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おとな女子こそ旅に出よう。

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記事一覧

忘れられないホテル:奈良ホテル (Nara / Japan)

忘れられないホテル:奈良ホテル (Nara / Japan)

クラシックホテル好き、という方は結構いらっしゃるのではないでしょうか?私もそのひとり。そもそも建築好きというのもありますが、特に歴史を感じる建築物って、何とも言えない、抗い難い魅力がありますよね。

国内にあるクラシックホテルのうち、宿泊したことのある数少ないひとつが奈良ホテル。平城遷都1300年の記念行事で奈良が大変なことになっていた時期に、両親と1泊だけ奮発して泊ったことがあるのです。

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おとな女子旅:そして神戸!その②

おとな女子旅:そして神戸!その②

おとな女子ブラブラ&3大幸せホルモン増強旅の前半:神戸編その②。私は約40年ぶり、神戸編の相棒Ms. Nakakoは神戸デビューにつき、定番の観光地もちゃんと観て回ってきましたよ。ただ、この年齢になるといろいろと見聞きし経験していることもあるせいか、辛口になる傾向は否めない、かもしれません。

ということで、神戸ブラブラの感想その②です。

北野・異人館

TravellinGorgeous®世代

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おとな女子:旅の効能アゲイン③外国語を話すと顔が変わる?

おとな女子:旅の効能アゲイン③外国語を話すと顔が変わる?

医学的な観点から、外国語を話すメリットに『表情筋が鍛えられる』というものがあるそうです。表情筋の中でも特に、咬筋の深部にあるコロノイド筋(顎を動かす筋肉群のひとつ)という小さな筋肉は、最近の研究に於いて『顔全体のバランスに影響を及ぼす重要な役割』であることが判ってきているとか。

この聞きなれない名前のコロノイド筋というものは、スイス:バーゼル大学のジルヴィア・メゼイ博士が率いるチームが、なんと2

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舌は忘れない:ソパ・デ・リマ(Sopa de Lima/Mexico)

舌は忘れない:ソパ・デ・リマ(Sopa de Lima/Mexico)

結婚当初から、『うちは国際結婚だから!笑』と夫から言われるほど、我が家の普段のゴハンは洋に偏りがち(特にイタリアン)。そして、いざ外食となると、メキシカンかスパニッシュがTOP2です。イタリアンとスパニッシュはとても似ておりますが、意外と違うのですよ~。どちらかと言うと、スパニッシュの方が好きかもしれません。毎日でも大丈夫な味。特に、生ハムはイタリア産よりもスペイン産の方が好き。

そしてメキシカ

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50代で行っとこう!エディンバラ(Edinburgh, UK)

50代で行っとこう!エディンバラ(Edinburgh, UK)

街全体が世界遺産となっているエディンバラ。イギリスを構成しているスコットランドの中心都市へは、ロンドンから飛行機で2時間、列車ならキングスクロス駅から約5時間、コーチ(長距離バス)なら約12時間(夜行で寝て行く人も結構多い)、様々な移動手段で訪れることが出来ます。エディンバラの旧市街は、日本人が‟イギリスの古い街並み””と聞いてイメージするものに、一番近いのではないでしょうか?新しい建物、最新の設

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‟泊まることが旅になる” :Marriott Mena House Cairo (Egypt)

‟泊まることが旅になる” :Marriott Mena House Cairo (Egypt)

世界有数の人気観光地であるエジプト:カイロ。市内には5ッ星ホテルも沢山あります。ラグジュアリーホテルの中には、カイロの中心部に建つ高層タワーホテルも多く、ぶらり市内へ出歩くには便利な場所に建っているのですが…。

個人的な意見として、たぶん、エジプトで‟ぶらり”街歩きするスタイルの旅の場合、そういうレベルのホテルに泊まらない旅行者の方が多いんじゃないかなぁ、と思っております。ある程度、ホテル内でま

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おとな女子:ひとり♨養生デビューしてみた

おとな女子:ひとり♨養生デビューしてみた

ということで、年明けにドドーンと溜まった疲れを癒すべく、急遽1泊2日のオフを確保し、おひとり様温泉宿デビューしてきました!TravellinGorgeous®で推している『非日常のススメ&ちょこっとTRIP』、今回の行き先は特急:踊り子号の終点、伊豆下田に決定!踊り子乗車も超久々で、ここからもう上がりますねー。ただ、全て直前で決めたため、さすがにサフィール踊り子号は満席で取れず。いつかは乗車してみ

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行きつけの町:Potsdam(Germany)

行きつけの町:Potsdam(Germany)

正直なところドイツと言う国は、私の中では長い間、スイスと同じような位置付けでした。いつか、そのうち、行けたら良いかな、60を過ぎてからでも良いかな、的なランク付けで、積極的に『行きたい!』という感じではありませんでした。欧州の中でも治安が良い方だし、若者を惹きつけるエキサイティングな要素があまり感じられず、川下りや古城巡りなど、むしろゆったりゆっくりの旅というイメージがあったもので。

それが突然

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旅行観光業:女性トップ増加中!

旅行観光業:女性トップ増加中!

今年の初め、JALの新社長に初めて女性が就任したということは、大きなニュースとして取り上げられましたね。航空業界だけでなく、日本の旅行観光業界全体を見渡しても、ラグジュアリーホテルの総支配人など、この数年で女性のトップがだいぶ増えて来たのではないかと思います。ただ、欧米に比べたらまだまだ少ないですが。

ジェンダーフリーの登用はもちろんなことですが、敢えて女性を抜擢する場合のメリットというのは、女

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おとな女子旅:TravellinGorgeous®に時代が追い付いた?

おとな女子旅:TravellinGorgeous®に時代が追い付いた?

欧米の旅行観光業界では、昨年秋頃からの流れで、‟Quiet Luxury”だけでなく‟Slow Travel”というキーワードも定番化してきているそうです。スロートラベル、文字通り『ゆっくりした旅=詰め込まない旅程』のこと。毎日違う場所に泊まる周遊ツアーに代表されるような、帰国した途端に次の休みが必要だと思ったり、帰宅した途端に疲れがどっと出ることのない、心身ともにゆったりした旅のスタイルという事

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舌は忘れない:自家製出来立てリコッタ(Ricotta Fresca)

舌は忘れない:自家製出来立てリコッタ(Ricotta Fresca)

出来立てホヤホヤのリコッタチーズを食べたことありますか?イタリアのフレッシュチーズで、カッテージチーズに似ているアレです。ホエー(乳清)から作られるので、チーズの中ではカロリー低めにつき、良く食べるという方も多いと思います。

近頃は国産の品もだいぶ増え、気軽に買える値段のモノも多くなりましたが、私が初めて食べた1990年代の始め、国内で手に入るイタリアチーズはほぼ輸入品しか無かった!だから高額だ

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