見出し画像

Native Nationサビ後半

くサビの構成には4小節ループと8小節ループがあります。小室さんは4小節ループ多めの印象です。90'sというジャンルとしては8小節ループ多めな気がします。別に決まりとかはないと思いますけど。
今回4小節ループを採用すればサビは終わりです。しかし、聞いた感じ物足りなさがある。8小節必要かなということで後半作ります。

最初は小室進行を試しますが、うまくいかなかったです。無理やりできなくもないですが、なんかいまいちな。別の曲が始まったみたいになったりとか。
前半の後に上昇してから下降するイメージがありましたが小室だとこの動きがうまくいきませんでした。

小室進行に拘って変なもの作っても誰も得しないなぁって思いました。前半は小室だからすでにレギュレーションはクリアしてるでしょう。無理したところで歌詞、イラストのコラボの方に申し訳ないなと。オール小室の曲芸曲より普通にいい曲のが喜んでもらえるに決まってる。
コラボの方へのリスペクトは先に学んだ通りです。この時点では誰にお願いするとか決まってはいないですが。

小室を諦めて好きにやろうと決めたので、進行から考えます。
大事なのはセカンダリードミナントです。前の記事のように、本当はセカンダリードミナントでサビに入りたかった。しかし、転調がバレるので止めた旨を書きました。サビ後半は転調した後です。ネタバレ気にしなくて良いのです。

というわけで、後半のラストはツーファイブ
Ⅶ Ⅲとしました。
その前は適当に置きに行けばええやろってことで王道進行です。前半のサビの最後から後半のつなぎはⅠ7→Ⅳです。これは丸サの人達がやってるのをパクりました。

2フレーズ目は同じⅣから始まりますが、Ⅴへ行かずⅢへ行きます。これは次にⅦへ行くのが決定してるため、下降順次でⅦに寄せに行きました。
次のハーフディミニッシュの後にⅢ7としてパワーアップして再登場するので、響きの違いが楽しめるのも面白いかなと。

結果的には下記の感じです。この辺りのニュアンスの違いも注目してもらえたらと思います。
要するに同じサビ頭G#mでもサビ1フレーズ目と2フレーズ目は直前のコード違うよってだけの話です。ダラダラ書いた割に。

Bメロからサビ入り  6から短三度下の6
Bm→G#m   
Ⅵm→Ⅵm

サビ後半から前半への戻り7-3-6
A#m7♭5→D#7→G#m
Ⅶm7♭5→Ⅲ7→Ⅵm

参考に全部をおさらいです。サビのキーはG#mです。BメロはBmです。

Bメロラスト
Bm

サビ前半
G#m  E  F#  B B7

サビ後半
E F# D#7 G#m
E D# A#m7♭5  D#7  

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?