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LCCとFSCの一番の違いはお金じゃなくて長年培った信頼度

LCC=Low Cost Carrier(J社やP社)
FSC=Full Service Carrier(JALやANA)

私は今までLCCに4回乗り、3回遅延している。
乗るたびに「今後は何があっても絶対にLCCは使わない」と決心するんだが……安さに釣られてつい……。

LCCで働いている人やLCCを使っている人には申し訳ないが、4回目で「LCCは使いものにならない」というのが、私の中で確定してしまった。

さて、つい先日のこと。
あるLCCの会社の飛行機に乗ったところ、離陸直前になって設備点検とか何とかでまた駐機場に引き返すという事態が起こった。
出発が大幅に遅れ、予定より1時間半も遅れて現地空港に到着した。

最初からLCCに定時運行なんぞ期待していなかったので、1時間の余裕は見ていたが、さすがに1時間半の遅延は想定外。
結局、その後の予定に間に合わせるために、

本来は使わなくていいお金(11,000円)を使い、

31時間ほぼ不眠状態で仕事するハメになった。

結果として、使わなくていいお金と労力を使ってしまった。
安さに釣られた自分に腹が立つ。

駐機場に戻ると、機体には再びボーディングブリッジが接続され、いろいろな人が出入りし、キャビンクルーさん達が慌ただしく動き回っていた。
(私は一番前に座っていた)

乗り継ぎ予定があるお客さんがキャビンクルーに「あの…○○空港へ行かなくちゃならないんですけど、間に合わなかったら……どうなるのかなって……」と遠慮がちに聞いていて、私は心の中で、

ぶっちゃけ、金返せって感じだよな

と。

キャビンクルーは「状況が分からないので、お待ち頂くしか」と言うばかり。
(思った以上に状況が混乱している様子だった)

私はイライラしながら、ふと考えた。

これがもしJALやANAなどのFSCだったら?

  • LCC=ホント使えねぇな。マジで金返せよ。

  • FSC=安全を考えて念入りに点検してるんだな。まぁ仕方ねぇか。

多分、こうなるんじゃないかと。

もしJALの飛行機で、全く同じ状況に遭遇したとしても「天下のJALが手こずったなら仕方ない」と思ったんじゃないかと。

これ、やっぱり信頼度の違いだと思う。

料金が安いのは確かにいいことだが、やっぱりお金に代えられないものの違いはこういうところに出る。

  • LCCだから仕方ない。

  • LCCだから許すしかない。

  • LCCを使う人が悪い。

LCCって、免罪符か?

JALよ、LCCなんぞに手を出した俺が悪かった。

やっぱり日本の空にはJALが似合うよ。
(たまにANAも使うけどね)

まぁ、個人の意見です。


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