見出し画像

ちゃぶ台をひっくり返す程の価値観!⑵

■平和だから成り立つ日本が誇る文化と価値観

少し前に図書館で本を借りました。

今回は、図書館司書さんがおススメの本を借りてきました‼

以前、こちらで世界の価値観という内容をお話しました。
(良かったら、こちらもどうぞ‼)

今回は、このような本を借りてきました。

いかにも 借りる気をそそるタイトル名‼

絵がたくさんあり、パラパラと読み進めていく事ができる本です。

この本を読むと、これは日本では通用するが海外では全く通じない。

最悪、命がなかったりトラブルに巻き込まれたりする

危険なジェスチャーであったり

なるほどー

とか

えっ‼

そんな変わったものまであるんだ

読者を飽きさせない内容になっています。

私が中でも興味深いものはこちらでした。

フランス人はむやみに微笑まない

どこへ行っても恥をかかない世界の「常識」図鑑 編集 御手洗昭 著 小笠原はるのより

わたくし
生まれは東京
育ちは
埼玉県民の
純日本人です。
(寅さんみたいな自己紹介ですが…)

常に子どもの頃から

人と会う時は

「常に笑顔でいるんだよ」

と親や祖母から言われて育てられていたので

ある意味

「衝撃」

でした。

おそらく、日本で育った方は常にそのような教えを受けてきた人も多いのではないかと思います。

特に、日本には

「笑う門には福来る」

ということわざがあるように

ニコニコとしている人のところには
自然と福が呼び込まれるものだ。

という価値観の人が多いのかと思います。

しかし、フランスではニコニコとしていると

「偽善者」

とみなされるのです。

そのため、何も知らない日本人が初めてフランスへ旅行に行き店員の姿を見ると

「怖そう」

と感じてしまう方もいるそうです。

確かに、日本もオレオレ詐欺などが身近なところで発生していて物騒な世の中になりました。そのため、安易に人を信じてよいのか微妙な場面もあるかもしれませんが…

少し前まで

某ファーストフードでは

「スマイル0円」というものが話題になり

少なくても接客業や対人援助職など人と関わる職業の人は

「笑顔」

という価値観や文化がある。

ある意味それは

「日本が平和だからこそ成り立つ日本が誇る文化」

なのだと私は思います。

■「年末特番の某バラエティー番組か?!」

日本の接客業でよく模範となるのが

千葉県のネズミのキャラで有名な夢の国のテーマパークがあります。

「そういえば、このテーマパークってフランスにもあったよな…」

そこで、また思ってしまったのです。

「むやみに笑わないのならば、某夢の国のテーマパークのキャストはみんな無表情なの?」

それって、年末になると特番でやる

あの『笑ってはいけない』のシリーズみたいなののリアル版なのか?

もしかしたらそうではないかもしれませんが

なんとなーく想像したら

ある意味

「話のネタに行って自分の目で見て見たくなりました」

という気持ちが半分

残り半分は

「いやいや、ちょっと待てよー」

「キャストが無表情だったら緊張感あふれるてしまうじゃないか‼」

なんだかそれも

「ビミョーだよな」

いう気持ちになりました。

逆に、もしかしたらフランス人観光客の方が日本の某夢の国テーマパークなり、デパートなどで店員からサービスを受けたら

もしかしたら

「ニコニコした裏には何かある」

とか

「ひょっとしたら、この商品なりサービスには何かのトリックなどが隠されているのではないか?」

ドキドキ

ハラハラ…



なんてことを想像したら、これまた何ともビミョーな気分になりました。

この本から学んだ事は、海外旅行では言葉の壁があるけれど

それよりなにより

その国々の習慣や価値観の違いを知るということも大事な事という事でした。

■海外だけではない‼侮れない成田空港のチェック体制

実際、私が20代の頃に初めてアメリカへ研修旅行へ行った時の事です。

同じグループの女性が

飛行機に搭乗する前に

「ちょっと吸ってくる」

たばこを吸いに行ったきり、戻って来ませんでした。

その日は度々、パトロール隊員の監視体制が厳しく先輩パトロール隊員が後輩パトロール隊員と組んで

いつも以上に厳重チェック体制の日でした。

そこへ、たまたま喫煙エリアが分からず外で喫煙をしてしまったために女性は

パトロール隊に別室へ通されるはめに…

「たかだか、喫煙」

と思われる方もいますが

その日に女性が飛行機に搭乗したのは

散々パトロール隊のチェックとお説教で

やっと、みんなに遅れること

現地に到着したのは半日遅れで夕方でした。

何も成田は喫煙だけではなく

「税関のチェック」も厳しいです。

出発前のロビーで、吸い慣れたタバコを確保しようと日本を発つ前の最後の悪あがきで大量購入する方も中にはいるそうです。
ちなみに、それは私の同僚ですが初めての海外旅行でしたのでこのことを知りませんでした。そのため、税関チェックで足止めを受けて別室へ…

「英語は分からないけれど、顔を見れば明らかに𠮟られていることは明らかだった」

非常に苦い体験だったことが感じられましたが、私にはとても貴重な話でもありました。

よって、特に喫煙ユーザーの方は楽しい海外旅行を過ごすために

⑴喫煙所はどこにあるのか?

⑵タバコの購入はどれぐらいまでの量だったら税関でチェックされずに済むのか?

これらを調べておくことをおススメします。

よく小学生の頃に遠足へ行き学校解散時に先生が

「遠足は、家に着くまでが遠足です」

という名言を残していたものです。

まさに、楽しい海外旅行も

まさに、

海外の玄関窓口である成田から始まっているのではないでしょうか。

特に、日本にいると分かりにくいのですが喫煙に関しては海外の方がルールが厳しいという事を頭の片隅に置いておくとよいと私は思います。

よって、特に近くに海外出張や留学がある予定の方はおススメです。
まさに、備えあれば患いなしの一冊です。









この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?