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古民家DIY8日目 ①ストーブで廃材燃やす

前回のブログの間にも、だんなが単独で出動しかなり断熱材貼りを進めてくれました。

屋根裏の一番高いところは太い梁に
乗って作業したよう(よく届いたな…)
これは屋根裏収納部屋
1人でかなり進めてくれている


そしてだんなが単独で古民家に入った後、古民家にもう一つ大きな変化がありました。

これ
元々古民家にあったストーブを利用して
暖房代わりにしている
玄関から外へ煙突の排気をつなげてる
(帰る時は煙突を解体・収納している)

さすが無人島でやっていけると言われる男、あるものでよく工夫するなあと感心します。

自宅からポータブル石油ストーブを持ち込んでいたものの、なぜかあまり使う気がせず暖房なしでやっていました。
結局石油ストーブだと正面方向しか暖まらないので、ずっと動いて作業してるとわざわざ石油ストーブの前で暖を取る気になれず。
動いていたら寒さがそこまで我慢できないほどではないので必要ないかなと思っていました。

でもこれは…いい。

暖気が上にいって吹き抜けも暖まるし、なにより木を燃やす香りが古民家全体に充満してとてもいい感じ。
作業をしながら玄関を通りかかる時に作業中に出た廃材をポイポイっと放り込み、火の番をするのも楽しい。
火が消えかけてないかストーブを開けて気にかけるのもまた楽しい。
火を育てる楽しみ、というのを初めて味わいました。
廃材ならベニヤ板を剥がす時にたくさん出るので燃やすものはどんどんあるぜ〜!という気持ちにもなります。

2階部屋
ストーブの煙が古民家に充満して
日差しが3Dホログラムのように
立体的に見える
アヴェマリアの讃美歌が聴こえてきそうな
日差し


ところで屋根裏の断熱材を貼る上で天井がない部分に足場を作る必要がありました。

太い梁が通っているところ以外は
上から見るとこう(落ちたら終わりだ)

工務店さんからも足場作りは注文した胴縁(太い木材・床材の補強や1階に断熱材を入れるための中壁作りに使います)を太い梁に渡し、その上に分厚いベニヤ板を置いてはどうか、と言われていました。

大量に積まれているのが注文した胴縁

なので足場に置けるベニヤ板を探しに納屋を捜索してみます。(←本当はしっかりしたのを買った方がいいですが、あるものを工夫する精神発揮)

そして納屋の上で見つけたのがこれ
(はしご上にある木材に金網を張ったようなもの)
重いから引き摺っているのではなく
汚れがすごいので引き摺って雪で洗ってます

この雪で汚れを洗うというやり方、古民家でだんながやっているのを見て私もマネするようになりました。 
古民家で作業してるととにかく長靴や着ているウェアが汚れるので、まず雪にこすりつけて汚れを落としてます。
以前NHK番組でも新潟の古い慣習で白い布に染料を入れる前に雪に平らに長い布を埋めて、さらに白くする方法を見ましたが本当に雪は汚れを落としてくれますね。

そして上へ上げましたが…
いや、これだと強度足りなくて怖いな…
とだんな


じゃまず胴縁を渡してみよう、と胴縁を屋根の太い梁に何本か組んでみることに。

ひ弱な男性ぐらいの力はある私。
だんなに下からどんどん胴縁を渡していきます。

そしてこうなりました

そして胴縁がある程度組まれたところでしっかりした強度に感動しているだんな。

安心感が違う!これでいけそう。とこの状態で屋根裏断熱材作業を進めることに。

私はもうそちら側に行けない
だって上から見るとこう

今まで自分は高いところは大丈夫、と思っていましたがそれは安全が保障された上でのことだったのだ、と思い知らされます。
天井がない部分から下を見ると腰から足へかけてひゅんっと縮こまる気持ちです。

屋根裏断熱材はだんなに任せた…というところで次回へ続きます。(DIYになるとあまり役立っていない私)

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