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忽那の雫第332話 釣り場の都市伝説 猫とオッサンから釣果を守れ! 

今回は、よく釣れる忽那諸島の島々でヒッソリと起きている都市伝説的な話し^ - ^

被害は思わね方向から起きる^o^
信じるか信じないかはアナタ次第だが、残念な事態に備えるため、知っておきたいお話をする。

島で釣りをしていて、ウソのような話をよく聞く。
それは、こないだメバルがよく食って、また行こうと翌日に行ったら、建て網がみごとに入っていた。(°▽°)

これはどこかで何となく聞いたことのある話しではなく、ワタシの周りでは頻繁に出るはなしだ。

現在、島の漁師さんはほとんど居ない状態だと、こないだも出会った島のおばさんから聞いた。←アンタもオッサンだろ?( ・∇・) 

以前はたくさん浮かんでいた波止の中の漁船も、今は数えるくらいしか居ない。

もともと半農半漁で、漁師だけで食べている人は少なかった島の暮らしも、年老いた夫婦だけになってるとこも多いようで、漁師さんと言える人はもういないようだ。

かろうじて船を持ってる人も、釣りが趣味で手放さないだけだと言う。

そんな島の平和な暮らしにに文句を言う気はまったくないし、いつまでものんびり暮らして欲しい。^ - ^

だが、釣り人にとっては、それはやり過ぎだろと思うようなことを平然としてくる人もいる。

例えば、日中釣りをしてて、通りかかったおばちゃんが話しかけてくることがよくある。

もうこれは島の人のあったかくて親しみやすい性格が出た良い場面なのだが、迂闊に話し過ぎると大変なことになる? ことがある。^_^


 

兄さん釣れる?
たくさん釣れたらええね〜などと言われ、調子に乗ってクーラーの中まで見せてしまう人が居る。^ - ^

するとおばさん、ええの釣ったねー上手や(^。^)
そしたら良い気分になって聞かれもしないことまで話してしまう人がいるんです。^o^

別にコレが悪いとは言わないが、時々自分の首を絞めてしまってることがあるのだ。

まさか!と言う人もいるが、わかる人はわかっている。

翌日また二匹目のドジョウを狙って行ってみたら、なぜか仕掛けが引っ掛かる(・∀・)
やってもやっても引っ掛かる上に、アタリもなんもない。

おかしいなと、首をかしげるのだが、冷静に事態を見抜く仲間が海面を照らしてみると、見事に建て網が入っている。( ̄∇ ̄) 

小さなブイが浮かんで居る(・∀・)

波止なんかだと、投げ釣りの仕掛けが毎回確実に引っ掛かる。

話を聞いていると、前回来て素晴らしい釣果を得たが、地元の人が見に来て唸って帰ったなどと言う。←う、唸ったのか?(°▽°)

こんな小さな波止だと、すっかり建て網を巻かれることも( ̄▽ ̄)

そんなこともあるんだから、何でもかんでも言わない方がいいよと言うのだが、釣れたら嬉しくなって見境なく人に見せびらかす人もいる。^ - ^ 

通りかかったおばちゃんと会話したあと、おばちゃんは家に帰り、父ちゃんに、アンタはよ行って網入れんかね。
だいぶ釣っとったよ!

こんなことを言う光景が目に浮かぶ←アンタ人間不信なんだな( ̄∇ ̄)

それから島に沢山いる猫に、弁当やられた!とかおむすび食われたなんて話は、もう山ほどある。

釣り場でこんな写真を撮ってる場合ではないのだ。^ - ^
島のたくましい猫たちは、魚をくれる優しい釣り人と、油断しているウッカリ八兵衛な釣り人を頼りに生きている。^o^

どの人が何を釣って持ってるか、お見通しなのである。( ・∇・)

誰も居ないと思って油断してると、忍者のように現れて、波止の上をアナタの獲物をくわえて、ナンバ走りしている猫を目撃することになる。^ - ^

建て網を入れに来るオッさんと、魚を盗りにくる猫に罪はない。

島に魚を獲りにくるアナタが気をつけないといけないのである。(o^^o)

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