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飲食飲食店マーケティングの為の『外食ニュースまとめ』(2023/4/16~2024/4/22)

 4月に入ってからも検索ボリュームは昨年を割っており、web集客的には競争が激しくなっていると言えます。googleやグルメ媒体での集客もよりお店の独自性やクオリティーでの差別化が重要となっていきそうです。
 また、主要外食100社の調査では今年値上げしているのは3割にとどまっているといったニュースがありますが、現状の円安の影響が数か月後に出てくることを考えると燃料費、原材料費への影響が大きくなるため値上げせざるを得ない状況になってきそうです。付加価値をつけ、単価の取れる業態へのシフトが必要になってきているかもしれません。ゴールデンウィークの過ごし方のアンケートでも遠出する人が減っている傾向もみられ、様々な生活スタイルへの影響も出てきそうです。
 

・東京/大阪/福岡 業態系ワードのgoogleトレンド推移
 全般的に検索ボリュームで見ると昨年対比では減少、このままの流れで月末まで行きそうです。大阪、福岡では、『焼肉』の落ち込みが特に目立ちます。全体的なトレンドとしては昨年2~3月をピークに微減傾向で、今後の季節指数を考えるとしばらくはこの流れは続きそうです。

【東京】
天候の影響もあり全般的に昨年対比で80%くらいで推移しており、一番いい寿司でも88%と10%以上の落ち込みとなっています。

【大阪】
東京同様に全般的に落ちてはいます。業態ごとの動きは福岡と似ており、『焼肉』が昨対で70%台まで、『イタリアン』は80%台まで落ちています。『居酒屋』『中華』『寿司』は90%台と業態によって差が出ています。


【福岡】
他のエリア同様全般的に昨年を割っています。傾向としては大阪とほぼ同じで、『居酒屋』の落ち込みが他よりも小さいといった感じです。


・主要外食100社、今年「値上げ」3割にとどまる 昨年から社数半減、値上げの勢い鈍化
「上場主要外食100社」価格改定動向調査(2024年4月)
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000853.000043465.html

株式会社帝国データバンクは、上場する外食主要100社の値上げ動向について調査・分析を行っています。
<調査結果(要旨)>
■主要外食100社、3割が今年「値上げ」 2年前の半数以下、値上げの勢いは鈍化傾向
■「値上げ」による集客への影響は限定的 既存店の客数平均、前年同月比増が続く

足元では、値上げによる客足への悪影響は限定的なものにとどまっている。前年同月と比較した既存店客数が比較可能な51社を対象に、前年同月からの増減平均を算出したところ、2023年以降すべての月で前年を上回る水準だった。23年中に値上げを実施した外食企業では、全体に比べると下回る月が多く、来店客数の伸びに鈍さもあったものの、全体同様すべての月で前年を上回り、大きな影響はみられなかった。多くの食品や日用品で値上げが相次いだなか、外食産業でも一定の値上げを許容する動きが広まったことが要因とみられる。


・【独自調査】外国人に人気の飲食店ランキング【上野編】焼肉店・居酒屋を抑えた1位は?:インバウンド人気飲食店ランキング #インバウンドMEO
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000516.000024246.html

今回の[上野編]のランキングでは
・上野でインバウンドに「今」最も人気のある飲食店
・上野で訪日客注目の飲食ジャンル&人気店舗が評価されるワケ
・日本人が知らない!? 外国人に人気の上野”穴場”スポット
が明らかになりました!
ランキングを詳しくみる(資料DLページへ)→ https://academy.kutikomi.com/whitepapers/202404_inboundranking_restaurant-ueno/?utm_source=pressrelease&utm_medium=prtimes&utm_campaign=202404_inboundranking_restaurant-ueno

■【独自調査】外国人に人気の飲食店ランキング【京都・烏丸四条編】1位は「牛カツ京都勝牛 先斗町本店」:インバウンド人気飲食店ランキング #インバウンドMEO
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000520.000024246.html

今回の[京都・烏丸四条編]のランキングでは
・烏丸御池・四条河原町~祇園でインバウンドに「今」最も人気のある飲食店
・烏丸御池・四条河原町~祇園の外国語比率と★評価の傾向
・日本人も知らない!? 外国人に人気の”穴場”のお店
が明らかになりました!

ランキングを詳しくみる(資料DLページへ)→ https://academy.kutikomi.com/whitepapers/202404_inboundranking_restaurant-kawaracho/?utm_source=pressrelease&utm_medium=prtimes&utm_campaign=202404_inboundranking_restaurant-kawaracho


・嗜好データ分析による売り場づくりを実施!日本酒ソムリエAI「KAORIUM for Sake」の新たな活用で嗜好分析結果の上位銘柄の「売上本数」8.4倍を記録!
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000107.000051694.html

SCENTMATIC株式会社が、日本酒ソムリエAI「KAORIUM for sake」に蓄積された顧客ニーズデータを活用し、今までにない新しい売場づくりを実施しました。その結果、実際の導入店舗において、嗜好分析結果上位の銘柄「売上本数」が8.4倍を記録するなど店舗の売上げに貢献いたしました。とのこと

蓄積されたデータから来店客の嗜好の傾向を分析し店舗独自の日本酒人気ランキングを作成、KAORIUMオリジナルの言葉・表現を用いた販売促進用ポップアップを商品と合わせて展示した棚を設置いたしました。マーケティング調査やアンケートではない、実際の店舗の買い物客から取得したリアルなデータを活用することで、来店客の嗜好にフィットした売り場づくりと高い訴求効果を実現。店舗スタッフの方からも「設置直後からたくさんのお客様が立ち止まって見てくれる」とご好評をいただきました。

販売データからではなく、嗜好データの分析から売り場を作るといったこれまでと違うアプローチです。販売データ以外の顧客のデータが取れる時代になってきたので、様々なアプローチが今後も出てきそうですね。

・Uber Eatsのデリバリーロボット、ガスト日本橋店から配達を開始
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000015.000127691.html

Uber Eats Japan合同会社と株式会社すかいらーくホールディングスは2024年4月18日(木)、ファミリーレストラン「ガスト日本橋店」で新たにデリバリーロボットによる配達を開始したことをお知らせいたします。Uber Eats アプリ上の同店舗で取り扱われるご注文の一部が、デリバリーロボットで配達されます。これにより、デリバリーロボットに対応するUber Eatsの協力加盟店は合計3店舗となります。
「ガスト日本橋店」に加えて、すかいらーくグループのその他のUber Eats加盟店舗においても、デリバリーロボットへの対応が順次拡大される見込みです。
動画はこちら(https://www.youtube.com/watch?v=_TC1ubLHqNM)

少しずつですが、ロボット配達が形になりつつありますね。まだまだ改良の余地は大きいと思いますが、多くのトライアルが行われていくことで改善のスピードは上がっていきそうです。


・ついに海外進出!ホリエモン発案エンタメパン屋「小麦の奴隷」が【小麦の王国】としてバンコクに上陸!名物「ザックザクカレーパン」がタイでも話題を集める!2024年4月16日グランドオープン
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000012.000135697.html

 「小麦の奴隷」を展開する株式会社こむぎのが、2024年4月16日にタイ・バンコクのプロンポンエリアにて、「小麦の奴隷」の海外初店舗となる【小麦の王国】をオープンしました。
 「小麦の奴隷」は、ホリエモンこと堀江 貴文が主宰するオンラインサロンHIU(堀江貴文イノベーション大学校)から生まれた「地方活性型エンタメパン屋」です。北海道大樹町で誕生し、FC開始からわずか3年で116店舗の展開を達成。現在も多数の加盟希望が寄せられており、営業中店舗も含め、全国に156店舗のオープンを準備中です。(2024年4月15日時点)
 SNSを使用した同キャンペーンの反響は大きく、当日は予想を上回るほどのお客様が来店し、盛況なスタートを切っているとのことで、海外でもSNS販促の仕方は重要なポイントになりつつあるようです。


・【スイーツ・デザート類に関する調査】スイーツ・デザート類を週1回以上食べる男性は6割強、女性8割弱。購入場所は「スーパー」が7割強、「洋和菓子専門店」「コンビニ」が5割前後
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000001458.000007815.html

<< TOPICS >>
■スイーツ・デザート類を週1回以上食べる男性は6割強、女性8割弱。「ほとんど毎日」は女性30~70代で各20%台
■スイーツ・デザート類の購入場所は「スーパー」が7割強、「洋和菓子専門店など」「コンビニエンスストア」が5割前後。購入者の重視点は「味」が8割強、「価格」が6割強、「容量、サイズ」が5割弱、「形や大きさ」が3割強


・【ぐるなびリサーチ部】“ゴールデンウィークの過ごし方”に関する調査

https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000001355.000001511.html

株式会社ぐるなびが、“ゴールデンウィークの過ごし方”について調査しました。詳細は以下の通りです。
昨年よりも『外食』『自宅で過ごす』『ショッピング』が増えていて昨年よりも遠方へ行く人が減っていそうな結果が出ており、若干これまでのゴールデンウィークと需要は変わってきているかもしれません。

【調査結果ポイント】
・今年のGWの連休日数は、カレンダー通りの「4連休」が3割で最多で、「10連休」は1割。
・GW中にしたいことは、昨年に続いて「外食」がトップに。僅差で「自宅で過ごす」が続く
・GW中の外食の相手は「家族」が8割弱で最も多く、次いで「友人、知人」が4割
・外食の平均予算は6,250円で昨年より200円余りアップ
・昨年と比較した外食の予算については「増やす予定」が4人に1人
北陸地方への訪問意向は、行きたい人が半数強と高く、行きたい人が最も高いのは20代で6割


・【研修・勉強会の食事に関する調査】研修会の運営担当者が会の効率化を目的に提供した食事により、参加者の6割が「研修会の満足度が向上する」と回答
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000139.000007949.html

株式会社くるめしが、運営サービス「くるめし弁当」の会員を対象に、「研修・勉強会・セミナーに関するアンケート」を行いました。その結果を発表しています。
【サマリー】
◆研修や勉強会参加者の約6割が食事提供によって「満足度が向上する」と回答。
◆研修や勉強会参加者が研修の食事に求めるものは「味」に次いで「見た目」。
◆研修において食事を提供したことがないと回答した運営担当者は11%。残り89%は食事を提供する機会があると回答。
◆研修における食事提供の目的は「効率よく進行するため」。

調査結果を受けて
今回の調査を受けて、研修・勉強会の運営担当者が「会の効率的な進行」のために用意した食事が、参加者にとっては「満足度の向上」「モチベーションアップ」「雰囲気の向上」「コミュニケーション促進」など、研修・勉強会のよりよい開催において重要な役割を果たしていることが分かりました。食事提供の有無、またその内容によって参加者のモチベーションや満足度が向上するという視点を持ち合わせた上で研修・勉強会を企画すると、会社に対するエンゲージメントの向上など、広い効果が期待できるのではないかと考えられます。食事に「会話が弾む一風変わったメニュー」や「メッセージをつけた掛け紙」など、お腹を満たすだけでない役割を与えることで、より研修や勉強会が充実したものになるのではないでしょうか。

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