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士業はオワコン。AIが普及したら本当に仕事がなくなるのか?

士業はオワコン。資格は資格

資格は資格。

ただの免許。ただの許認可。それがあれば合法的に店を出せる。独占業務をやらせてくれる。それだけ。決して技術や能力の証明じゃない。稼げる保証もない。

同じ資格ならできる手続きは同じ。質が違うと言ったって、そこに価値を認めて金を払ってくれる人ばかりじゃない。安いサービスの方が魅力を感じるかもしれない。

士業はオワコン。AIが普及したら仕事がなくなる。そんなことを言われる中で、選ばれるために何をするか、資格を超えた何を提供できるか、そして、それをどう伝えていくのか。

今年はそれを突き詰めていきたい。

4月13日は弁理士記念日

4月13日。13年前の今日、弁理士になった。

平成23年(2011年)。東日本大震災があった年だ。前年11月に試験に合格し、12月から3月まで実務修習。そして4月に登録。震災後の自粛で、修習後の祝賀会は中止になってしまったと記憶している。

当時のお客さんには、「ようやくヤマダさんにふさわしい肩書きが付きましたね」と言われた。それはそれで嬉しかった。ただ、資格を取ったって何が変わるわけじゃない。少なくとも自分の中では。弁理士になったから急にスキルが伸びるわけでもない。変わったのは周りの見方だけ。

僕は試験に合格するまで15年もかかった。超・凡才。その凡才がなんとか受験生との戦いを終わらせたってのに、今度は優秀な弁理士さんたちと競争させられるんだよな。神様も試練を与えるねぇ(苦笑)

そもそも士業って金太郎飴なんだよ。同じ資格を持ってる人、同じ肩書きの人は同じ顔に見える。誰に頼んでも大差がないなら、値段が安い方が良い。
選ばれるためには選ばれる理由がないといけない。なければつくらないといけない。

ブランディングとは選ばれる理由を作ること

選ばれるための理由を作る。これがブランディングだと思っている。

  • 業界でトップになる

  • 地域でダントツの存在になる

  • 誰も手を付けない高難度の業務を難なくこなせるようになる

どれもピンとこないね(苦笑)

それなら、自分の何を買ってもらうか、どこに魅力を感じてもらうか、自分の独自性・オリジナリティを綿密に設計していかないといけないってことだ。

僕も開業10年目。色々試してきた。その試してきたこと、種を蒔いてきたことが今、少しずつ芽を出しつつある。そう感じている。それをもっと明確に形付けていきたい。そんな1年にできるよう尽力していきたい(願)