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必要ならば180度反対側にいく柔軟性を持つ

お久しぶりです。
気づけば2か月note書いてなかった💦

いろいろSNSやってますが、Twitter頻度が多くて。

実はとある会社からTwitter経由で取材を受けたりしました。発信してるといろんなことがありますね。

あと自分の教室の対応にいろいろ追われていました。今もですけど。

何かと言いますとオンラインレッスンの導入です。私の教室でもしっかりこの波に乗りました。

対面レッスン>オンラインレッスンという価値観

正直言うと、2月〜3月上旬頃まで私はオンラインレッスンに対して非常に否定的な考え方でいました。オンラインレッスン移行することにも消極的でいました。

オンラインレッスン!?そんなん対面レッスンにかなうわけないじゃん!!

みたいな極端な思考で拒絶していた。

まだその時は緊急事態宣言が出されるなんて考えてもみなかったんです。

対面レッスンをギリギリまで続けた理由

私が予防対策を行った上で対面レッスンを続けた理由を挙げてみます。主に生徒側の事情を考慮しました。

・自宅に篭っていると気が滅入ってしまう

・息詰まる日々の中できっとピアノのレッスンが楽しみのひとつになる

・音楽が心を癒してくれる

・大好きな先生とレッスン時間を共有する喜び

実際学校が休校になってからも対面レッスンには9.9割の生徒さんが通ってくれてました。

保護者の方にも感謝の言葉をたくさんいただきました。講師の先生方にもマスクを支給して、急いでレッスン室に空気清浄機を設置しました。

どんな感染防止対策をしているか具体例を挙げ、保護者にメールで連絡、ブログにも記事にして周知を行いました。

でも…もう今は対面レッスンをすべき時ではない。そんな気持ちがよぎった3月中旬頃。

生徒はもちろん、保護者も、そして講師の先生、教室に関わる全ての人の安全性を第一に考えるべきだ、と思うようになりました。

オンラインレッスン導入のタイミング

3月中旬、コロナウィルスがどんどん拡がりをみせていく中で、オンラインレッスンの導入を検討し始めました。

主人は霞ヶ関に勤務しているので、主人の職場の動向が私にとっての貴重な判断材料になりました。

・来週からリモートワークになる

・明後日から自宅待機命令が出た

その前後に必ず首相や都知事の会見があり、何かしらの声明が出されました。

『今、自分が変わるべき時だ』

私はそう確信しました。

今1番大切にすべきものは何なのか?

今は何を1番大切にすべき時なのか?

『命』です。

コロナウィルスから身を守ること。これ以外何もありません。

私は3月当時妊娠9か月。自分ひとりの身体ではなかったし、上の子もまだ2歳。子供たちの命も守らなければ。

そしてもう一つは『生活』。

なのでレッスン休講という、いわゆる教室を「休業」する選択肢も私の中にはありませんでした。

私だけでなく5人の先生にも関わることなので。
あとテナント家賃もかかります。

怒涛のオンラインレッスン導入

…本当に申し訳ないですが、講師の先生へのオンラインのレクチャーは相当ハイスピードで行いました💦


このアプリ使うからダウンロードしといて!
このサイトで使い方覚えて!
いついつに私と接続テストして!
準備出来次第生徒とお試しレッスン開始!

👆これを講師の先生5人と1週間以内で行いました…(⌒-⌒; )

先生方の迅速な適応力をいかんなく発揮していただかなければ、実現できなかったです。

今後のレッスンは選択制を採用

対面レッスンからオンラインレッスンへと舵を切った私ですが、同じように保護者や生徒にも理解してもらう必要がありました。

私ですらオンラインレッスンに切り替えるのに相当な時間とエネルギーを使いましたので。

ですからマンツーマンの対面レッスンに価値を置いてピアノに通ってくれているのだから無理強いはできない、と判断しました。

ピアノの先生たちだって、オンラインレッスンやるまで抵抗感持ってた人も大勢いるはずですから。

教室の経営のことを考えたら休会という選択肢は出さないほうが得策ですけどね。
でも私は、オンライン、または休会で選んでいただくことにしました。

すぐにオンラインレッスンに移行するのではなく、まずテスト接続をしてみて15分程度のお試しレッスンをしてみてから考えてみてください、という方法をとりました。

意外に皆さん乗り気だった(笑)

オンラインレッスンをしてみて手ごたえを感じた先生がたくさんいらっしゃるように、意外にも「お試しレッスンをしてみたい」というご意見が多かったことには驚きました。

そしてお試しレッスンにチャレンジしてくれた生徒さんのほぼ100%、オンラインレッスン希望されたのです。

今、この状況下での【オンラインレッスンの価値】を理解してくださったのだと思います。

それは、先生も生徒も、保護者の方も。
みんな同じ。

・歩みを止めないこと
・モチベーションを保つ

そしてやはり、

・音楽は心を癒す。
・画面越しだとしても人(先生)と時間を共有する喜び

など。

例え画面越しだとしても、
距離が離れていても、

日頃のレッスンで心が通じ合っている先生と生徒だからこそできるのではないかと思います。

自分はコロナ化しないと決めた

コロナウィルスは恐ろしいです。

自分が感染したらどんな症状が出て、どれだけ苦しい思いをするのか、命は助かるのか。

分からないことが多すぎて、専門家ですらまだそうなのですから一般人からすれば尚更。

特効薬もない状況で、誰もが知っている著名人も亡くなったり…。心が痛むばかりです。

志村けんさんの追悼番組を見た時、涙が出ました。

いつでも会える(例えテレビでも)と思っていた人にもう会えないだなんて。こんなに悲しいことはないです。

心よりご冥福をお祈りします。

**************

コロナは人の本質とか、恐怖心からくる負のエネルギーをも浮き彫りにしていきます。

ピアノ教室のオンラインレッスン切り替えのタイミングは住んでいる地域や、先生自身の判断で実に様々ですが、

徐々にオンラインレッスンに切り替える教室が増えてきた頃に

対面レッスンをしている先生に対して、非常識だ、とか、危機管理がなさすぎるなど、非難するような意見もSNSで多く見受けられました。

対面レッスンをしている先生や、
その生徒のことが心配だといいつつ、

オンラインレッスンをしている自分は正しい

そう思いたいがために、人にもそれを要求するといった感じがして、なんだかなぁ。

正義感が強い人と、

自分の正義を押し付ける人とでは、

全く別だなぁ、と思いました。

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コロナばかりにフォーカスしていると判断力が鈍ってくる感覚がありました。

特にオンラインレッスンに切り替えるタイミングでは、とにかく毎朝ニュースが気になって仕方なかったですし。何が正解なのかまったく分からなかった。

珍しくいろいろ悩んでるね、と言われたりして。自分でも本当にそう思いました。


少し一息ついて、私はコロナ終息後のことも含めて、長期的な視野で物事を見ていこうと決めました。

ことごとく先が読めないのが今の情勢なので、
事が起こる前に対処できるならするし、事が起きてからの方向転換も全然想定内で。

そのつもりで過ごそうと思ってます。

じゃあ今、自分がすべき事とは

もう明らかに大不況です。まずは自分と家族の命と生活を守る。そのために経済を回す。

ダイレクトにいうと、

モノを売って稼ぐこと

オンラインレッスンコンサルとか、今生徒集客より需要があるのではないでしょうか。

需要あるところに供給するのがビジネスの基本ですから。

オンラインレッスンをやりたいけど機械が苦手なピアノの先生は助かるし、その生徒さんもオンラインレッスンが受けられることで喜ぶ人もたくさんいるはず。

IT関係が苦手な先生は今はほぼ休業するしか選択肢はありません。

先日コロナ終息には2年ほどかかる、とハーバード大学の見解がニュースになっていましたから、今は方向転換や自分をアップデートする機会なんですよね。

なんやかんやコロナが〜助成金が〜政治家が〜とか、いろいろ言ってる人って、『ただちに生活が困る人』ではない立場の人です。

私も含めて。

持ち家がある、
自分以外の収入がある(夫や親)
ほかの仕事で収入源がある
収入にコロナが関係していない

などなど、まだ大丈夫だと確信できる何らかの環境下にいる人です。

飲食店など店舗経営している人には、今の状況はまさに生きるか死ぬか。資金繰りや家賃支払いが容赦なく降り注ぎますからこんな風にブログなんて書いている余裕すらないはず。

だから、まだ大丈夫な立場の人はやるべき事をやる。クラウドファンティングで寄付したり、テイクアウトのお店を応援するなど「お金を使う」ことで人を助けたりもできます。

だからまずお金を稼ぐのです。

さいごに

久しぶりに長い文章書きました(⌒-⌒; )

私のここ1か月の行動や思ったこと、そしてこれからのことを徒然と書きました。

またいつかコロナ終息後にもう一度振り返ってみたいです。

まず目先の目標は元気な赤ちゃんを生むこと(予定日4/22)

頑張ろう。








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