見出し画像

忘れたくない、廃番になったDJ用ヘッドホンの名機7選

こんにちは。もこもこあざらしです。

あざらしは、サイケにハマりだしてからヘッドホンやイヤホンもこだわるようになりました。

クラブで聴くような音を他の空間でも感じたい!という思いが強くなり、あざらしをクラブに初めて誘ってくれたDJが使用しているヘッドホンを買ったり、改造で有名なイヤホンを実際に改造してみたり。
社会人にもなれば世のヘッドホンオタクたちと肩を並べていろんなヘッドホンを買い集めてコレクションしたり。
つくづく自分はオタクだなぁ…と思います。

そんな中で、DJにあこがれていたというのもあり、DJモニター用ヘッドホンには一番こだわりが深く、様々なものを所有してきましたが、今振り返ってみると当時のヘッドホンたちはほとんどが廃番になっています。

これも時代の移り変わりとともに使い方が変わってきたからなのか、と思ってはいますが、

さすがに消えすぎでしょ!

自分が今のヘッドホンをこわしたり失くしたりした時、次にどのヘッドホンでDJすればいいのかわからないくらい、選択肢が狭まってしまったなぁ…と思います。この状態で「おすすめのDJヘッドホンってどれですか!?」とか言われても、つい昔のヘッドホンを言っちゃうなぁ…などと思ったので、いっそ廃番になってしまったDJヘッドホンを挙げまくったら面白いのでは!?と思い、この記事を書こうと思いました。

今回の記事では、DJモニター用ヘッドホンについての簡単な解説と、過去に有名だったヘッドホンを紹介していきます。

DJモニター用ヘッドホンとは

そもそもDJがヘッドホンを使うのは、「次にかけようとしている曲を事前に聴くため」です。曲のかけ始めや速度、音量などを現場に応じて適宜調整するために使用します。※これはDJの解説サイトならどこにでも書いてあることなので詳しくは割愛します。

ぶっちゃけ、DJをするという目的だけなら、どんなヘッドホンでもOKだし、極端な話、100円ショップに売っているようなイヤホンだってDJすることはできます。
そんな中でDJモニター用ヘッドホンと銘打ってるからには、他のヘッドホンに比べて際立った特徴があるということです。この違いを簡単に解説します。

1.密閉型であること
ヘッドホンには、周りの音を聞こえないように遮音性・音漏れ防止の性能を高めた「密閉型」と、わざと音漏れするようにして音の広がりを表現する構造の「開放型」ヘッドホンがあります。
静かなところで聴くのであれば開放型の方が閉塞感がなく、自然な音で聴けると言われます。しかし、クラブでDJするときには外の音が爆音で殴りかかってきますから、開放型ヘッドホンでは音漏れさせる用の穴からフロアの音が逆流してきて、ヘッドホンからの音がかき消されてしまうでしょう。ですので、DJ用ヘッドホンはほぼ全てが密閉型です。

2.最大許容入力が高いこと
上にも書いたように、DJは周りの爆音の中で次の曲を聴く必要があります。そうすると、ヘッドホンの音量はどんどん大きくなっていくのですが、DJ用と銘打っていないヘッドホンはすぐに音割れを起こしてしまいます。ヘッドホンには「出せる最大音量が決まっている」のです。この音量のことを最大許容入力といいます。
つまり、どんなに音量を大きくしても音が割れずに聴こえる、というのが重要で、DJ用ヘッドホンはこの最大許容入力が非常に高く作られています。

3.DJの使用用途に応じた可動部があること
普通ヘッドホンって、両耳につけて、ヘッドバンドが頭頂部を通るようにつけますよね?

画像9

ですが、DJの場合「次の曲と今の曲を同時に聴きたい!」というシーンが非常に多くあります。その場合、片耳だけヘッドホンを構え、もう片耳はヘッドホンをつけたくないのです。
ですので、その使い方がしやすいようにヘッドホンに回転機能がついているものがあります。

画像10

この装着方法については後ほど解説します。

4.見た目がかっこいいこと
人の前に立ってDJするのですから、見た目がかっこいいことはDJにとっては性能以上の価値を持ちます。あの人DJしてる!っていうのが遠くからでも見てわかる、お客さんに自分を覚えてもらうのにも十分なインパクトを放つアイテムです。
また、派手な色であることはもう一つ便利な意味があります。クラブは基本暗いですが、白や銀色のヘッドホンであれば、暗がりの中でも見つけやすいのです。

5.高音質や原音重視というわけではない
DJヘッドホンは、上記の通り「音が聞きづらい環境の中で確実にDJに必要な音を聴き取る」ためのものです。つまり、必要な音だけが聴こえればいいので、曲の全体がバランスよく美しく聴こえる必要はない、ということです。
高音域や低音域が極端に加工されている通称「ドンシャリ」と言われる鳴り方をするものが多く、その中でも高音が強い、低音が強いなど、各ヘッドホンの音質は強烈に個性を放っています。
DTMやスタジオ常設などの「モニターヘッドホン」とは用途も音質も全く違います。モニターヘッドホンと言われたら基本は「静かなところで曲の全体像やバランスを聴き取る」用途のものなので、DJモニター用ヘッドホンとは真逆の「音を分析するようなフラットで冷たい」音質ということになります。
※モニターヘッドホンでDJすることはできますが、逆にDJヘッドホンで曲を作ったら音量がちぐはぐな、とんでもない曲ができそうです…


他にも、側圧(ヘッドホンが頭を締め付ける力)が強かったり、ケーブルが片方からしか出てないなどの細かい特徴もあります。

DJをする際のヘッドホンの装着の仕方

いろんなDJを見ていれば、いろんな装着の仕方があります。みんな同じように「次にかけようとしている曲を事前に聴く」ことをしているわけですが、DJのプレイスタイルや見栄えを重視するために、各々が最もやりやすい構え方をします。一番やりやすいor一番かっこいい方法を見つけましょう。

・普通につける

画像11

意外とDJにも、普通に両耳装着しかしないDJもいます。これは、フロアの音やミックスを全てヘッドホン内で完結させているDJに多いと思います。他の構え方より見栄えは地味かもしれませんが、モニタースピーカーがない現場や、反響によって音がダブって聞こえるような大きなフロアでも影響を受けずにDJできるという点では非常に有用です。また、ヘッドホンに可動部がなくても関係なくDJできるのも特長です。

・片耳ズラしてつけっぱなし

画像12

最近一番よく見る装着方法です。普通に装着するように見えますが、片方だけ耳からズレているという着け方です。基本外すことはなく、つけっぱなしでDJする人が多いです。
いちいちヘッドホンを付けたり外したりする必要がないというのと、これも可動部がなくてもできるというのが利点です。ただ、右耳と左耳が常に違う音と違う音量にさらされるという理由で、苦手としていたり、付け外しを行うDJもいます。
この装着方法が最もポピュラーになってきたからなのか、DJヘッドホンの小型・軽量化および可動部の不採用に繋がっているのかな、と思っています。

・首から下げて片側を持ち上げる

画像13

通常時はヘッドホンは首から下げていて、聴きたいときだけ片側を持ちあげて耳に当てて聴く、という方法です。ヘッドホンを片耳に当て、肩で押さえつけながら使用する姿は、あざらしが思い浮かべるDJのイメージです。ですのであざらしもこの構え方をするようになりました。
聴きたいときだけパッと聴ける点と、ヘッドバンドが頭に干渉しませんので髪形をバッチリ決めたDJやハットをかぶったDJでも関係なく構えられます。そのため見た目のかっこよさやパフォーマンスを意識したDJ向けの使い方かなと思います。
ただしこの装着方法は、ヘッドホンのスピーカー部分が回転してくれないと非常にやりにくいです。今回紹介する過去のヘッドホンは、この回転機能が全数搭載されていますので、現代のDJにこの構え方をするDJが少なくなってきたという意味なのかもしれません。

・ヘッドバンドを持って下から装着する

画像14

あざらしがサイケの箱パーティーに通っていた時によく見た着け方です。この着け方をする人は、使わない時にヘッドホンを外してテーブルに置いておく人と、逆向きに首から下げている人を見たことがあります。
これも、髪形がバッチリ決まったDJが、その髪形を崩さないようにするための構え方なのかなと思っています。特に新宿や六本木のクラブに行った時によく見られたので、最も見栄えを意識した装着方法といえます。また、可動部がなくても構えられます。しかし、一回一回ヘッドホンを置いたり拾ったりする必要もあるので、手間がかかる方法でもあります。

・ハチマキのように頭頂部に装着する

画像15

首から下げる代わりに、頭につけっぱなしにした状態で普段は両耳フルオープン、使いたいときに片方を下げて使うスタイルです。
この装着方法の最も目立つポイントは、ヘッドバンドに書かれたヘッドホンのメーカー名が前を向くということです。昔のヘッドホンのヘッドバンドには大きくメーカー名が書かれていたので(特にSONY、Pioneer、Technics)、これらが見えるのは非常にインパクトが大きいです。頭から外さないことと見栄えを両立する装着方法ですが、人によっては不格好に映ることもあるのと、可動部がないとやりにくい、という欠点もあります。また、写真のようにヘッドバンドにメーカー名を書かない製品が増えつつあります。

重要なことは、どの装着方法であってもそのDJの個性を生み出しているものであり、最もやりやすい方法であるので、これは人それぞれのやり方を尊重するようにしたいものですね。

忘れたくない過去のDJヘッドホン名機たち

ではここから、あざらしがリスペクトしている、廃番になってしまったDJヘッドホンについて紹介していきます。

・SONY [MDR-Z700DJ]

画像1

・回転機能:横方向、縦方向あり
・ハウジングサイズ:耳覆い
・側圧:あまり強くない
・音色:低音寄り
・当時の価格:13,000円前後

DJヘッドホンとはこういうものだ!という教科書のような見た目をしているヘッドホンで、ユーザーも非常に多かった印象です。今でも、昔からずっとDJをしているベテランが、ヘッドバンドのSONYの字が全部めくれ落ちたような年季の入ったものを使っていたりと、根強いファンが多いです。
外国のDJからは、「SONY is Cool」などとコメントする人もいたとか。

音質は、今聴いてみると非常にかすみがかってボワボワ聴こえるのですが、これは間違いなく、現代の進化したヘッドホンやイヤホンの音に慣れ切ってしまっているためだと思っています。音の傾向はドンシャリですが低音寄りで、キックを拾ってDJする人向きです。

見た目通りそれなりに重量はありますが、側圧はあまり強くないです。それでも音は漏れないし頭振ってもズレないので、その辺り不思議です。

・audio-technica[ATH-PRO700]

画像2

・回転機能:横方向、縦方向あり
・ハウジングサイズ:耳覆い
・側圧:そこそこ強い
・音色:高音寄り
・当時の価格:13,000円前後

オーディオテクニカは、昔から低音が小さいと言われていますが、このATH-PRO700は当時のテクニカが全力で低音を出しに来た、というイメージのヘッドホンです。また、あざらしが最初に購入したDJヘッドホンでもあります。12年前の時点での古参がSONYやTechnicsを使っていて、比較的若いDJがオーディオテクニカだったという認識です。
当時の製品はシルバーのものが多い中で、標準色を黒としているところにも個性が見られます。

音質は、さすがテクニカというくらい高音がきれいに聴こえます。低音はSONYなどには量では劣っていますが、キックが「カン!」って硬く鳴るので、サイケのように硬いキック同士をつなぎ合わせるのに使いやすかった印象です。

とても良いヘッドホンだったのですが、ヘッドバンドの伸び縮みする部分に補強がなく、かつ力が集中しやすい構造だったのか、折れやすいという事も有名でした。

・Technics[RP-DH1200]

画像3

・回転機能:横方向、縦方向あり
・ハウジングサイズ:耳覆い
・側圧:そこそこ強い
・音色:激低音寄り
・当時の価格:15,000円前後

Technicsはパナソニックのオーディオブランドで、クラブの9割以上に常設されているアナログターンテーブル「SL-1200」を作っているブランドです。なのでヘッドホンにもこの1200という名称が入っており、見た目もターンテーブルを模したようなデザインになっています。

Technicsのヘッドホンはもう一つ、RP-DJ1200という耳載せ型のヘッドホンがありました。これも非常に人気で「耳覆いならSONY、耳載せならRP-DJ1200」というくらいにユーザーの多い機種でした。DJ1200とDH1200は、代替わりすることなく両方並行して販売されていました。

このヘッドホンを評するなら、「ひたすらゴッツい」「低音ならぬ帝音」でしょうか。とにかく物凄い量の低音です。だからといって他の音域を埋め尽くすほどの量ではなく、DJをするのに絶妙な量の低音だったと感じています。

・Pioneer[HDJ-1000]

画像4

・回転機能:横方向、縦方向あり
・ハウジングサイズ:耳覆い(ただしイヤーパッドは耳載せ)
・側圧:かなり強い
・音色:高音寄り
・当時の価格:15,000円前後

Pioneerは当時からクラブ常設機材の標準機のポジションを確立していて、大きなクラブのメインフロアには必ず「CDJ-1000MK3」と「DJM-800」が置いてありました。過去のCDJの不格好さを払拭し、DJブースといえばCDJ、という現在の景色を作った偉大なデザインセンスを持つ企業ですが、ヘッドホンのデザインもそのメカメカしている感じ、新たな景色を作ろうという意欲に溢れています。

見た目を気にするDJが選んでいたヘッドホンというイメージは強いです。サイケのDJの中でも特にパフォーマンスが大きなDJがこぞって使用していた印象です。

あざらしの耳には、だいぶ高音が強かったというイメージです。音量を上げても割れませんが、高音が多少刺さるかな、というくらい寄っています。裏ノリなどの高音を拾ってDJする人には最適な音質なのかもしれません。
現在のPioneer DJが出しているヘッドホンも、比較的高音寄りなイメージがあります。

・AKG[K181DJ]

画像5

・回転機能:横方向のみ
・ハウジングサイズ:耳覆い(ただしイヤーパッドは耳載せ)
・側圧:かなり強い
・音色:低音寄り
・当時の価格:18,000円前後→13,000円前後に値下げ

AKGはオーストリアの音響機器メーカーで、「We Are The World」のPVの中でスター達が装着しているヘッドホンを作っているブランドです。

AKGのヘッドホンはオーディオテクニカと同じように、高音が良く出て低音が少ない、という機種が多かったのですが、このK181DJだけは、どこから出ているのかというくらい低音がよく出ました。さらに低音調整スイッチが存在し、低音の量を2段階で調節できる機能もありました。個人的に、音質で言えばあざらしがDJしやすいヘッドホンかな、と感じます。

また、DJ用ヘッドホンにはケーブル交換できる機種もいくつかあり、このK181DJも交換できるのですが、端子が「ミニキャノン」というものを使用しているため、自作のヘッドホンケーブルを作って使用することもできました。ケーブル交換の音質変化も大きく、そういった遊び方もできるヘッドホンでした。

・Ultrasone[DJ1 PRO]

画像6

・回転機能:横方向、縦方向あり
・ハウジングサイズ:耳覆い
・側圧:そこそこ強い
・音色:超高音寄り
・当時の価格:18,000円前後→13,000円前後に値下げ

Ultrasoneは日本では「ウルトラゾーン」、本国ドイツでは「ウルトラゾネ」と発音し、あざらしが知る限り世界で初めての「高級ヘッドホンしか製造していないメーカー」です。

このメーカーのヘッドホンには「S-Logic」という技術が採用されています。普通のヘッドホンは「鳴らした音がまっすぐ耳に届く」構造をしていますが、これらは「ヘッドホン内でわざと音を反響させ、まっすぐ音が届かない」ようにし、人工的な音の広がりを表現するという意欲的な技術です。

サイケにゆかりのあるヘッドホンでもあります。今や仙人とまで言われるダークサイケのDJ「Goa Gil」が絶賛し使用したことでも有名で、過去に渋谷にあったサイケ音源専門店「クイントリックス」でもDJヘッドホンとしてこのメーカーのヘッドホンが販売されていました。店員さん曰く「自分は耳が悪いが、Ultrasoneなら聴きとれる」とコメントしていました。

このDJ1 PROは非常に高音寄りで、キックはだいぶ小さく聴こえます。なので裏ノリを拾うDJ向けなのは間違いありません。DJ用としてもリスニング用としても多くの人に愛され、Ultrasoneの知名度を向上させた火付け役として、失くすには惜しい機種だなぁと思います。

・Allen&Heath[Xone XD2-53]

画像7

・回転機能:横方向、縦方向あり
・ハウジングサイズ:耳覆い
・側圧:そこそこ強い
・音色:フラットか少々低音寄り
・当時の価格:18,000円前後

あざらしが現在、DJに使用しているヘッドホンです。
Allen&Heathはアレンアンドヒースと読み、アナログミキサーの老舗メーカーです。

かなり完成度が高く、このヘッドホンがまだ販売しているなら、「どのDJヘッドホンがおすすめですか?」という質問に対して全員にこのXD2-53と答えたいくらいには多機能・高性能だと思います。恐らくオーディオテクニカのOEM製品だと思うのですが、ヘッドバンドに金属板が入って折れないようになっている他、ケーブルの脱着もできるし可動部も全て動き、どの装着方法にも対応しています。

あざらしがこのヘッドホンを選んだきっかけは、フルオンのサイケアーティストであるShanti Matkinが来日したときのDJで使用していたのを見たことです。それまでオーディオテクニカを使っていましたが、それを売ってこのヘッドホンに乗り換えました。

音質はどちらかといえば高中低いずれの音も平均的に鳴らしながら、少々低音がよく出ている、といった感じです。リスニング用途にも使えると思います。これに近い音はV-ModaのCrossfade M-100くらいですが、あちらはハウジングが可動しないので機能面でこちらに軍配が上がります。

復刻してくれないかなぁ…

DJヘッドホンは現在、新型の機種が出るたびに可動部がなくなったり値段が高騰したり、そもそもラインナップが減っていっているなど、なんか今までにあった良い部分が次々になくなっているイメージです。きっと、何年かぶりにDJしようかな、と思った人がヘッドホンを買いに行くと、当時のヘッドホンは置いてない…とか、じゃあDJ用をと探したとしても、当時の倍以上の値段になっててびっくりするんじゃないでしょうか?

そんな中、Technicsが過去に販売していたヘッドホン「RP-DJ1200」を復刻させた機種「EAH-DJ1200」を発売しました。

画像8

見た目は当時とほぼ一緒で、ケーブル交換ができるようになり、ヘッドバンドとイヤーパッドのレザーの質感が変更されるなどのバージョンアップが図られています。
この機種の独特な可動部は他のヘッドホンにはなく、今までRP-DJ1200を使っていたベテランDJはこれ以外に選択肢はないのではないでしょうか?

同じように、あざらしみたいにヘッドホンを持ち上げて片耳モニターする使い方をしたいなら、現行の製品ではPioneer DJくらいしか可動部を持つ製品がありません。しかし消耗品ともいえるDJヘッドホンを毎回3万も4万もかけて買うのはかなりしんどいです。

きっと、SONYやオーディオテクニカが19,800円くらいで上記のヘッドホンを復刻したら、需要は非常にあると思います。DJの新規参入が増え、スクールなども増えている中、DJコントローラーよりヘッドホンの方が高いという状況は変えてほしいと思います。

Allen&Heathが「Xone XD3-53」みたいなヘッドホン出して、それが見た目も機能も変わりなし!みたいなヘッドホンだったら、あざらしは発売日に買いますよ!マジで!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?