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新聞読んでますか。

皆さんは新聞を読んでおられますか。

日本人、総活字ばなれの昨今。
読んでない人も多いかも知れません。

私は毎日、新聞を読んでいます。
毎日新聞ではなく日経新聞です。
これを今月末で電子版に変えることにしました。



今日はこれについてどういった変化があるのかを考えてみようと思います。

早い話は新聞紙を止めて、スマホで読むということです。


それによって変わる事は2点以上あると思います。

まず1点は、折り込み広告が入らなくなるということ。
もう1点は新聞を処分しなくても良くなると言うこと以上2点です。

最初の折り込み広告が入らなくなると言う事は意外と影響が大きいのかもしれません。朝の新聞でいいますと、スーパーは5枚、ガソリンスタンドが1枚、水道工事が1枚、ファション関係が1枚といった内容でした。

私は印刷関係の仕事をしているのですが、以前、コロナの流行期には
広告が全然入らなくなる日がありました。


その後、それが直接の影響かは定かではありませんが、
その広告を主体に仕事をしていた会社は倒産してしまいました。

紙の広告は印刷物としては重要な商品です。大抵はカラーですし、写真も多用していて、情報量もとても多いです。しかもその頻度は毎日とは言わないまでも、スーパーの広告などは、ほぼ毎週作成されます。

ちなみに、
日経新聞の購読者数は275万人。うち電子版の購読者数は130万人。電子版のみの購読者数は95万人だそうです。

今や半分は電子版を読み、全体の1/3は電子版しか読んでいません。


電子版に折込広告は入りません。

過去の日経新聞の購読者数の推移は
2017年:約290万人
2018年:約280万人
2019年:約270万人
2020年:約260万人
2021年:約250万人
ということです。

これを見ても分かる通り
折り込み広告の量は半減していますね。

しかしながら、
電子版の購読者数は伸びているそうです。

電子版は伸びていくのかも知れませんが、
今後も紙の購読者数は減っていくこと
でしょう。


あと、もうひとつ。

私、昔、新聞配達のアルバイトを
していたことがあります。

そのときもでしたが、
比較的高齢の方、
おじさん、おばさん以上の人が
多いです。

それも、ひとのいい人が
多いです。

素朴な人。
あんまり、世間に対して
野心のギラギラしていない人。
というか。

新聞屋さんの経営者の人も
そんな人でした。

その新聞屋さん。
月一回、集金に
お客さんのところへ訪問します。


それが、
本部直接契約にすると
カード払いになって
少し安くなるのでした。

私は新聞代を節約しようと
その登録をしました。

「配達は今までどおりの
新聞配達所が行います」
ということでしたので。


ところが、今回。
電子版に切り替えてしまう。

すると。

あたりまえですが
配達は無くなります。

だから、新聞屋さんの
おじさんは、
もう来てくれません。

あたりまえなのですが、

なんか、寂しい。

ナイロンの袋ももらえない。
というか、いらなくなる。

新聞を梱包する用なので。

この袋の仕事をしている
人、会社も仕事が減ります。

これがDX、デジタル化
なのでしょうが。

デジタル化って、
何か寂しい・・ですね。

あったかい、DXって。
ないかな。


ここまで読んでいただき
ありがとうございました。
ミニマリスト化しつつあります。

これからも書くことを
続けます。



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