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東京生まれ。外資系客室乗務員だった時に知り会ったスイス人と結婚。海外在住25年。観光ガ…

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東京生まれ。外資系客室乗務員だった時に知り会ったスイス人と結婚。海外在住25年。観光ガイド、テラピストなどの仕事を経て、現在主婦兼Airbnbホスト。世界中のお客様を自宅で接待する。「人」をテーマに感じた事を発信中。

最近の記事

オミクロンにかかった私が言いいます。 「ワクチン打つな。」

オミクロンにかかりました。 まあ、近所の人々がバンバンかかってたので、時間の問題だと思ってましたけどね。 もうスイスでは感染者が多く、オミクロン感染ちっとも珍しいことではない。 それにこのヨーロッパのご時世、ワクチン摂取者でない人はグリーンパスを持ってないので、レストランにも美術館にもジムにも行けない。 なので、パス取得目的で、この症状の軽いオミクロンにかかりたい、治ればグリーンパスがゲットできる、なんていう人がいるほど。みんなオミクロンをインフルエンザの様に軽い病に

    • なくなっちゃったかもしれない仕事        「日本人観光客ガイド」。

      30歳過ぎてから国際結婚し、その後母親になった私。娘とノホホーンとスイスの田舎でのんびり主婦生活していたのだが、ある時、元同僚がら電話が掛かる。 彼がサイドビジネスとして始めた旅行業の仕事で、私の住むスイス南部に日本人ゴルファーを連れて来るらしく、彼は私に 「スイス南部で日本人ローカルガイドが見つからない、あなたが日本人のお客様のためにガイドをしてくれないだろうか」と。 「日本人観光ガイド、、、」 私は、しばらく考え「いや、やっぱり私、方向音痴なんでガイドのお仕事はち

      • 私の周りでは、こんな人がコロナになってます。

        私の住んでいるスイスは、去年の12月から2回目のロックダウンに入り、2月現在、レストランもカフェにも行けず、毎日食事の支度や掃除などの家事のみをし続ける生活が続いている。あまりにも毎日同じことを繰り返しているので、昨日何をしたのかなどすら忘れてしまう。 1回目のロックダウンは初めての経験だった事と、季節が春の初めから始まった事もあり、結構、家の庭なんかででゆっくり過ごしたりして、そんなに悪いものではなかった。 今回は流石に寒い冬の最中。人に会うには、家に友達を呼ぶか呼ば

        • コロナワクチンを打つか、打たないかで揺れるヨーロッパの人々。

          私が住んでいるスイス南部は、イタリア北部と国境を隣接していることもあり、ヨーロッパの中でも比較的早くからコロナ感染が広がった地域である。知り合いの中にもコロナにかかった人が十数人程。ほとんどの人が、風邪の症状と同じだったと言い、ある人は今でも疲れが取れないと語る。 1月よりスイス政府は、日本に先駆けてコロナワクチン接種をスタート。政府は、コロナ感染の危険度の高いお年寄りから優先的にワクチンを提供する事を約束し、老人ホーム、病院で手術などを予定しているお年寄りを対象に、いよい

        オミクロンにかかった私が言いいます。 「ワクチン打つな。」

        • なくなっちゃったかもしれない仕事        「日本人観光客ガイド」。

        • 私の周りでは、こんな人がコロナになってます。

        • コロナワクチンを打つか、打たないかで揺れるヨーロッパの人々。

          機内「シベリア上空」のお客様 パート2

          「すみません。日本時間を教えて頂けますか。」とビジネスクラスのある男性。 エコノミークラスのお客様から、到着時間前に良く聞かれる質問だか、その方は、どう見ても旅慣れたビジネスマン。日本時間を知らない訳が無い。 その日、私はビジネスクラスの担当で、乗客数は7名のみ。客室乗務員にとって時間に余裕のある、暇を持て余したフライトだということは、火を見るより明らかだ。 私は、その紳士が「乗務員と話すこと」で少々の時間を過ごされたいのだな、と直感的に感じた。ヨーロッパ便は、確かにフ

          機内「シベリア上空」のお客様 パート2

          機内「シベリア上空」にて パート1。

          ハバロフスクを過ぎて1時間程経った頃だったか。 「すみません、今どの辺の上空を飛んでますか。」と私に聞く真面目そうな70代後半の男性。 通常、飛行機の到着時間2時間程前から、後どのぐらいで到着するか、またヨーロッパの町の、どの上空を飛行中かを聞くお客様は良くいらっしゃった。 でも、飛行機はシベリア上空で、何もない野原が広がった光景。何処と言えるような町の上空では無かった。 飛行機の座席前に用意されているスクリーンには、現在地がリアルタイムで表示されるようになった現代。

          機内「シベリア上空」にて パート1。

          イタリア語の謎 ある日本人の「苦労」

          食べ物を食べている時に「美味しーい。」と言いたくても「え、今食べているもの女性名詞だっけ、それとも男性名詞 ?」と考えてから「美味しい」の一言を言わねばならないイタリア語。イタリア語には、BUONOブオーノ BUONIブオーニ BUONAブオーナ BUONEブオーネ と4つの「美味しい」がある。男性単数のものを食べてる時はBuono。女性単数、例えばりんごを食べてる時はBuona。スパゲッティーは、もともと複数形の単語だからBuoni..でも1本のスパゲッティーはスパゲットだ

          イタリア語の謎 ある日本人の「苦労」

          Airbnbホストが私の仕事。

           空いている部屋が家にある。この空間、もしかしたら民泊部屋になるかもって始めたのが5年前。観光客とともに生活する日々を送り、今やAirbnbのスーパーホストに。 自分の家に知らない人を泊めちゃって良いんだろうか、物を盗まれないだろうか、などの不安があったものの、やってみてダメならやめれば良いと軽い気持ちでスタート。5年間やってみて、なくなったものはたった2つ、1枚のタオルとドライヤー。忘れ物はパンツからカメラまで数々。 いらした人々の話を書き留めたら、一冊の本になるほど本

          Airbnbホストが私の仕事。

          洗濯って、

          洗濯は、主婦業の中でもあまり好きな方でない。洗濯の山を見ると、やる事一杯感をビジュアル化しているようで、それを見るのが嫌だからサッサと片ずけたい、という思いが募る。なので洗濯物を素早く洗濯機に入れ、蓋を閉めボタンを押して終了。あ、1つやらなきゃいけない事終わった。 本当のところは、白いものは白い洗濯物だけて分けて洗濯するべきなのは100も承知。それをわかっていても、洗濯の山を片付けてしまう快感には勝てず、見て見ぬ振りをして、他の色物と白いものを一緒に入れて洗濯。 確かに、

          洗濯って、

          あなたのご主人、狩猟民族系それとも農耕系?

          何かを探し始めると、見つかるまで探さないと気が済まない。探し続ける。そういう人って少数ながら存在する。うちの旦那がその典型。 探し物って以外にふとした時に見つかることが多いし、探す事に時間をかけることは何より無駄な時間って思う私には「一緒に探してくれ」って言われることが苦痛だったりする。 翌日、海外に出発するのにパスポートが見つからないとか、会社の上司に持って行くものが見つからないっていうならば、勿論私も血眼になって一緒に探すだろう。でもそれが、ただの一冊の「お気に入りの

          あなたのご主人、狩猟民族系それとも農耕系?