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私にとって仕事とは?2023

私にとって仕事とは?|スイートバジル #note #仕事について話そう

この記事を書いてから、1年が経った。
記事を書いたのが、ちょうど転職活動を始めたころ。
その後転職してみて、妊活も始めてみて、
私の「仕事観」は、変わっただろうか?


20代、仕事が好きで、結婚もしていない頃の私は、生活の中心が仕事だった。
それが、一番に望んだことではないけれど、それには満足していた。

30代になり、異動して仕事にやりがいを見いだせなかった頃は、仕事から逃げてばかりだった。
仕事をしない時間のために、仕事をしていた。

結婚するとますます、仕事の時間が「邪魔」に思えた。
自分のやりたいことや、自分の生活を整えるための時間を圧迫するものだった。

転職してまた仕事が好きになると、これまでよりも仕事に時間を費やすようになり、
今度は仕事とそれ以外の時間のバランスが取れなくなった。
自分自身の心は元気になったけど、頻繁に体調を崩してもいるし、家族と過ごす時間も十分とは言えない。


フルタイムなら、通勤時間も含めたら9時間以上を、週5日。
これって結構、長い時間だと思う。
平日なら残り14時間、休日の24時間をどう使うか?と考えていると、
そもそも仕事にかける時間って、拘束時間で一日6時間とか7時間じゃだめなのかなあ、と思ってしまう。
昔より便利に、自動化もされているのに、人間は楽になるのではなく、より大きなアウトプットだけを求められてしまう、矛盾。


私は新卒入社時の研修で、
「生活で一番の優先は仕事であるべき。仕事をきちんとするためにも、休日や終業後はしっかりリフレッシュし、健康にも気をつけよ」
という、ブラックなのかホワイトなのかわからないメッセージを受け取った。
これは、今だからこそ首をかしげてしまうけど、なんの疑いも持たずに自分の言葉として取り入れていた時期もある。
しかしこれだと、今はちょっと厳しいかな。

何が一番優先とか関係なく、
基盤に「自分の体調や健康」というものがあって、
その上に仕事、家庭、趣味、みたいな柱が立って、
それらのバランスが良いときに、また何か自分の成し遂げたいものが生まれてくる、
というイメージが、今はしっくりくる。

ライフワークバランス、という言葉を、今までは仕事とプライベートを天秤の両方に乗せているようにイメージしていたけど、
プライベートの中にもいろいろな役割があって、それも含めてバランスをとっていく、と考えてみたい。


私にとって仕事とは?という質問からは、いつも薄い答えしか出せないのだけど、
私にとって仕事とは、
あくまで生活を支える一つの柱。
そして、仕事を通してしかかなえられない何かをなしとげてみたい。
というのが、今年の答え。

仕事を通してしかかなえられない何かをなしとげたい、というのは、
自分が会社に属することでしか得られない経験や成果が、私の場合は確実にあるので、
そういう仕事をする「目的」を持っているということ。
これはお金を稼ぐことも大事な目的だけれど、お金がもらえれば何でもいいということでもなかったな、という自分の経験から思うことだ。

そして、仕事は「好き」だけれど、
自分の体力のなさと今のうちに向き合っておきたくもある。
残業ありが前提のフルタイムの仕事は、すでにしんどい。
今後もし子供が生まれたら?体調をより崩しやすくなったら?・・・

リフレッシュのために長く仕事を休んだり、今の会社で働き方や働く時間を調整するには、多分、過労で倒れるとかよほどのインパクトがある事件がないと、難しい気がする。
毎日、毎週、なんとなく休んだ気がしないままどうにか会社に行って、なんとなくやり切った感がないまま生活していく。
経済的には充実しているし、気持ちも満たされているけれど、体は疲弊していく。

ここのあたりを、どう向き合っていこうかな、といつも考えている。
パートナーの状況なども影響してくると思う。

長い目でも短い目でも考える必要があって、いろいろ試しながら「ちょうどいい」を見つけていきたい。

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