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地方の企業こそ、eスポーツを取り入れるべき3つの理由

こんにちは、XENOZのカナハマです。

地方都市に本社を置く企業の中には、イベント実施や地元スポーツチームへのスポンサードを通じて地元への貢献をしているケースも多いでしょう。

一方で、若者が減少している地域の企業様からは、これまでのやり方ではマーケティングや人材確保が上手くいかなくなっているという声も伺います。

そこで、この記事では地方の企業がeスポーツを活用するメリットを、マーケティング / 若手の採用 / 地域活性化 の3つの観点からご紹介します。


メリット① デジタルマーケティングの導入と実行

デジタル技術の進化は、販売およびマーケティングの手法を根本から変えています。特に、地方に拠点を置く企業にとっては、インターネットを活用したデジタルマーケティングが商圏拡大の鍵となり、その導入が事業成長を左右するほどになっています。特に、デジタルツールの活用はマーケティングのコスト削減や効率化にも寄与し、特に人材不足に直面している地方企業にとっては重要な戦略です。

しかし、デジタルマーケティングやSNSの活用には専門的な知識が求められ、優秀なデジタル人材の確保が必須となるため地方企業にとっては課題となるでしょう。

特に、SNSに慣れ親しんだ若者は、テレビなどのマスメディアへの接触時間が短く、信頼している人からのレコメンドを信用する傾向にあるため、広告よりも知人やインフルエンサー経由での情報伝達が有効です。

つまり、そこで、SNSで高いリーチを獲得できるコンテンツやインフルエンサーとのタイアップが有効な手段となるのです。

そういった背景から、K-POPアイドルとのコラボレーションやVTuberとのタイアップをするブランドが増加していますが、そこに並ぶ選択としてeスポーツチームとのタイアップがあげられます。

eスポーツチームは、選手をマネジメントし試合に出場するスポーツチーム的な要素と、SNSでファン向けにコンテンツを作成し発信するメディアのような要素が組み合わさった会社です。

SNSにおけるコンテンツのインプレッションは月間で数千万回~数億回規模となります。

また、一部の大手eスポーツチームは、社内にマーケターやプランナー、動画編集者を抱えているため、スポンサー企業のデジタルマーケティングの支援をできる体制を構築しています。

メリット② 若年層の採用

地方企業が直面する大きな課題の一つに、特に若手の採用が挙げられます。多くの地方都市や田舎町では、大都市と比べて仕事の機会が限られており、キャリアアップのチャンスも少ないと感じる若者が多いでしょう。

これに加え、エンターテイメントが少ないこともあり、魅力的なキャリアを求める若手の労働力が大都市へと流出してしまいます。

このような状況の中で、地方企業が若者を引き付け、留める戦略として考慮すべきなのが、キャリアに繋がる魅力的な仕事や新しいことに積極的な会社の姿勢です。

そこで、地方企業がeスポーツチームを創設したり、eスポーツイベントを開催したりすることで、若者の関心を惹き付けたり、新しい形のキャリアパスを提供する事例が増えてきています。

特に手軽に始められるのが、社内の部活動としてのeスポーツ部の設立です。仕事とは異なる課外活動では、年次を超えてフラットに交流できますし、ゲームが上手い若手がいきいきとリーダーシップを取る貴重な機会になるでしょう。

また、eスポーツチームとタイアップしたデジタルマーケティングの推進には、eスポーツが好きな社員の登用が適しているでしょう。

実際、eスポーツが好きな若手は、マーケティングの知識が浅くても、「ファンのツボ」を分かっているため、ベテランのマーケターよりも良いアイディアを出すことも多いのです。

このように企業が新しい分野を積極的に取り入れ、若手の活躍の機会を生み出すことで、地元の若者の採用やU・Iターン転職を促進することができるでしょう。

メリット③ 地域の活性化

eスポーツの導入は、地域活性化の新たな潮流となっています。

例えば、eスポーツイベントやパブリックビューイングを地元で開催することにより、地域に新しいエネルギーをもたらすとともに、外部からの訪問者を引き寄せることができます。こうしたイベントは、単に人々を楽しませるだけでなく、地域の飲食店、宿泊施設、その他のサービス業に対しても顕著な経済効果をもたらします。

これは地元経済に対して直接的な経済効果を生み出すだけでなく、地方の魅力を再発見するきっかけを提供し、地元のファンを作る効果も期待できます。

また、地元住民にとっても、国内外から注目されるイベントが地元で開催されることにより、地域への誇りと帰属意識を高める効果があります。

さらに、eスポーツチームはスポンサー企業同士のネットワーキングを促進するプラットフォームとしての役割も果たします。地方企業がeスポーツチームとのタイアップを行うことで、地域外の企業との連携機会を創出し、共同プロモーションや新商品の開発など、新しいビジネスチャンスを探ることができます。

このような交流は、地方企業の事業拡大に寄与し、地域経済のさらなる発展を促進します。

このように、eスポーツの導入は、地域を活性化し、経済を刺激する多面的なメリットをもたらし、地方年の企業にとっての有効な戦略として機能します。

まとめ

eスポーツは今後さらなる成長が期待されており、今後IOCによるオリンピックへの導入の推進や、2024年にはワールドカップの開催が予定されています。

最も費用対効果が高いのは競合企業より早いスタートを切り、先行者利益を獲得することです。

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執筆者:カナハマ