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#4『かき氷つみき』のかき氷、雪のようなたっぷりのかき氷(食べるふたり第8回)
アヤモさん
今年も暖かい春の季節がやってきて、陽気な暖かさの中外に出ることが楽しい時期になりました。
以前、紹介してもらった立ち食いそばも魅力的でしたが、『南天』のそばはいつでも気軽に自分なりに味を調整できることでしょうか。肉そばの肉ダブルで麺半分、揚げ玉を盛り盛りにのせることができる贅沢さ、そしてピクニックのように気分によって場所を変えて食事ができるのはとても魅力的ですね。
いつもの肉でも汗を
Portfolio ポートフォリオ
⚪︎Writing 文章
日々の出来事や、食の体験について綴った文章を書いています。
最近は、『食べるふたり』というタイトルで、往復書簡形式のマガジンを作成しました。こちらは、ひょんなことから出会ったふたりが食にまつわることを互いに交換し合うことで、新しい発見やより楽しく食と関わることができればいいなという思いで始めました。
文章サービスはnoteを利用しています。
I write about
#3『洋食の辰五郎』のハンバーグとカニクリームコロッケ、いつでも食べたい味(食べるふたり第6回)
アヤモさん
2024年に変わり一月が経ち、寒さが増してくる季節になりました。
寒い日が続き外にでるのが億劫になってしまいますが、それでもおいしいものを楽しみたいです。
日本にいながら、朝食を通して世界の文化に触れることができるコンセプトは大変興味深いです。チラシによる国についての紹介や提供される食事についての説明は食の体験を倍増させるものだと感じました。
また、食事の味付けから「朝早くから仕事を
#2 『香来 中央市場店』 のしじみラーメン、1日の始まりの一杯(食べるふたり第4回)
アヤモさん
外に出ると肌に当たる空気が冷たく冬の訪れを感じる時期になりました。こういった季節には暖かいものを食べたいです。
アヤモさんは夜勤をすることがあるということで、思い出すのは私の両親も夜勤をしていた時期があったことです。その時には、アヤモさんと同じように夜勤終わりの食事を朝にとっていたのではないか、と感じました。店内で同じ時間帯でも1日の始まりと終わりが交差しているという話は素敵で、夜勤
リバーサイドラン運河と小川を抜けて-京都-
京都のまちにはいくつか大きな川が流れている。東は鴨川、山科川、西は桂川、南は宇治川、、、それぞれの川は大阪に向かう途中で淀川へ合流する。また、かつて川から市内の中心部へは運河が利用されていた。1つは、鴨川の近くを流れる高瀬川、もう1つは堀川だ。まちなかでは、中世から現代までの建造物や風景が混じり合った表情を見せる。今回紹介するランニングコースはそのような京都の水景やまちなかを巡ることで歴史と地理、
もっとみる京都五條楽園のグランドレベル
京都市内には、五條楽園という名前のエリアがある。2010年代前半まで、花街として栄えお茶屋や旅館が林立していた場所だ。ちらほらとだが、webサイトのブログでは花街の文脈でこの土地について語られている。確かに、このエリア一帯の住宅は、大正から昭和にかけて建てれたため、住宅の外観のタイルや丸窓、洋風の装飾が目に留まる。かつての煌びやかな雰囲気はそのような記号になった物から見えてくる。
寂しい時や座っ
『不滅のあなたへ』ー痛みの先にあるもの
『不滅のあなたへ』(原作:大今良時,2016〜)は、主人公のフシが世界のあらゆる事物を記録するために生成されたところから物語は始まる。フシは人や動物、植物を器として変身することができる。例えば、フシ自身の思考を保ったまま、死んでしまった登場人物の外観と思考方法を獲得することができる。ヤドカリが、新しい貝に入るように身体を自在に変える。フシは物語を通じて、様々な人物に触れ自身のアイデンティティに不安
もっとみる朽ちゆく住まいに花束を
母親の親戚の家は、車で約1時間ほど先の田舎にあった。そこには年に一回松茸を収穫することを目的としていて、ついでに家の中を手入れする。手入れをすることでその家は、かろうじて生きながらえていた。住宅は使っていなければ、当然のことだが埃が溜まる。それだけでなく、水洗の底から鼻を刺激する匂いが漂ってくる。湿った匂いと、ツンとした匂いは混じり、そこには誰もいないことを理解した。
故郷の実家では、木材を燃やし
「状態としてのひとり」のメイキング
『ひとり空間の都市論』では、都市において人々の生活が飲食店や宿泊施設といった場所に外部化され、匿名性を帯びたひとりの状態を生む空間を「ひとり空間」として捉えている。そして、戦後から現代において生成され続けた「ひとり空間」の変遷とこれからを分析している本だ。著者の南後由和さんは、社会学と建築学の知見から、都市について分析を行なっている研究者だ。そして、空間の存在と成り立ちという両方向の視点から分析を
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