらけだ。この辺は特に「坂道の街」と呼ばれるくらいには坂道だらけらしい。東京も坂道が多いところはあるけどアジアの都市って坂道がちなんだろうか。  又の名をpineapple bao。でも別にパイナップルが入ってるでもなんでもない。ネーミングのそれは日本のメロンパンと一緒。でも、味はまたメロンパンとも違う。メロンパンほど甘くない。どっちかというとしょっ

          香港游記 3日目

          香港游記 2日目

          ※人名は全て仮名です!  今日はBertさんに会う。11:00にフェリーの発着場で待ち合わせ。香港島からフェリーで九龍の方に向かって、尖沙咀でランチに飲茶をするらしい。 マカロニスープとミルクティ  まずは朝食を食べに行くことにした。とりあえず、香港らしいものが食べたい。街に出て、歩きながらきめよう。  エレベーターで昨日看守さんとの通訳で助けてくれたお兄さんにあった。いまから朝ごはんでも食べようかと、と言うとミルクティの美味しいお店を教えてくれた。しかも、途中まで一緒

          香港游記 2日目

          香港游記 1日目

           11月25日から29日まで香港に行ってきた。実は、帰国直後にインフルになって、これもnoteにかけるくらい?しんどかったため、肝心な香港の記録が滞っていた。今日からぼちぼち記録していこうと思う。皆さんもインフルエンザにはお気をつけて。吐いたり倒れたり大変。 出発  11月25日5時18分。早起きして、諸々小さな忘れ物をしたなぁと思いながら日暮里に向かう電車に乗った。化粧下地とか、綿棒とか、何か羽織るものとか。香港も室内はエアコン効いてて寒いっていうから。私はエアコン系の

          香港游記 1日目

          リービング・ホンコン

          35分のdelayの後、ようやく出発しそうです。キャセイのwifiは有料なので、もうすぐインターネットも使えなくなるので手短に。 まず、私は香港が本当に大好きです。私の旅を助けてくれた香港の人々に感謝しかしていないです。初めての度で不安なことが沢山あったけど、香港の人達は本当に優しく助けてくれました。 飛行機が動き出した。 空港で買ったエッグタルトを大事に足の下に抱えています。 元々、アジアの文化には興味があったとはいえ、やっぱり実際に行って体験しないと分からな

          リービング・ホンコン

          一人旅前夜

           久しぶり、高瀬です。  怒涛の秋学期も過ぎ去り、秋休みとなりました。  実は、香港観光局の主催する航空チケットばら撒きキャンペーンにたまたま当たって、明日から4泊5日で香港に行ってきます。  全く実感の湧かないまま、期末テスト、期末レポートを終え、気づけば明日。明日は5時18分の電車に乗らなければならないので、今日は早く寝ようかと思います。  それにしても、実感が湧きません。中学生の頃に家族旅行でフィリピンに行ったっきり、海外は行ったことないし、ましてや一人旅。自分でも

          一人旅前夜

          「福田村事件」を観ました。

          福田村事件、多分、過去一泣いた映画だったと思う。普段、私は映画で滅多に泣かない。開始数分でもう泣いてた。それは流石に脆すぎか。いや、普段は脆くないんだけどな。 涙は涙と言っても感動の涙じゃない。ひたすらに悲しくて、辛い涙だった。 何がこんなに辛かったかと言えば、それぞれの差別のそれぞれの道理を理解してしまえたから。必死に生きるため、家族や仲間も守るための結果が差別であり、虐殺であった。差別が合理的であったが故に、合理が丁寧に丁寧に描かれているが故に、差別的心理に至るのもその

          「福田村事件」を観ました。

          頭があんまりにもこんがらがって、一回野狗子に脳みそ吸われて欲しい!!!!!!!!

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          付き合ったことないのはやばいのか。

          「大学生にもなって、付き合ったことない。やばい。」 まぁ、「大学生」じゃなくても、人生の通過点を示す言葉と一緒に、恋愛経験/セックスの経験が無くてやばいだのなんだの焦ってる人たちがいる。人生の通過点のどこかしらで恋愛を経験しておくことが強く推奨される社会だからか。 まず率直に。 焦るな、やばくない。 「やばい」は評価の形容詞だ。 私含め、多くの若い世代は特に、恋愛が個人の自由であって、それが直接的で普遍的な人間の評価に繋がらないことを知っている。(って信じてる

          付き合ったことないのはやばいのか。

          病みがちな時にnoteが捗るのでいつも病んでる人みたい。わりといつも心の隅に病みはいるっちゃいるけど、別に良い気分な時もちゃんとあるし。ふん。

          病みがちな時にnoteが捗るのでいつも病んでる人みたい。わりといつも心の隅に病みはいるっちゃいるけど、別に良い気分な時もちゃんとあるし。ふん。