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欧州旅行中に体調を崩してしまったから、noteのネタにでもしないとやっていられない。

 コロナのセルフ抗原検査の判定が出るのを待ちつつ、この記事を書いている。唾液ではなく、果敢に鼻咽頭ぬぐい液を選択した私を褒めていただきたい。

 数日前から体調が急激に悪化し、オランダから南仏に蜻蛉返り。
 事の発端は、5月中旬。ステイ先の子どもが学校で風邪をもらって来てしまったらしく、その数日後からは、私を含む同居人全員が体調を崩していた。私の場合、当初は少し咳が出る程度だったのだが、この前の水曜日あたりから痰が絡んだような咳が酷くなり、咳き込む度に締め付けられるような頭と腹の痛みに襲われている。他の人たちは皆すでに寛解したようなのだが、私だけ軽快する気配がない。それどころか、寧ろ日を追うごとに悪化しているのが現状だ。因みに、著しい発熱は見られず、35度台後半から36度台前半の間を行ったり来たりしている。

 ここまで書いて頭を過ぎるのは、ご時世的なものもあり、やはり「コロナ」の3文字。私は出国前に病院の事務のアルバイトをしていたから分かるが、この症状は完全にコロナ罹患者のソレだ。寧ろ、これでコロナではないのなら、私はどれほど悪質な風邪に罹ってしまったのか。
 ステイ先の知人家族はと言うと、自分たちが既に寛解したからか「熱ないんでしょ?だったら大丈夫大丈夫!」と、楽観的。なんなら、咳「くらいで」体調が悪そうに振る舞う私に、若干腹を立てている様子。元を辿ればあなたのお子さんが学校で風邪をもらって来たんですけどね〜せめて「咳をするときは手や腕で口元を覆う」ことくらいは教えておきなさいよね〜 ...全くの善意でステイさせていただいている身なので、何も言えない。

 セルフ抗原検査の判定が出た。陰性。
 まだ確信はできないが、本当にコロナではないとなると、いよいよ怖くなってきた。

 となると、私が次にすべきは病院を受診すること。
 フランスの病院は、基本的に土日休診。それだけなら日本と何ら遜色ないように聞こえるかもしれないが、医療制度もやたらと複雑で、加えて英語も通じづらいとなれば、私のような旅行者が病院を受診するハードルは非常に高く感じられる。
 私が滞在する地域は都会ではないため医師の数が少なく、どこの病院も、木曜日にチェックした時点で予約は来週までいっぱい。近所の薬局で受けられるオンライン診療も当たってはみたものの、私はフランスの保険に加入していないからと断られてしまった。
 とりあえず、薬局で購入した咳止めシロップと、地域の日本人ママさんが譲ってくださった漢方があるので、それらを服用しつつ、週明けまで様子を見ることに。

 実は、出国前にも2週間ほど喉の調子が悪い時期があった。あのときは、出願準備にアルバイトに友人たちと遊ぶ約束に... と、冗談抜きで2ヶ月以上ぶっ通しで動いていた。だから、不摂生が祟って体調を崩したとしても、何ら不思議なことではなかった。
 渡仏から2~3週間が経過した頃にも今回と同様のルートで体調を崩し、1週間ほど喉の調子が悪かった。日本から持参した風邪薬も、そのときと今回の引き始めの頃とで全て飲み切ってしまった。
 そう、私は喉が弱いのだ。振り返れば、風邪の引き始めはいつも喉からだった。しかし、これほどまでに症状が重いのは、恐らく人生で初めてだろう。

 5日後からは周辺の欧州諸国に住む友人たちを訪問する予定が、そして、3週間後には帰国が控えている。
 仮にコロナであれば「帰国のタイミングでなくて良かった」とでも思えるのだが、いずれにせよ、咳き込み過ぎで私の腹筋が割れてしまう前に早く軽快に向かってくれないと非常に困る。

 そろそろ頭が回らなくなってきたので、今回はこの辺で。
 皆さんも体調管理には十分お気をつけて。

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