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#1 中小企業診断士としての生い立ち

前回挨拶そこそこにスタートしたnoteですが、まともに自己紹介すらしていなかったので、今日はその辺に触れてみたいと思います。

私は、既にtwitterやインスタ等で発信している通り、サラリーマンとしてドイツに駐在するかたわら、中小企業診断士としても活動しています。

今日は中小企業診断士としての”生い立ち”について書きたいと思います。
まずは、受験生時代に大変お世話になった「一発合格道場」で掲載して頂いた合格体験記を紹介させてください。受験生向けのページなのですが、私とは誰?が結構詰まっていて、自己紹介にぴったりのクオリティなのです。蛇足ですが、受験生時代、masumiさんの投稿にかなり影響を受けていたので、憧れ?の診断士に体験記を紹介してもらえてすごくうれしかったのを覚えています。

私が中小企業診断士に興味を持ったのは社会人1年目。新聞だったかニュースだったかは忘れましたが、経営に必要な要素を広く学ぶ経営コンサルタントの国家資格である中小企業診断士が、営業だけではなく守備範囲広く仕事がしたいなー、とおぼろげに思っていたことと、自分のなかで重なったんですよね。うまく表現するのが難しいのですが、ピン!ときたのだと思います。

そして、勢いそのままに新卒1年目で仕事もままならない中、TACの通学に申し込み、八重洲校に通い始めました(今振り返るとなんて無謀なんだろうと、我ながら寒くなります・・笑)。

もちろん、現実はそんなに甘くはなく、残業に追われ、授業は欠席がちになり、徐々に勢いは落ち、しまいには体調を壊してしまい、年間スケジュールの半分も消化せずにドロップアウトしてしまいました。

今振り返ると、体調云々ももちろんあったのですが、もう解放されたいという思いでいっぱいだったので(自分で始めたくせに)、悔しいとかそういう気持ちもありませんでした。

そこからは、どこか頭の片隅で引っ掛かりつつも、診断士とは縁のない日々を送りながら、社会人も5年目を越えたあたり、事業環境が厳しく、危機に瀕した事業を立て続けに2つ経験することになります(この話もいつかちゃんと書きたいなと思います)。

そこで何をやっても上手くいかない悔しさ、挫折、自分自身に対する無力さ、好き放題言う外野に対する苛立ち、を痛いほど味わうことになりました。

「このまま会社で経験積んでも、自己流では本当に窮地に立った場面ではいつまで経っても勝負にならない」という危機感と、
「この悔しさを二度と味わいたくない!」という負けん気から、
まずは一度、”事業”というものをしっかり理解して、自分でコントロールできるように理論をちゃんと学ぼう!と思い、中小企業診断士にリベンジすることを決めました。本当は、海外でMBAを取ろうと思ったのですが、会社の選考に落ちてしまい、診断士にシフトしたという背景もあります(このあたりもまた追々・・)。
同時に、自分の会社にとどまらず、事業再生の専門家になりたいという夢が芽生えたのもちょうどこの頃でした。

とはいえ、第一子が生まれた直後だったので、奥さんにはいまだに「産後すぐ受験すると言われたときの時の絶望は忘れない」と笑われますが、家族の後押しを受けて、約1年間の受験生期間を経て、2022年に合格し、2023年に中小企業診断士に登録することになりました。

本当は合格→登録まではもう少しゆっくり準備したかったのですが、合格した年の年末にはドイツへの駐在が決まり、ばたばたしたまま今に至ってしまいました・・

元々、診断士と並行して、海外(ドイツ)で働く!という強い意志があったので、今は海外で活躍する診断士を目指して日々、奮闘中です。

あとは、受験生時代から通信×独学だったので、診断士仲間はほぼゼロ・・今住んでいるドイツには日本人はたくさんいらっしゃるのですが、商工会議所やJETROを通じて探してみても、知り合いどころかそもそも診断士がいないと言われ、孤独を感じる毎日です。。笑
なので、もし受験生や診断士で通ずるものや聞きたいことがありましたら、ぜひぜひ反応して頂けたらすごく嬉しいです。

少し長くなりましたが、これが生い立ちとなります。
最後まで読んでいただきありがとうございます!


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