浅草で名酒場を放浪してみた。
浅草で居酒屋放浪。
まずは赤垣。老舗も老舗。その歴史は100年を超える。ここはなんと言っても魚介。マストのシメサバ&マグロのブツを肴に、女将さんの生誕地、秋田の高清水を飲む。雰囲気も料理も最高。吉田類が愛する理由がよくわかった。
二軒目、浅草サンボア。当然飲むのはハイボール。氷が入っていない。酒瓶自体を冷やす。冷凍技術がなかった名残だと言う。材料はただの角ハイである。しかしだよ、これがメチャ美味いのだ。ハイボールが苦手な後輩が、あまりの美味さに言葉を失っていた。音楽無し、カウンターは椅子無し。泥酔者お断りの硬派な老舗バー。命名は谷崎潤一郎という噂。
堪能したが、何かが足りない。おおそうだ、煮込みを食べていなかった。これはいかん!と言うことで、3軒目、ホッピー通りにある「高橋」。ディープこの上ない。頼むのは無論、ホッピー&牛すじ煮込である。肉がとろける。明日仕事があることを忘れてしまいそうな美味さだ。
夜の浅草をこれだけ堪能したのは、これが初めて。歴史の浅い道産子には、浅草の歴史と伝統が眩しく、羨望と嫉妬も感じながら痛飲した。浅草は楽し。また来よう。次は、浅草キッドの「くじらや」だな。
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