Hiromi

高校生の息子と中学生の娘と三人で田舎暮らしの会社員です。息子が生まれた時からblogを…

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高校生の息子と中学生の娘と三人で田舎暮らしの会社員です。息子が生まれた時からblogを続け、それは今や大切な記録になりました。

記事一覧

奇跡の星の僻地で腹落ち

今年のGW 娘は部活の強化合宿で島根に行き、 入れ替わりで、 息子は島根の大学に進学した従弟のところに遊びに行っている。 部活やバイトや友達と遊ぶとかで彼らはほとん…

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3週間前
11

獅子舞スカウト

ある夜町の人が訪ねてくる。 あら、中学の同級生のTくんじゃない Tくんは、ずっとこの町にいて、素敵な奥さんとお子さんとご両親と今では孫までいて、めちゃめちゃいい感…

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4週間前
11

仕事でめちゃめちゃ嬉しいこととか

3日間一緒に仕事をした。 少しの時間も惜しまず、全員が仕事をした。 仕事をするのが楽しかった。 昼ごはんは食堂で弁当をみんなで食べた。 東京の本部から今回サポートで…

Hiromi
1か月前
9

備忘録 2024・4月前半

忙しいけれどメモ。 4月1日 新規事業開業 マス的な広告をあなたはしなくていいと部長に言われてるので できる範囲でポスター貼ったり 会社に来てくださるお客様にチラシ…

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1か月前
6

草いきれ 香・大賞

で 落選したやつ。  保健室からの呼び出しで、午前のまだ早い時間にアパートを出て娘を迎えに小学校まで歩く。 新しく決まった仕事の開始がまだの私は、Tシャツにジーン…

Hiromi
1か月前
13

それはひどい酸素欠乏の春夜 折れ曲がった朽ちかけの灰色階段 その人は踊り場にぽつりといて 私はその上にぽつりといて まばゆさや汚さや雑音の波の中で そのしんと止ま…

Hiromi
1か月前
17

長く読み続けている人

ある日、書店の前を車で通り過ぎようとした時 ふと、新事業、書店や図書館と相性がいいと思うし チラシ置かせてもらえないか話してみようかなと思い立ち、引き返すと 入口…

Hiromi
2か月前
11

25年前の今日、きっとバイト

息子は京都に行っていて不在。 娘は高校が入試関係で休みで、朝は眠っている。 私はいつも通り、朝のルーティンをして出勤。 今日はセブチのスタジアムのチケット抽選結果…

Hiromi
2か月前
16

京都の大学生

久々にくるりを聴く。 「京都の大学生」 ~206番来たからとりあえず後ろに座った~ 206番よく乗っていたな。 息子が、従弟が八坂神社に行きたいと言っている と言…

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2か月前
15

3月2日(雪)

誕生日の朝、雪が15センチくらいは積もっていて、しかも降り続いていた。 仕事は7連勤目で、しかも一時間は残業することになっている。 ねっちは部活で朝早くから出て…

Hiromi
2か月前
9

ハンガリーの空

「行きたい国は?」 って聞かれて思いつかずつい「韓国」とか言う。 K-POPは好きだし、辛い料理好きだし、 韓国語で現地の人たちと話してみたいけど そもそもパスポート…

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3か月前
8

嫌いな人

「好きな人ができました」 ならいいんだけど 「嫌いな人ができました」 だと 何が一番嫌って 私の時間も感情もその嫌いな人で占められていくこと。 で更に 私の個人的…

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3か月前
6

顔 と ビジュアル仕事

私の「顔」は父と母からできている。 祖父たちと祖母たちからもできていて、 弟たちの顔は私と同じ感じで、もう、そっくりで。 従兄たちもどこかしらみんな似たような顔を…

Hiromi
3か月前
5

2023年の読書メモ

「星に仄めかされて」 多和田葉子 「おいしいごはんが食べられますように」 高瀬隼子 ◆「インド夜想曲」 アントニオ・タブッキ 「みおつくし料理帖」ー心星ひとつ 夏…

Hiromi
5か月前
10

ミスできない(大阪3日目 もんじゃ焼きの件)

セブチライブのついでの大阪旅行での娘のリクエスト 食部門では ・焼き鳥食べたい ・もんじゃ焼食べたい ・サイゼリアに行きたい(インターハイで北海道に行った時にサイゼ…

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5か月前
11

BOOK AND BED

「泊まれる本屋」 そんなコンセプトのホテルに高校生の娘とダブルルームを予約する。 B&Bって ベッドあんどブレックファーストじゃなかった? まぁ、どっちでも ここ…

Hiromi
5か月前
10
奇跡の星の僻地で腹落ち

奇跡の星の僻地で腹落ち

今年のGW

娘は部活の強化合宿で島根に行き、
入れ替わりで、
息子は島根の大学に進学した従弟のところに遊びに行っている。
部活やバイトや友達と遊ぶとかで彼らはほとんど家にいないので
GW後半の私の3連休のテーマは「休息」

4月の後半にも連休があったのだけど、
母と買い物に行っている時、娘の参観日の途中、
ソフトバンクの人と話している時等
いろんな場面で仕事のLineががんがん入りまくって
出社

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獅子舞スカウト

獅子舞スカウト

ある夜町の人が訪ねてくる。

あら、中学の同級生のTくんじゃない

Tくんは、ずっとこの町にいて、素敵な奥さんとお子さんとご両親と今では孫までいて、めちゃめちゃいい感じのお父さんになっていて、
そして若い時からずっとこの町で伝統芸能をやっている。

私はこんな祭りがあるって知らなくて、
大人になって、県外から帰省した時に
たまたま目にした夜の麒麟獅子に度肝を抜かれた。

彼はそれを継承してずっとや

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仕事でめちゃめちゃ嬉しいこととか

仕事でめちゃめちゃ嬉しいこととか

3日間一緒に仕事をした。
少しの時間も惜しまず、全員が仕事をした。
仕事をするのが楽しかった。
昼ごはんは食堂で弁当をみんなで食べた。

東京の本部から今回サポートで来てもらったMさん

Mさんは惜しみなく、自分の作ったコンテンツを「要ります?」って笑って
私のメールにすぐ送ってくれるし
私のどんな質問にも率直に答えてくれる。

明るい。

正直、この何か月か自分がひとりでやってきた仕事のことで

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備忘録 2024・4月前半

備忘録 2024・4月前半

忙しいけれどメモ。

4月1日
新規事業開業

マス的な広告をあなたはしなくていいと部長に言われてるので
できる範囲でポスター貼ったり
会社に来てくださるお客様にチラシを手配りスタートする。

4月2日
朝礼で昇進の発表がある。

正直、前もって役員から言われた時には、ちょっと、「ああ( 一一)、、」って喜べなかった。

昭和を色濃く残すこの会社ではずっと「年功序列」「男尊女卑」が続いていて
女性

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草いきれ 香・大賞

草いきれ 香・大賞


落選したやつ。

 保健室からの呼び出しで、午前のまだ早い時間にアパートを出て娘を迎えに小学校まで歩く。

新しく決まった仕事の開始がまだの私は、Tシャツにジーンズ
皆が仕事に出かけていった後の空っぽな町を歩く。

この町の下には山から降りてくる美しい水が脈のように流れていて
引っ越し先の古いアパートのすぐ側にも小川があって
晴れていてもいつも雨が降っているような音がする。

九月
まだ真夏み

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詩

それはひどい酸素欠乏の春夜

折れ曲がった朽ちかけの灰色階段

その人は踊り場にぽつりといて
私はその上にぽつりといて

まばゆさや汚さや雑音の波の中で
そのしんと止まっているその人の形を
この上もなく近しいものと

すれ違ったら
その存在が私を刺しました。

もうその人を見ることはないだろう。

それは細雪の降りる晴天下

雑居ビルの外側についている階段

彼はみんなの中にいて
私もみんなの中に

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長く読み続けている人

長く読み続けている人

ある日、書店の前を車で通り過ぎようとした時
ふと、新事業、書店や図書館と相性がいいと思うし
チラシ置かせてもらえないか話してみようかなと思い立ち、引き返すと
入口に「角田光代サイン会」のチラシが貼ってあり、お店を入ったところに新刊が積まれている。

え?え?

ここに?来るの?角田さんが?

日時をチェックし、急いで車に戻り、手帳を見る。
この時期は仕事が休みの日が少ないから。おっ、ちょうど行ける

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25年前の今日、きっとバイト

25年前の今日、きっとバイト

息子は京都に行っていて不在。
娘は高校が入試関係で休みで、朝は眠っている。
私はいつも通り、朝のルーティンをして出勤。

今日はセブチのスタジアムのチケット抽選結果発表の日。

ホテルがなくなっていると娘に聞き、調べるともうすでに満室だったりして
当選結果は待たずに、とりあえず押さえる。

昼休み、サイトはアクセス集中で SORRYの文字と猫の画で全然つながらずで、、、
とりあえず、ずっとホシくん

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京都の大学生

京都の大学生

久々にくるりを聴く。
「京都の大学生」
~206番来たからとりあえず後ろに座った~

206番よく乗っていたな。

息子が、従弟が八坂神社に行きたいと言っている と言うので
市バスなら206番で と言いたいと思っていたら、思い出した くるり。

高校を卒業したばかりの甥っ子が大学の後期試験で京都に行く。
親が付いていけないので、、と、同行者として白羽の矢が立ったのが、春休み中の大学生である従兄しゅ

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3月2日(雪)

3月2日(雪)

誕生日の朝、雪が15センチくらいは積もっていて、しかも降り続いていた。
仕事は7連勤目で、しかも一時間は残業することになっている。

ねっちは部活で朝早くから出て行き
しゅんも一日バイトだという。

仕事は、なんていうか、、、二本走っているが、
これまでの仕事をしつつ、もう一本の方に時間を取りたいけれど
毎日、今日も取れなった、何も進まなかった、家に持ち帰るけれどできなかったって、中途半端になって

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ハンガリーの空

ハンガリーの空

「行きたい国は?」
って聞かれて思いつかずつい「韓国」とか言う。

K-POPは好きだし、辛い料理好きだし、
韓国語で現地の人たちと話してみたいけど

そもそもパスポートもとっくに切れていて、
行く用事も予定もなかったし
なんか、もう、いつからか、
私はもう外に出れないんだろうなって思っていた。

たまたま、セブチのPVがハンガリーで撮影されていて
ハンバリーの空が素晴らしいと映像で知る。
また、

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嫌いな人

嫌いな人

「好きな人ができました」

ならいいんだけど

「嫌いな人ができました」

だと

何が一番嫌って
私の時間も感情もその嫌いな人で占められていくこと。
で更に
私の個人的な時間もが嫌いな人に浸食されて
私が大好きな人たちのことを思う時間が食われてしまうこと。

好きな人より嫌いな人の方が
がつがつと自分の時間を食っていくのですね。

私は
好きな人のこと
好きな音楽のこと
やりたい仕事のこと
行き

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顔 と ビジュアル仕事

顔 と ビジュアル仕事

私の「顔」は父と母からできている。

祖父たちと祖母たちからもできていて、
弟たちの顔は私と同じ感じで、もう、そっくりで。
従兄たちもどこかしらみんな似たような顔をしていて。
そして、私は親とか兄弟とか従兄とが親族が好きなので
彼らと似ている自分の顏のことを恥ずかしいとか嫌いとか思ったことはない。

ビジュアルだけをめちゃめちゃ気にしたり、変えたいと思ったことがないくらい
顔に無頓着であったのは

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2023年の読書メモ

2023年の読書メモ

「星に仄めかされて」 多和田葉子
「おいしいごはんが食べられますように」 高瀬隼子
◆「インド夜想曲」 アントニオ・タブッキ
「みおつくし料理帖」ー心星ひとつ 夏天の虹 残月 美雪晴れ 天の梯 ー 高田郁
◆「金閣寺」 三島由紀夫
「NORMAL PEOPLE」 サリー・ルーニー
「信仰」 村田沙耶香
「神の子どもたちはみな踊る」 村上春樹
「冒険の書」 孫 泰蔵
「暇と退屈の倫理学」 國分功一郎

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ミスできない(大阪3日目 もんじゃ焼きの件)

ミスできない(大阪3日目 もんじゃ焼きの件)

セブチライブのついでの大阪旅行での娘のリクエスト
食部門では
・焼き鳥食べたい
・もんじゃ焼食べたい
・サイゼリアに行きたい(インターハイで北海道に行った時にサイゼに寄ったらしい)

サイゼ!!

懐かしっ。20代以降全然行ってなかったわ。
いいね、いいね
小エビのサラダ最高やね って、大阪に着いた後も
次の日のライブ前にも、、結局2回行く。

焼き鳥屋は店に入る前に随分待った。が、店の人たちが親

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BOOK AND BED

BOOK AND BED

「泊まれる本屋」

そんなコンセプトのホテルに高校生の娘とダブルルームを予約する。

B&Bって
ベッドあんどブレックファーストじゃなかった?

まぁ、どっちでも ここでは眠るだけやしね。
併設されているオシャレな美味しそうな朝ごはんの値段がやたら高い。

大阪一日目梅田で歩き疲れた私たちが心斎橋の飲み屋街を歩いた後の静かな宿は優しかった。
案内された、熊が冬眠するみたいなカーテンの奥のベッドも。

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