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《ポイ活道》Tポイントで株式投資(5)(マネーマシンを作るためのポートフォリオ)

前回の《ポイ活道》Tポイントでコツコツ 株式投資(その4)ではTポイントで1株購入する時の楽しみ方についてご紹介しました。

1株でも複数銘柄を保有することで株主優待をたくさん獲得できます。

それはそれで楽しいのですが、Tポイントのみ投資をしている立場から言えば、お小遣い資産を最大化をするためには多くの配当金を獲得し、再投資を加速させていく必要があります。

値上がり益を狙うのも良いのですがそもそもそのような才能はなく、ネオモバにおける少ないTポイントのみ投資方法では約定機会が1日3回しかないことも考えると、やはり継続的に配当金を得ることが運用を安定させる近道と言えます。

そこで今回はTポイントのみで投資をしている場合の、再投資を加速させるためのポートフォリオについて考察していきます。

マネーマシンとは?

マネーマシンとは読んで字のごとく、「お金を生む装置」のことです。金融市場では株の配当金により不労所得を生み出すことを言います。

日本株は年2回の配当金がほとんど

配当金を毎月受け取ることができれば再投資サイクルを早めることができるのですが、残念なことに配当を受け取ることのできるほとんどの日本株は年1回または2回です。

米国株は年4回配当金を出す企業も数多くある中で、日本株は配当金を受け取るまで半年も待たなくてはいけません。

配当金再投資を加速させるのは困難であると言えます。

しかしながら、数こそ少ないですが年4回配当金を受け取ることのできる銘柄もあります。

また、年1〜2回配当の日本株でも配当金獲得月をずらすなどすることで、見かけの配当金を毎月にすることが出来ます。

今回は再投資速度を高めるためのマネーマシン、「毎月ポートフォリオ」「年8回配当金ポートフォリオ」についてご紹介します。

毎月配当金ポートフォリオ

1月から12月までコンスタントに配当金を受け取れることを確認した銘柄(一例)は以下の通りです。

その他にも配当金獲得月の異なる企業はいくつもありますので、参考程度であることをご承知おきください。

  4月 積水ハウス(1928)、丹青社(9743)
  5月 イオンフィナンシャルサービス(8570)、進和(7607)
  6月 オリックス(8591)、KDDI(9433)、ダイサン(4750)
  7月 日東製網(3524)
  8月 サムティ(3244)、TAKARA&CAMPANY(7921)
  9月 ブリヂストン(5108)、積水ハウス(1928)、ヤマハ発動機(7272)
10月 丹青社(9743)
11月 イオンフィナンシャルサービス(8570)、進和(7607)
12月 オリックス(8591)、KDDI(9433)、ダイサン(4750)
  1月 TAKARA&CAMPANY(7921)
  2月 サムティ(3244)
  3月 ブリヂストン(5108)、ヤマハ発動機(7272)

比較的配当利回りも高い銘柄構成(12社)となっています(2.96~4.39%)
(ネオモバでの表記に基づく)。

ご紹介させていただいたポートフォリオでは7月と10月は銘柄が少なく配当金の総量をコンスタントにしたい場合は株数を調整する必要があります。

その他にも銘柄はあると思いますし、まだまだ勉強中の身ですので妙案をお持ちの方がおりましたらアドバイスを頂けると嬉しいです。

年8回配当金ポートフォリオ

毎月配当金ポートフォリオではたくさんの銘柄を保有する必要があります。

たくさんの銘柄を管理するのが億劫な人は、年4回配当金を獲得できる銘柄に絞って年8回配当金ポートフォリオを組むと良いと思います。

5月、8月、11月、2月配当金
 ホギメディカル(3593)、コムチュア(3844)
6月、9月、12月、3月配当金

あおぞら銀行(8304)、GMOフィナンシャルホールディングス(7177)

2銘柄だけで年8回配当金受け取ることが出来ます。

調べが足りていないところもありますが、他にも年4回配当を受け取ることのできる銘柄がありますので場合によっては毎月配当金を獲得できる構成銘柄が作れるかもしれません。

上記の組み合わせにより、銘柄数を減らした毎月配当金ポートフォリオを組むことが出来ます。

これらの銘柄を保有していくことで、Tポイントで得た株から配当金を生み出すマネーマシンを作り出すことが出来ます。

注意点もあります。ネオモバでは上場廃止確定した銘柄は上場廃止までの期間1単元未満では取引が出来なくなりますので、配当金を継続して出せるような業績の安定している銘柄を選択することか肝要です。注意点については下記の記事を書いていますのでご参考にして頂けると嬉しいです。

これらのポートフォリオの弱点について

投資の王道は分散投資(時間、国内外、株式、債券、不動産、現金、金etc・・・)です。

そもそも私にとってネオモバはTポイントのみ投資であり、日本株にしか投資していませんので外的要因(為替、地政学リスクその他もろもろ)のリスクは高めです。日本株相場そのものが下落する場合も痛いです。

唯一、Tポイント(ポイ活)が月当たり2000ポイント程度しか貯まらないため、ある意味で時間分散はできていますが・・・(笑)。

これらのポートフォリオにより銘柄の上場廃止や業績悪化による配当金減額などならないよう祈るばかりです。

投資は自己責任で

ここで紹介した銘柄や方法などは特定の利益、収益を保証するものではありません。

購入した銘柄についても株価が大暴落し、思わぬ損失を被ることがあります。減配、無配変更もしばしばあります。

情報を鵜呑みにせずご自身で吟味し、株の売買については全て自己責任でお願いします。

まとめ

今回は今回は再投資を加速させるためのマネーマシンについて毎月配当及び年8回配当金ポートフォリオをご紹介しました。
・銘柄選定により配当金獲得月をずらすことで、見かけの配当金を毎月にする(毎月配当金ポートフォリオ)
・年4回配当金を受け取ることのできる銘柄により年8回の配当金を受け取る(年8回配当金ポートフォリオ)
・配当金を継続して出せるような業績の安定している銘柄を選択することか肝要

・構成が日本株投資のみなので外的要因(為替、地政学リスクその他もろもろ)のリスクは高め

記事を読んでくださりありがとうございました。

次回はTポイントのみで株式投資した時の長期的な目標について考えていきたいと思います。

過去の記事についてもTポイント投資の記事を書いていますので読んでいただけると嬉しいです。

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