小室さんを推す

プレイヤーを諦めて好きな曲の構造を勉強してた頃です。
小室さんを認知したのはStill Love Herです。
イントロ、Aメロの1フレと2フレのつなぎが素晴らしい。シティーハンターのEDって本編被せるんですよね。このイントロがエモ過ぎでしょう。
Bメロ後にそしてAメロに戻るんですけど脈絡なく突然の+1転調です。すごく鮮烈で衝撃的でした。こんなサウンドがあるんだと。小室さんをチェックしました。

次にRunning to Horizonです。 輝かしい
シンセサウンドが魅力的です。イントロと間奏に小室進行を使ってます。間奏エモいですよね。クオリティ高いMVもありドハマりします。誰が書いた曲だとチェックすればあの小室さんではないですか。

そして最後にGet Wildです。いくらすごい人でもそうそう神曲連発できるわけないと思いきや、なんなくやってくれました。本編と被せるエモいイントロから重厚なギターサウンドにつなぎ、短三度下転調からの小室進行ですね。当然理論的なことは分からなかったですがサビでシーンが激変し何が起こったか分からない衝撃を受けました。このインパクトやってみたい。美味しいラーメンに影響受けて自分でも作ってみたいと思ったことありませんかね。それに似た感覚です。スープや具材を自分好みに変えて自分基準でGet Wildのような作品を書きたい。

もちろん設備も何もない。こんなサウンドできるわけない。もしかしたらバンドとか何かの縁があるかもしれない。とりあえず小室さん推しになりました。
当初は雲を掴むような話でしたけど、初音ミクで近いことは達成できましたね。

そんな中であるエピソードを思い出します。
音楽の先生が転勤される時に校歌を歌いました。私が10年前に作った曲をありがとうございましたと挨拶されました。それがすげーカッコいいと思いました。Get wild聴いてこんな曲を作りたいと思ったのは、この体験の影響はあったと思います。


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