見出し画像

僕の 嫌いな 部分

僕は自分の嫌いなところがある。
それは小さなことでムキになる時があることだ。
上記も「小さなことでムキになることだ」でいいところを「なる時がある」としているところも、いつもじゃないよ!と誤解されたくないところがもうムキになっている。

はぁ~…

自分でも鬱陶しいと思うが、それは客観的に見れている時に限る。
冷静じゃないときは真剣に思ってしまう。

以前こんなことがあった。

僕は毎月奥さんをバイクで病院に連れていく用事がある。
女性あるあるかもしれないが、準備が遅くいつも出発の5分10分遅れる。
その日も例によって出発が遅れたので急ぐ必要があった。
僕は運転が下手なので、少し遠回りでも分かりやすい道や知ってる道を選ぶのだが、今回は最短で着かなければ予約の時間に遅刻してしまう。
あまり走ったことはないが、普通に行けば最短で着けるうろ覚えの道で
行くことにした。

嫌な予感はしていたが僕は案の定道を間違え、ギリギリ間に合う可能性を遅刻確定にさせた。
信号待ちの間に奥さんが病院に遅刻する旨の電話を入れたのだが、その時の
伝え方が引っかかってしまった。
「すみません、ちょっと道を間違えてしまって遅れそうです。」
だった。
ここで僕の嫌な性分が現れた。

いや遅刻の原因はそもそも出発が遅かったことだ。
それを取り返すために僕は慣れないことをして失敗してしまった。(そもそも道間違えるのアホすぎるのだが)
それも確かに原因っちゃ原因だが100%僕のせいみたいにされると阿藤快みたいになってしまう。
別に遅刻しますだけでいいし、道が混んでてとか、言いようはいくらでもあるのに…
しかもこの病院には2年弱通っている。
着いたときに受付の人に「20回程通っている病院への道を間違えた旦那を
連れた患者さんがあと少しでここに来るわよ」と盛り上がったりしてるんじゃないかと思うと恥ずかしくて仕方ない。
そんな気持ちも知らず「電話したよ!全然大丈夫!」と励ましてくれる奥さん。
僕は「伝え方おかしくない?」というわけもなく、なんとか気持ちを咀嚼してモヤモヤを飲み込んだ。

ただ、着いて受付の人が笑ったりこっちを見てないかが気になったりととにかく恥ずかしく多分僕のほうが何かの病気と思われるくらい顔が赤かったと思う。

まぁ実際のところは分からないが受付の方々は僕の前では笑うような素振りは見られなかったので一旦安心した。

と、こんなことがあり励ましてもらってる時くらいに少し冷静になれて「また俺ムキになってるわ…」と思えたが、これくらいのことは最初から気にしないような人間になりたい。

奥さんが励ましのクラクションを鳴らしてくれたおかげで喧嘩という事故にならずに済みました。

バイクだけにブンブン。

頂いたサポートでバイトの昼休憩で食べる丸亀製麵のかけうどんにいっぱいトッピングをしたいと思います!