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再エネは地域経済を救う?

こんにちは。シン・エナジーnote編集部2代目です。

さて、皆さま毎日電気やガスを使ってますか?
私たちが日常生活や社会活動を維持していくためには、エネルギーは必要不可欠ですよね。

日本は、エネルギーをどれだけ自給できているかというと、実は2019年時点で12.1%・・・自給率がめちゃめちゃ低い。
つまり生きていくために必要不可欠な要素を海外に依存してしまっている状況なんです。

突然ですが、ここでクイズ。
日本は、海外から輸入している化石燃料の購入費は年間いくらかかっているでしょうか?

10億? 100億? 1兆円?



正解は、・・・なんと20兆円。
2代目も初めて聞いたときは、額の規模が壮大すぎてびっくりしました。

20兆円、とても大きなお金ですよね。
この資金が海外流出せず、日本に留まっていれば・・・日本はもっと豊かになれると思いませんか?

言わずもがな、日本は中東アジアの国のように石油は地中を掘っても出てきません。そこで活用したいのが、自然から得るエネルギー、つまり「再生可能エネルギー」というわけです。
幸いにも、日本は再エネのポテンシャルはめちゃめちゃ高い。
どれくらいのポテンシャルがあるかというと、環境省が試算した結果、日本全体で、エネルギー需要の最大約1.8倍の再エネ供給力(1.8兆kWh!)があると推計されています。(すごいやん、日本!)

さらに私たちは、現在日本の自治体の9割以上が抱える「エネルギー収支赤字」という課題に対しても、地域に分散した再エネ発電所を導入することで課題解決につながると考えています。

地域外に依存しないということは、自立した足腰の強い地域経済を構築することができますよね。
他にも、地域に発電所を作ることで新しい雇用が生まれたり、地域の農業・林業などを再生、活性化させ、新たな産業を生み出すきっかけになることも期待しています。

盛りだくさん書いてしまいましたが、
まとめると、私たちは地域が脱炭素することを「目的」にしているのではなく、脱炭素を「手段」に地域経済や地域産業を活性化させることを目指しているのです。

今後、「脱炭素」を通じた地域づくりを目指す自治体との取り組みをご紹介していきますので、お楽しみに。

最後に、シン・エナジーが関わった再生可能エネルギー発電所はこちらの記事で紹介しています。

一緒に考えていきましょう、これからの地域、これからの地球。

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