山下拓也

会社員、管理職。「現在の肩書がなくなっても、自分の値段を自分で選べる」ようになるための…

山下拓也

会社員、管理職。「現在の肩書がなくなっても、自分の値段を自分で選べる」ようになるための準備をしています。考えたことの言語化・発信(アウトプット)の習慣化・将来の素材ストックのため、また、初めましての後のプロフィール代わりにお知らせできることを想定して、noteを書いています。

最近の記事

  • 固定された記事

vol.090「教科書や研修では教えてもらえない?試行錯誤の産物『管理職の、これだけはやる』集」

あるひとつの能力について、違うコミュニティの別々の人から、具体的な表現で評価されるか褒められるかして、 「あ、これ、もしかすると『お金の取れる技術』なのだな」 と気づく、ということが何度かありました。 または、管理職を十数年やってきて、 「この視点って、めちゃ重要なわりに研修でも教えてくれないよな」 「このスキルは、どうやら自分が、ほかの管理職より得意らしいぞ」 と思ったことが、いくつかあります。 これまでに何度か、記事に書いてきたテーマ群を、いちど体系的に整理しておきた

    • vol.098「対談企画に手を挙げて、インタビューを受けた話:"実験"の価値はとてつもなく大きい。」

      木下斉さん、林裕也さんプレゼンツ「ジブン株式会社RADIO」企画に挙手参加しまして、私は太田祐介さんにインタビューいただきました。今朝終えたところで、直後の感想を書き留めておきます。 「ジブン株式会社RADIO」・・・ 木下斉さん主催「ジブン株式会社マガジン」の発信者から有志を募集して、インタビュアー・ゲストとしてマッチングさせ、ラジオ放送(Voicyでの配信)を行なおう、というものです。4月末のVoicyライブアワーに登壇された一人である林裕也さんが「書く力と話す力は別物

      • vol.097「顧客交渉のキモ:『最重要人物を見つけて攻略する。攻略法は当の相手に教えてもらう』」

        誰にでも、特技、取り柄はあるもの。 「『立場』として仕事をする。『個人』を切り離す。結果、精神的に健全な状態をつくる。たとえば顧客との厳しい交渉、俗にいうクレーム対応などの場面にも適用している」ことは、そのひとつです。 以前の投稿で、トラブルの起きたお客様との交渉、いわゆるクレーム対応のポイントについてシェアしました。 対等に振る舞う、逃げない、言いにくいことを言いきる、断る・持ち帰らない、最重要人物を倒すことに集中する―。 このうち「最重要人物を倒す、攻略法」について少

        • vol.096「『いつやって来るか』は常にわからない。相手の温度で読んでもらうために書き出しておく。」

          誰にでも、特技、取り柄はあるもの。 「自分の意見をはっきり言う。禁止されてないかぎり手を挙げる。自由発言するほうである」は私の、少なくとも特徴だと思います。 会社組織人的な視点でいうと、おかげで問題解決が一気に進んだこともあれば、相手を意図せずめちゃ怒らせたことも(数しれず)あります。 ◆『相手の温度』で読んでもらうために、書きためる。有名人だとか経営者にかぎらず、すべての人が発信したほうがいい。同感です、というか「言いたかったことを整理してもらえた」感じがします。 Fa

        • 固定された記事

        vol.090「教科書や研修では教えてもらえない?試行錯誤の産物『管理職の、これだけはやる』集」

        • vol.098「対談企画に手を挙げて、インタビューを受けた話:"実験"の価値はとてつもなく大きい。」

        • vol.097「顧客交渉のキモ:『最重要人物を見つけて攻略する。攻略法は当の相手に教えてもらう』」

        • vol.096「『いつやって来るか』は常にわからない。相手の温度で読んでもらうために書き出しておく。」

          vol.095「天は残念ながら二物を与える。真似るのは本業・成果【以外】の部分だ。」

          誰にでも、特技、取り柄はあるもの。 「自分の意見をはっきり言う。禁止されてないかぎり手を挙げる。自由発言するほう」は私の、少なくとも特徴だと思います。 会社組織人的な視点でいうと、おかげで問題解決が一気に進んだこともあれば、相手を意図せずめちゃ怒らせたことも(数しれず)あります。 ◆「練習」する理由。ここ十年超ほど取り組んでいるテーマ、「言語化」。 人より下手だから、人より練習しています。成長の4段階でいうと、まずは「有意識無能」から「有意識有能」への移行を目指す感覚です。

          vol.095「天は残念ながら二物を与える。真似るのは本業・成果【以外】の部分だ。」

          vol.094「ITの『残酷さ』:能力の差を増幅する道具。」

          誰にでも、特技、取り柄はあるもの。 「自分の意見をはっきり言う。禁止されてないかぎり手を挙げる。自由発言するほうである」 は私の、少なくとも特徴だと思います。 会社組織人的な視点でいうと、おかげで問題解決が一気に進んだこともあれば、相手を意図せずめちゃ怒らせたことも(数しれず)あります。 ◆「SNS心がけ」を、必要とする人、しない人。前回ご紹介した、『SNS心がけ7か条』。 ①友達申請の際はメッセージを添える ②「見られている」という観点を持つ ③「美味しくなかった」紹介

          vol.094「ITの『残酷さ』:能力の差を増幅する道具。」

          vol.093「自分の意見を発信する②『SNSでの心がけ7か条』と、二所ノ関部屋の師弟関係。」

          誰にでも、特技、取り柄はあるもの。 「自分の意見をはっきり言う。禁止されてないかぎり手を挙げる。自由発言するほうである」 は私の、少なくとも特徴だと思います。 会社組織人的な視点でいうと、おかげで問題解決が一気に進んだこともあれば、相手を意図せず怒らせたことも(数しれず)あります。 ◆『SNS心がけ7か条』を考えてみた話。2014年8月から2020年8月まで、Facebookで「1日1回投稿」を続けたことがあります。バックナンバーを確認すると vol.2180 とあり、約6

          vol.093「自分の意見を発信する②『SNSでの心がけ7か条』と、二所ノ関部屋の師弟関係。」

          vol.092「自分の意見を表明する①「引用の魔力」と「自分で考えたこと」のライン」

          誰にでも、特技、取り柄はあるもの。 「自分の意見をはっきり言う。禁止されてないかぎり手を挙げる。自由発言するほうである」 は私の取り柄、が言いすぎなら、少なくとも特徴だと思います。 会社組織人的な視点でいうと、そのおかげで困り事を一気に解決(※)したこともあれば、いわゆる偉い人をめちゃ怒らせたことも、何度もあります。 ※その場でリソース(援軍)調達が決定した、不要な宿題を持ち帰るのを阻止 等など。 ◆「自分で考えたこと」を発信する。2014年8月から2020年8月まで、F

          vol.092「自分の意見を表明する①「引用の魔力」と「自分で考えたこと」のライン」

          vol.091「『わかってたつもり』の粗さ、不確かさに気づかされた:政近準子さんラジオ出演。」

          私の学びの師匠のひとりである政近準子さんが、ラジオに出演されました。「渋谷のラジオ」の『シブヤファッションエクスプレス』というコーナーで、ナビゲーターは早川千秋さん。そこに政近さんがゲストとしてインタビューを受けるというものです。 ※スマホ用noteアプリからアクセスすると、30秒早送り巻き戻しもできます。聴き直しにおすすめ。 放送を聴いて考えたことをシェアしてみます。 ◆「何をしている人か」を一言で説明できない問題。政近さんは日本で最初にパーソナルスタイリストという概

          vol.091「『わかってたつもり』の粗さ、不確かさに気づかされた:政近準子さんラジオ出演。」

          vol.089「自分で考え、自分が意思決定する:常に『自分の意見』を持つ:後編」

          前回の「どうせ話すのなら『主観にもとづく意見』を言おう」の続きです。 ◆「自分の意見で生きていこう」ちきりんさん著『自分の意見で生きていこう』にこんなことが書かれていました。 「独自の視点で、言いきって、批判に とんちゃくしない(完全スルー)」 という点において、ちきりんさんはトップレベルの人だと思います。 ◆「自分の意見で生きているか」、点検結果三つの切り口を、自身に置き換えて、セルフチェックしてみました。 (1)「自分で考える、誰かのでなく自分の意見を言う」 ◯

          vol.089「自分で考え、自分が意思決定する:常に『自分の意見』を持つ:後編」

          vol.088「話すのなら意見を言う:常に『自分の意見』を持つ:前編」

          前回ご紹介した矢野香さんの「計画無しに喋り出さないこと(意味のないことは言葉にしない)」の続きです。 矢野さんの教えを裏返すと、「口を開くのなら意味のあることを言いなさい」、つまり「(一般論や検索すれば判る情報ではなく】自分の意見・主張をかならず言おう」とも言えます。目的を持って、それを達成しましょう、ということです。 前段で、常に自分の意見を持っておくことがとても大切だと言えます。 ◆意見を言う人、言わない人。しばらく前に、師の一人とのディスカッションで、「自分の意見

          vol.088「話すのなら意見を言う:常に『自分の意見』を持つ:前編」

          vol.087「自分の喋った録音を自分で聴く、自分の書いた文章を時間を空けて読み返す:『客観視への道ははなかなかに厳しい』。」

          矢野香さんの、最初の著書の読後メモ=書籍紹介ブログ記事 が残っていました。2012年の4月だから、約12年前の文章です。 自分でも、こんにちの価値観、感覚で読み返すと、ちょっとイタい感じもしますが、ご参考にシェアします。 ----( 2012.4 のブログ投稿より 抜粋転記 )---- 本日は、書籍をご紹介します。 先月1ヶ月、出張に社外勉強会に、移動・遠出時含めてずっとカバンの中に携行した1冊です。 『その話し方では軽すぎます!エグゼクティブが鍛えている「人前で話

          vol.087「自分の喋った録音を自分で聴く、自分の書いた文章を時間を空けて読み返す:『客観視への道ははなかなかに厳しい』。」

          vol.086「目的なく喋りださないこと。言語のアスリート、矢野香さん。」

          矢野香さん、新著『最初の15秒でスッと打ち解ける 大人の話し方』を読みました。 矢野さんは「他者からの評価を上げる専門家」(同書前書きより)。 業界分野にかかわらずビジネスパーソンに必須の視点「常に意図を持って話す」「印象はマネジメントするもの」をはじめ、多くのことを教えてくださった、プレゼンテーションの師匠です。 また、好きになる先生の共通点「ステージ上と降りた後で、態度が変わらない」「メニューに値段がない」「具体的で細かい」「即答する・断定する・保留しない」にあてはまる

          vol.086「目的なく喋りださないこと。言語のアスリート、矢野香さん。」

          vol.085「メモ:木下斉さん、林裕也さんライブ放送の感想。」

          誰にでも、特技・取り柄、ないし偏り があって「大多数の人が、取り組みテーマと考えないことに焦点をあて、言語化してみる習慣」はそのひとつです。 関連して、「抽象化を試みて、内容が伝わるかどうか」の訓練をしています。 今朝は、木下斉さんと林裕也さんのライブ放送を聴きながら、内容は(プレミアム放送なので)具体的に書きすぎずに、その場で速報感想を書いてみる、というのをやってみます。→やってみました。 (背景) 先日の木下さん「ジブン株式会社経営のすゝめ」に登壇されていた皆さんが、

          vol.085「メモ:木下斉さん、林裕也さんライブ放送の感想。」

          vol.084「後輩が即答で教えてくれた、『部下が上司に期待する、3つの条件』。」

          誰にでも、特技・取り柄があって「大多数の人が、取り組みテーマと考えないことに焦点をあて、言語化してみる習慣」はそのひとつです。 たとえば「部下からはどう見えているか」を、どうにか客観視(文章にする)しようと、自覚的であろうともがいていることは、すくなくとも「特徴」だと思っています。 ◆部下が即答で教えてくれたこと。前に後輩(部下)と話していて、 「部下が上司リーダーに期待することって何がある?(そもそも期待してる?)」 と尋ねたところ、3つ挙げてくれた。 「一貫性があるこ

          vol.084「後輩が即答で教えてくれた、『部下が上司に期待する、3つの条件』。」

          vol.083「自分の能力を抽象化してみる。『特技は2つ以上必須である』説。」

          誰にでも、特技・取り柄がある、私の場合「人の話を、反応しながら聴いて、整理する能力」がそのひとつです、という話の、続きです。 ◆自分の「能力」を抽象化してみる。これまでに、仕事で、またはプライベートも含めて、「得意:世の中の平均よりスキルが高い」かつ「好き:やっていて面白い」と思えたのは、 (1) 話を聞いて、感じたことをフィードバックする。内容を整理してみせる。考えるための質問をする、 (2) お詫びや謝罪など、トラブル対応をする。材料が足りない状態で交渉や説明の場を持た

          vol.083「自分の能力を抽象化してみる。『特技は2つ以上必須である』説。」