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飲食飲食店マーケティングの為の『外食ニュースまとめ』(2024/5/7~2024/5/13)

GW期間も終わり、若干その後のお金の使い控えみたいのは起きているかと思いますが、現状の検索マーケットを見ていると焼肉は全国的に10%くらい落ちてはいそうですが、その他は昨年と同レベルといったところです。
(東京だけ、居酒屋の落ち込みが目立ちます。(10%強ダウン)
緊急事態宣言が明けてから1年以上が経ち、マーケットの回復も大きく見込めませんので、ここから競争激化していくことが予想されます。
新たな需要を取り込んでいくのか?現状の中で競合に勝っていくのか?独自のポジションを確立していくのか?このあたりを明確にして今後の戦略を考える必要がありそうです。

・東京/大阪/福岡 業態系ワードのgoogleトレンド推移

全国的に昨年レベルで推移している業態が多い。焼肉が全国的にボリュームが減っている。また居酒屋は東京での落ち込みが大きく15%ダウン昨年まは昨対を超えてきた流れも終わり、逆に微減傾向になってきています。

【東京】
t都内は居酒屋と焼肉の落ち込みがありますが、その他は昨年レベルでの推移

【大阪】
大阪は焼肉のボリュームが10%強落ちこんでいるのと、居酒屋が数%の落ち込み。その他は昨年レベルでの推移です。


【福岡】
福岡はGW後に他エリアよりも落ち込んでいるようで、全般的に5〜10%の落ち込み。他エリア同様焼肉は落ち込みは大きく、15%位の落ち込み。


・外食業界 “待ち時間なくす”サービスなど 外国人需要取り込み
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240508/k10014442351000.html

日本を訪れ「食」を楽しむ外国人旅行者が増える中、外食業界では待ち時間をなくすサービスの導入など、需要の取り込みに向けた動きが加速しているようです。

都内のITベンチャーがことし2月から本格的に提供を始めたのは、飲食店を利用したい客が事前に手数料を支払うことで待ち時間をなくすことができるサービスです。

サービスを提供する企業では、インバウンド需要の高まりも追い風に、導入する店の数を今の15ほどから年内には300に拡大したい考えです。

店舗側での予約席コントロールが効く業態は、こういった仕組みを検討していくのはありかもしれませんね。


・「超円安」に悲鳴!外食業界で続く値上げの波
https://news.livedoor.com/article/detail/26389722/

4月29日、一時1ドル=160円台と歴史的な水準に達したドル円相場。その後は円高方向に振れたものの、足元では155円付近まで戻っている。為替の動向を警戒するのは外食業界の関係者たち。業界は多くの食材を輸入に頼っており、円安は直接コスト増につながる重要な要素だ。

ココイチの食材もコスト増に


・米外食業界の新風「ファストカジュアル」に投資家が注目する理由
https://forbesjapan.com/articles/detail/70917

アメリカにおいて、ファストカジュアル業態が投資家の注目を集めているといったニュースです。かれこれ20数年前にファストカジュアル業態がブームになったことがありましたが、その再来が来るのでしょうか?

時価総額が約40億ドル(約6230億円)のスウィートグリーン株は、年初来で185%高を記録しているが、TDコーウェンのアナリストのアンドリュー・M・チャールズは、同社の株価の上昇が、ファストフードとファミリーレストランの中間に位置する「ファストカジュアル」全体の好調ぶりを示す最新の証拠だと述べている。

市場の注目が、昔ながらのハンバーガーからファストカジュアルに移行している背景には、この分野の高い利益率が挙げられる。スウィートグリーンを含む新興5社の直近の利益率が18%から26%程度であるのに対し、マクドナルドとウェンディーズの利益率は18%と15%だったという背景があるようです。今後、日本にもこの流れは来るかもしれません。


・価格.com決算(食べログ)

https://ssl4.eir-parts.net/doc/2371/tdnet/2431160/00.pdf

食べログ(価格コム)が、決算発表をしています。
第4Qでみると昨年対比で17.9%増と業績は好調に伸びています。

ネット予約人数と契約店舗数で割ると第4Qは101人/店舗あたり(月間)、昨年の同時期が86人/店舗あたり(月間)だったので、17%強増えていますが、ここは単純にマーケットの回復と連動していただけにも見えますので、今後これが昨年のように前年対比で伸びていくか?というと疑問符も残ります。とはいえネット予約への移行は進んでいますのでこのあたりの最終クロージングをgoogleから直で予約台帳でクロージングするのか?グルメ媒体でクロージングするのか?で見かけの数値は変わってくると思います。

実際に新規集客の軸でいった場合に本当に食べログで最初にお店を見つけてくれたのか?についてはかなり怪しくなっては来ているので、掲載プランの費用の見直しを検討した方がいいかもしれません。都内は相変わらず強いですが、この流れが変わっていくかもしれませんので。



・飲食業界向けGoogleアップデート分析レポート公開のお知らせ【2024年5月度】
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000037.000126079.html

Owned株式会社が、SEOのアルゴリズム調査やトレンドをまとめた「飲食業界向けGoogleアップデート分析レポート(全75ページ)」の2024年5月版を無料公開しているようです。
ホームページのSEOとかに興味のある方は、読んでみるといいかと思います。ベースは検索者にとって良質なページを提供できているか?といった本質的な部分にどんどん進んでいますので、外部業者に委託して、内容の無い記事をたくさん上げたり、低品質なリンクを大量に張り付けるといったseo対策を行っていたページは、今後どんどん落ちていくと行くでしょう。
通常の飲食店においては『検索者欲しい情報』をきちんと掲載できているか?&スマホでも見やすい、情報を見つけやすいページになっているか?が重要になってきていると言えるでしょう。

・【独自調査】外国人に人気の飲食店ランキング【横浜編】1位は「楊國福マーラータン横浜中華街店」:インバウンド人気飲食店ランキング
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000540.000024246.html

株式会社movが、横浜の各地の飲食店に寄せられた最新の口コミデータから、独自の『インバウンド人気飲食店ランキング』を発表しています。

■ インバウンド人気飲食店ランキング [横浜編]

中華街もあるという事もあって、中華系がけっこう強いですね。

・【独自調査】外国人に人気の飲食店ランキング[月島編]もんじゃの街で最も外国語口コミを集めた飲食店は?:インバウンド人気飲食店ランキング
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000533.000024246.html

こちらは月島でのランキングです。
■ インバウンド人気飲食店ランキング [月島編]

数ある飲食店のなか、今インバウンドに最も人気があるのは「月島もんじゃ もへじ はなれ」でした。

同スポットには半年間で約100件の外国語口コミが寄せられており、多くの外国人観光客が訪れている様子がうかがえます。

また、TOP10のうち7店舗を「月島もんじゃ もへじ」の系列店が占める結果となりました。

・飲んでいる【お酒】の種類は"61.5%"で「ビール」が1位!2位以下は何が飲まれてる?店で飲むより家で晩酌する人の方が多い模様
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000115.000135215.html

「SHUFUFU」は、「お酒」に関するアンケート調査を実施し、その結果を公表しています。

結果を見ると、家飲みの割合が増えている感じがします。ここではお酒を飲む人にだけ聞いているので見えない部分ですが、恐らく、過去においてはお酒を飲まない人でも飲み会に参加していた(させられていた?)という事を考えると、そういった文化がなくなってきたことによっての飲みの需要減の影響は結構大きいのかもしれません。

・【ぐるなびリサーチ部】賃上げに関する調査
ベースアップのあった人は36%、増えそうな外食機会は「夕食」が72%、「昼食」が37%。
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000001358.000001511.html

「ぐるなびリサーチ部」が賃上げに関して調査しました。詳細は以下の通りです。

ベースアップをしている人もいますが、税金等々の負担も上がっており、実質的にはあまり影響はでなさそうではありますが… 

【調査結果ポイント】
・今年度ベースアップのあった人36%で、職種別では、会社員(管理職、経営含む)が42%、公務員は22%、パート・アルバイトは24%。
・1か月あたりのベースアップの額は「~5,000円」が2割で最多。
・賃金が上がった場合に増やしたい支出は、「旅行」「趣味」「外食」がTOP3「投資」は僅差で4位だが、20~40代の男性ではトップ
・外食の1か月あたり予想増加回数は、「2~3回」が3割弱で最多、続いて「1回」が2割。
・増えそうな外食機会は「夕食」が72%、「昼食」が37%、「飲み会」が29%。
・利用したい業態は、「寿司」と「焼肉」が4割超えで1位と2位、3位は「ステーキ、ハンバーグ」。





・【子連れ外食ディナーの意識調査】1000人に聞いた子連れディナーのリアル:小さな子供がいると外食は大変?67.8%の家庭でディナーを外食する機会は月1回以下と回答
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000050.000119643.html

NSグループがお子様を持つご家庭1000人を対象に「子供連れ外食ディナーの意識調査」を行いましたので報告しています。

色々とマーケットが変化してきており、以前の客層がいなくなった部分をどんな利用シーンで埋めていくのか?の一つの選択肢として子連れファミリーというのもあるかもしれません。

お子様連れのディナーを外食する頻度は月に0〜1回が67.8%

子どもが食事中に騒ぐことが気になる、キッズメニューがない・・・家族連れが外食で直面する問題

子連れの外食時、最も重視されるのは価格

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