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まだ暗い朝、押し寄せるのは
覚えていない記憶のバラバラ
もしくは創造の卵を拾いたくて

少し明るい朝、もう無い夢を辿る
光の入らないカーテンの隙間から
覗く一端の青を捕まえるように

ぬくぬくと布団の中に居座り
わたしを夜に連れ戻そうとする今よ

いそいそとトイレの便座に向かわせ
わたしを昼に連れていこうとする今よ

どっちつかずのわたし
昼に近い朝、どうしようもない
そんな気持ちに苛まされている

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