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鈴木恵TRIO 新潟ジャズストリート2023 出演いたしました。

新潟ジャズストリート「鈴木恵TRIOステージ at カファパルム」へお越しの皆さま、本当にありがとうございました。

スタート30分前には会場がほぼ半数は埋まっておりました。ジャズストリートで演るTRIO。もちろんお客さまはジャズを聴きに来ているわけですから、流石にビビりは隠せません。
公開リハ開始。「リハ聴いていただいてもし雰囲気違うなって思ったらどうぞ他の会場へ行っていただいて構いませんので。」逃げセリフを吐いてしまうも、誰一人動こうとはしません。顔色を伺い、守りに入ってる自分を猛省。もっとお客さまを信用しなくちゃ。
以降は、つまり本番はいつも通りの堂々TRIO。ありったけの雑談、ヒツジ放送局の話、手拍子、歌こそ一緒に歌えないけど、TRIOのオリジナルとカバー2曲を含む全11曲。
気づけばパルムは満員。途中いっぱいでお断りした方もいらしたそうです。(そこは申し訳ないところではありました)
TRIOメンバーは僕の様子がよく見えていて、押しどころ引きどころをわきまえている。これはバンドメンバーの信頼関係にしか成り立たないこと。
もちろん、今回はピアノの小出さんの存在も大きいです。デュークエリントンのカバー2曲は完全をお客さまを魅了していたし、それは僕にもよく伝わってきました。後半のTRIO+ピアノのアンサンブルに差し掛かるとお客さまの聴く熱が最高潮になっていました。58分のジャストタイムで無事幕をおろしました。

お客さまは実に生演奏を求めて会場に真摯に足を運んでくださるし、僕らは音楽家はそれにお応えしなければならないと思っています。
ライブが楽しくできること、これは本当お客さまのお陰です。それをより強く感じたジャズストリートでした。

あとは、お客さまのマナーの良さが素晴らしい。手拍子には手拍子、笑い話には笑い、良き演奏には声は出さぬとも2倍くらいの音量で大拍手、お礼にはお礼。どこまで行ってもコール&レスポンスです。声は出さないサイレント・コール&レスポンス。ライブ終了後も感想をいただいたり、お知り合いのお知り合いの方とお知り合いになったり(ややこしい)新たな繋がりもできました。

さらにお客さまの中には、東京からTRIOを観に来てくださった方、久々にTRIOを観てくださっていた方、もちろん現TRIOファンと「TRIO目当てで来てくださった方」も沢山いらっしゃいました。全てのお客さまに感謝申しあげるとともに、TRIOの演奏また観に行こうかなって思ってもらえる魅力的なグループに成長できるよう、またジャズストリートに出演できますよう、来週からまたスタジオに戻り精進いたします。



写真は、TRIO+小出の4人と客席へ応援に駆けつけてくれたTRIOのOB・ベースの大野正さん。確か年賀状でジャズストの告知しました。大野さんとは3年ぶりだったけど何も変わらなかったよ。
金子くんと大野さんの会話。
金「大野さん、今度あの曲のベースどう弾いててるか教えてください!どうしてもわからなくて。」
大「いやーもう覚えてないよ多分。適当に弾いてたから。」
金「また集まりましょうよ。」
大「音源聴いておきます。」
なんかね、こんな関係、僕にとって「鈴木恵TRIO Forever」なわけですよ。最高でしょ。バンドやってて良かったなって思う瞬間でした。

カファパルム。
古町通6番町アーケードにて。

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