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飲食店マーケティングの為の外食ニュースまとめ

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・外食のマーケット変化を示すようなニュース ・集客(販促)に関連するニュース ・最近のトレンド商品に関するニュース の中から気になったものをまとめてピックアップ、コメントを付けて… もっと読む
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飲食飲食店マーケティングの為の『外食ニュースまとめ』(2024/5/28~2024/6/3)

 5月の検索ボリュームは、全般的に昨年と比較すると落ちているものが多かったです。『居酒屋』『焼肉』は数%~10%前後落ち込んでおり、昨年よりもマーケット全体としては若干悪いところで推移していきそうです。 その中での競走となるので、より繁盛店とそうでないお店の差が開いていきそうです。  帝国データバンクが発表している6月の食材値上げの調査でも円安の影響が広がって来ており、1ドル150円台後半の円安水準が長期化、または円安が一段と進行した場合、今後さらに増えていく可能性があると言

飲食飲食店マーケティングの為の『外食ニュースまとめ』(2024/5/21~2024/5/27)

 5月も終わろうとしていますが、日本人の外食のマーケット自体は頭打ちになっていそうです。webでの検索ボリュームは昨年と同レベルか下回る形で推移しているものが多い状況です。 インバウンドが好調なエリアや業態は、伸びていると思いますが、そうでない業態では競争が激化していそうです。日本フードサービス協会の4月の動向の発表を見ても全般的に好調ではありますが、依然「パブ・居酒屋」業態は2019年比で30.9%減と苦しい状況は変わっていないようです。  落ち着いてきていた食材の価格も円

飲食飲食店マーケティングの為の『外食ニュースまとめ』(2024/5/14~2024/5/20)

全般的に検索のボリュームは昨年を割っています。やはり以前よりも大人数での目的来店や21時以降の来店が減少していることが影響しているのでしょう。あとは、検索ツールの分散の影響も出て来ているかもしれないです。幅広く情報発信していく必要があるでしょう。  株式会社シンクロ・フードの調査では、アルバイトを見つける際も採用媒体が72%と一番大きいが、次にSNSが24%となっており、その中でもtiktokとinstagramが増えてきていました。採用する際の情報発信先も変わりつつありま

飲食飲食店マーケティングの為の『外食ニュースまとめ』(2024/5/7~2024/5/13)

GW期間も終わり、若干その後のお金の使い控えみたいのは起きているかと思いますが、現状の検索マーケットを見ていると焼肉は全国的に10%くらい落ちてはいそうですが、その他は昨年と同レベルといったところです。 (東京だけ、居酒屋の落ち込みが目立ちます。(10%強ダウン) 緊急事態宣言が明けてから1年以上が経ち、マーケットの回復も大きく見込めませんので、ここから競争激化していくことが予想されます。 新たな需要を取り込んでいくのか?現状の中で競合に勝っていくのか?独自のポジションを確立

飲食飲食店マーケティングの為の『外食ニュースまとめ』(2023/4/30~2024/5/6)

 先週はGWということもあり、あまりニュースはありませんでした。外食全体としてはコロナ後に以前のレベル以上まで回復してきていますが、居酒屋系に関しては、団体需要、飲み需要の回復が悪く、他業態に比べて著しく悪いです。宴会時期に団体客で一気に売上を立てるといったモデルは厳しい状況となっており、また、依然低価格を謳う業態も増えてきていることから、コスト競争力のないお店はそちらでの戦いは厳しくなっています。付加価値をしっかりとつけ価格の取れる業態にしていかないといずれ価格競争に巻き込

飲食飲食店マーケティングの為の『外食ニュースまとめ』(2023/4/23~2024/4/29)

 4月末までの検索ボリュームは昨年を割り込んで落ち込んでいます。共通なのは『焼肉』の落ち込み、『居酒屋』はエリアによってバラつきがあり、東京は-20%弱、大阪は-10%強、福岡は-2%弱となっています。  日本フードサービス協会の発表した3月(※4月ではありません)の動向は外食全体の売上は前年比111.2%、19年比113.5%と好調でした。「パブ・居酒屋」は、5年ぶりにコロナ禍の無い歓送迎会シーズンとなり、宴会も一部で数十人規模のものがみられるほど回復し、週末の好調にも支え

飲食飲食店マーケティングの為の『外食ニュースまとめ』(2023/4/16~2024/4/22)

 4月に入ってからも検索ボリュームは昨年を割っており、web集客的には競争が激しくなっていると言えます。googleやグルメ媒体での集客もよりお店の独自性やクオリティーでの差別化が重要となっていきそうです。  また、主要外食100社の調査では今年値上げしているのは3割にとどまっているといったニュースがありますが、現状の円安の影響が数か月後に出てくることを考えると燃料費、原材料費への影響が大きくなるため値上げせざるを得ない状況になってきそうです。付加価値をつけ、単価の取れる業態

飲食飲食店マーケティングの為の『外食ニュースまとめ』(2023/4/9~2024/4/15)

 大分春といった感じで気温も上がってきました。珍しく過ごしやすい気温で花見ができるといったこともあり、桜まわりではテイクアウトなども売れていそうです。一方で、webでの集客を見ると検索ボリュームの推移は昨年と比較して落ち込んできており、検索を行っての目的来店は減少していることが伺えます。店頭通行量の多く、ふらっと来店が多いお店は影響はないかと思いますが、一本裏通りや空中階の見つけてもらわなくてはいけないお店には集客の影響が出ているのではないかと思います。  昔のように単純にグ

飲食飲食店マーケティングの為の『外食ニュースまとめ』(2023/3/19~2024/3/25)

 3月の検索ボリュームを見ると『居酒屋』『焼肉』は昨年を10%くらい下回ってきており、検索ボリュームにおいての需要回復は頭打ちしてきているのが見て取れます。繁華街での物件の入れ替わりも起きてきており、新店舗のが立ち上がってくると今後も競争は激化していきそうです。  お店探しにおける口コミやUGCの重要度が上がってきており、本当のお店の実力と多店舗との差別化が試されてきています。価格での勝負なのか?お店の差別化での勝負なのか?どこで勝負をしていくのか?を明確にしていく必要があり

飲食飲食店マーケティングの為の『外食ニュースまとめ』(2023/3/19~2024/3/25)

送迎会の季節ではありますが、検索ボリュームだけを見ると昨年と同様くらい、「居酒屋」「焼肉」は昨年よりも減少しており、検索での目的来店(大人数での事前予約系)マーケットの回復はあまり期待できそうにありません。一方で人出自体は回復してきているといった事はありますので、早い時間帯や少人数での利用シーンをしっかり取り込んでいく必要がありそうです。 ・東京/大阪/福岡 業態系ワードのgoogleトレンド推移  比較をすると東京が他エリアよりも昨対が悪く、全国的な傾向としては「居酒屋」

飲食飲食店マーケティングの為の『外食ニュースまとめ』(2023/3/12~2024/3/18)

 先週はホワイトデーもありましたが、一昔前と違ってイベント感は弱くなってきており、コロナ禍によっていろいろなものが変わってしまったと感じます。3月前半は人流自体は回復してきていると思いますが、検索ボリュームの先読みは昨年を下回っているワードが多く、検索をしてお店を探すといったシーン(ちょっとしたハレや人数の多いシーン)は以前よりも減っているのでしょう。  もちろん歓送迎会自体の需要はあると思いますが、以前ほどの規模では行われないという事と2次会的な需要は大幅に減少してきている

飲食飲食店マーケティングの為の『外食ニュースまとめ』(2023/3/5~2024/3/11)

 2月の倒産件数は昨年の4月以降では、最高となっているようです。年末年始くらいのニュースで焼肉の倒産件数が話題になっていましたが、増加率では、最大が「持ち帰り飲食サービス業」の前年同期比121.7%増(23→51件)、次いで、「すし店」の同107.1%増(14→29件)となっており、コロナ禍で店舗数の増えた業態の倒産も目立ち始めています。  コロナ前であれば、12月に続く繁忙期の3月に入りましたが、現在までの検索ボリュームの動きを見ると多くの業態ワードで昨年を下回っており、

飲食飲食店マーケティングの為の『外食ニュースまとめ』(2023/2/27~2024/3/4)

 細かいエリアごとでの上下の差異はあると思いますが、大枠のエリアでの検索ボリュームはうるう年にも関わらず、減少傾向。やはりコロナ後の回復はいったん頭打ちになっているとみられる。これから3月4月と外食にとっては売上の伸びる時期に入っていくが、昨年の12月をみてもその前の年と大きく変わっていないことからも検索のボリュームに関してはあまり回復の期待は出来なさそうです。もちろん人流は少しずつ回復してきているのでフリーでの来店の回復はありそうですが、劇的に上がるといった事はないと思って

飲食飲食店マーケティングの為の『外食ニュースまとめ』(2023/2/20~2024/2/26)

 日本フードサービス協会からの1月の外食産業市場動向調査の結果が発表されていたが、『パプ・居酒屋』を除くと2019年対比でほぼ100%に近い、もしくはファーストフードのように128.6%と大幅に上回ってる状態。一方で『パプ・居酒屋』は2019年対比で65.7%と他と比較すると大幅に回復できていない状態ということが分かる。ここにきて厚生省からの飲酒ガイドラインなども出て来て、アルコールの出数がさらに抑制されそうな流れも出て来ています。従来の居酒屋業態おいては、競争がさらに激化す