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【青森アート旅】2つのあおもり犬に会いに行く

GW前半は青森で過ごしました。
今回の旅の目的の1つであった美術館巡り。

2つのあおもり犬に会いに行きました。

青森県立美術館

新青森駅から車で10分ほどの場所にある美術館です。
設計は青木淳さん。

白い建物が印象的です。
雪が積もったら…と考えると、雪に埋もれる感じなのでしょうか。

青森県立美術館の隣には、世界遺産に登録されている三内丸山遺跡があり、その発掘現場からインスピレーションを受けて設計されたようです。

展示室では、青森県出身の美術家の奈良美智さんの展示をゆっくりと見ることができました。

展示室が広く、ゆったりと作品が展示されているのがいいですね。
東京で気軽に美術館に行けますが、展示よりも人に圧倒されることが多いので地方の美術館へ足を運ぶのもいいなと思います。

日本人よりも団体なのか、台湾からの方が多いのも印象的でした。


そして、あおもり犬とご対面です。

まずは建物の中から。
外へ出ます。
空の青と白のコントラストが綺麗
定期的に掃除されているみたいです。


展示だけでなく、建築やピクトグラムも楽しめるのも美術館の醍醐味です。

シンプルだけど後ろ脚が曲がっている椅子
軽やかな、抜け感のある建築
ピクトグラムも可愛い

スタッフさんのユニホームがミナペルホネンなのも可愛いんです。

建物が広いのでけっこう歩きます。

いつかは冬の時期に来てみたい美術館です。

弘前れんが倉庫美術館

桜で有名な弘前公園から徒歩約20分ほどの場所にあります。
建物の規模は大きくなく、公園の中にある美術館といった印象です。
もともとシードル工場として明治・大正期に建てられた建物であり、改修を建築家の田根剛さんが担当されています。

レンガの組み方が特徴的です。

美術館は、アート棟とカフェ・ショップの棟に分かれています。
アート棟入って左にいるのが、小さいあおもり犬です。

青森県立美術館とサイズ感、質感も異なります。
表情も見ている視線が違うからでしょうか。

弘前レンガ倉庫美術館は、2020年の開館でずっと行きたかったもののコロナ禍で行けず。やっと可愛いあおもり犬と会うことができました。

弘前には時代は違くともレンガの建物があります。
建築家の前川國男の初期の作品が多く、弘前市庁舎の外観はレンガが組まれているのです。

建物の写真がないですが、後ろの建物が市庁舎です。

前川國男の母が弘前出身だったこともあり、複数の作品が弘前に残っています。デビュー作の木村産業研究所(弘前こぎん研究所)もあります。

少し逸れましたが、建築巡りも楽しいのが弘前市です。

カフェだけで気軽に利用するのも良さそうですね。

入口のレンガは改修時の新しいものでしょうか?

今回は2つの美術館を巡りましたが、規模も建築も在り方も異なりました。
展示を見に行くのももちろんですが、市民はもちろん訪れる人に気軽に利用してもらう工夫があった気がします。

なお、9月1日までは青森県にある5つの美術館とアートセンターが協業でアートフェスなるものが開催されているようです。

街が現代アートであふれている十和田市現代美術館も過去行ったことがありますが、アートだけでなく建築も楽しめました。

美味しくて、あたたかくて、自然溢れる場所、青森での美術館巡り
おすすめしたいです。



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