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採用オファーに込められた“想いの連鎖”

こんにちは。とあるベンチャー企業でひとり人事をしている朱夏です。

最近は暖かい日が続いていて嬉しいものの、くしゃみが止まらないのだけちょっぴり辛い今日この頃。
新卒採用活動も引き続き色々やっているわけですが、今週は現場の若手ちゃんたちと一緒にダイレクトリクルーティング活動に勤しんでいたのでそのお話。

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ダイレクトリクルーティングというのは、サービスに登録している学生さんのデータベースの中から「会ってみたいな」と思った学生さんにオファーを送ってエントリーを促すという手法です。
元々は私1人でやっていたのですが、今週からは現場の1〜3年目メンバーにも一緒にやってもらっています。

そのメンバーの中に昨年入社したばかりの「Iさん」という人がいるのですが、このIさんは当時3年目だったメンバーが彼女にオファーを送ったことがきっかけで入社してくれた人です。

当時、Iさんにオファーを送った時のことは今でも覚えていて。
3年目メンバーが「この人に送ってみたいです」と言ってプロフィールを見せてくれたんです。
「じゃあ、どうして会ってみたいと思ったのか、会ってどんな話をしてみたいかを文章に込めてみようか」と私から伝えて、初めてのオファー文を丁寧に丁寧に紡いで送っていました。

就活中は弊社のことも業界のことも全く知らなかったIさんが、そのオファーをきっかけに入社を決めていま一緒に仕事をしている。そのことだけでも十分に奇跡なのですが、今度はIさんが「この学生さんに会ってみたいです」と言ってくれて、一つひとつ丁寧に一生懸命に文章を紡いでオファーを送ってくれているのがとても尊いことだなぁと思っています。

この「想いの連鎖」みたいなものって、人とのご縁を紡ぐ採用においてはとても大切なことだなと改めて気付かされました。今まではなんとなくやってきた感じが強かったので、能動的にそういう機会を作るということを意識してもいいのかな?と思った次第です。

というのも、最初は「みんな忙しいし、あんまり興味ないかな、、」という気持ちがあったのですが、誘ってみると想定以上に興味持ってくれたのにちょっと驚いたんです。

学生さんのプロフィールを見るのを純粋に楽しんでいるし、「そんな活動してるの!?何それめっちゃ聞いてみたい」ってワクワクしている様子を見て、「あ。興味ないんじゃなくて、関わり方がわからないだけなのか」ということに気付きまして。
関わってもらおうと思うなら、最初は強制的にでも場に引き込むことって大事だなと思いました。

それと、若手ちゃんたちの感性で学生さんを見てもらうと、これまたユニークで面白そうな学生さんを見つけてくるのですよ…!
採用担当目線だとどうしても「条件」とか「志望業界」とかに目が行って焦点が狭まってしまうので、良い意味で可能性を広げてくれるのはありがたいなと思います(`・ω・′)

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<余談>
「スカウト文はラブレター」とはよく言ったものですが、お手紙といえば「銀ちゃんのラブレター」という歌が好きです。
(動画をどこから引用すればいいのかわからなかったので、気になる人は検索してみてください)

相手に気持ちを伝えたいという「想い」の尊さみたいなものを子供ながらに感じていたのですが、大人になってもこの歌の綺麗さには惹かれます。俵万智さんの言葉の紡ぎ方は本当に素敵だなとしみじみしちゃいますね(*′ω`*)

それでは今日はこの辺で( ˘ω˘)




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