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女性が優秀だと感じるのは「コラボ力」が優れているから

Voicyで「イノベーションの流儀」というチャンネルをされている梅澤さんの放送を聴きました。

トピックの1つに「女性が牽引する新たなイノベーションの流れ」ということがあり、「女性の方が発想が自由」「社会性に敏感」といったお話をされていました。

僕もこれまで女性と一緒に仕事をする機会が多かったのですが、なんでこんなに優秀なんだ!?と感じることが多々ありました(ちょっと嫉妬するぐらい、、、笑)

なので、僕が思う女性が優秀だと感じる理由を考えてみました。


1.共感力

共感力とは、他者の考えや意見にその通りだと感じたり、喜怒哀楽といった感情に寄り添うことができる力です。他者と信頼関係を築いたり、良好なコミュニケーションをとるうえで非常に重要な力です。

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女性は共感力がある(=共感性が高い)というのはよく聞く話です。共感力があるとビジネスのどんな場面で役立つかというと

  • 社内のコミュニケーションが円滑になる

  • 取引先とのヒアリングがうまくいく

  • 共感してもらえる発信ができる

Instagramで女性が活躍していることが多いのもこれが理由なんじゃないかと思いました。僕も運用代行などの仕事で女性ディレクターの方と関わることが多いですが、みなさんのきなみコミュニケーション力が高いし、作る文章も共感できるものばかりです。

映画とかドラマとか見て涙するのも女性が多いと感じていますが、あれまお登場人物に感情移入しやすく、ストーリーに共感する力が高いからだと思ってます。


2.レジリエンス

レジリエンス(resilience)とは、「回復力」「復元力」「耐久力」「再起力」「弾力」などと訳される言葉で、「困難をしなやかに乗り越え回復する力(精神的回復力)」として、ビジネスの現場でも注目が集まっています。

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女性は社会的に不遇な立場に追い込まれやすいと思います。「男尊女卑」の意識を持つ人もまだまだ根強く、結婚・出産によって職を失うリスクも高く、復帰しても元の役職には戻れなかったり、出世の見込みがなくなってしまったりといったことがあると思います。

プライベートでも「女性らしく」「女性だから」という視点で見られることが多く、ワンオペ育児を強いられたり、不利な状況に追い込まれることが多いです。

「レジリエンス」はそれらに耐性がある、という意味ではなく、不利な立場にいることが多いため、問題意識に気づきやすいのではないか、という意味です。

不利な立場にあるので、世の中を生き抜いていくには工夫をする必要があります。「課題発見力」と「課題解決力」が高い、と言い換えることもできると思います。


3.マネジメント力

マネジメント能力とは、組織の成果を最大化させるために、経営資源である「ヒト・モノ・カネ」を管理する能力のことです。具体的には、経営陣や部下と意思疎通を図る「コミュニケーションスキル」、周囲の人材を先導する「リーダーシップ」、組織の方向性を決定づける「ビジョンメイキングスキル」などが含まれます。

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先ほど述べたように、女性は男性より弱い立場に追い込まれやすいですし、単純な身体能力も男性より劣っていることが多いです。例えば、重い荷物を運ぶにしても1人では運べないことが多いです。必然的に「人を頼る力」が身についていると思います。

仕事をしているときも「◯時までに終わらせて、子供を迎えに行かなきゃいけない」といった制約を受けていることが多いです。時間管理も優れていますし、間に合わないと思ったら人にお願いしてどうにか時間までに帰ろうとします。

知人の女性は、やってほしいことを箇条書きにして旦那に伝え、徐々に1人でできるようにマネジメントしていると言っていました笑。大抵の男性は、女性の手のひらの上で転がされているので、マネジメント力は非常に高いと思います。


まとめると「コラボ力」が優れている

  • 共感力が高いから相手に寄り添った対応ができるし、

  • レジリエンスが高いから「課題」を発見して「解決」することができる

  • マネジメント力が高いからチームを組んでスケールアップもしやすい

つまり「コラボ力」が優れているから。

こうやって見ると、ビジネスで必要な能力ばかりですね。これまでの社会は男性中心で女性は家庭、という認識が強かったですが、これからどんどん女性の活躍が目立っていく世の中になっていくと思います。

僕を含めた男性(特におっさん世代)ができることは、男尊女卑の意識を捨てて「女性の意見はすべて正しい」ぐらいの意識で積極的に意見を取り入れていくことではないかと思います。

というわけで、女性が優秀だと感じる理由について考えてみました。一緒に仕事をしていても、本当に優秀な女性ばかりと出会うので驚きます。理由を考えて見ると納得。これまでのような意識で女性に接する人や会社、地域は衰退していく一方だなと感じます。

自分も女性に「嫌われる勇気」は持ち合わせていないので、再度意識していきたいです。


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