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【こんな家計管理は×】資産形成が出来ない夫婦の家計管理5選

今回はインフレが確実に実生活に影響を及ぼし始め、賃金も増えづらい昨今なので、そんな時に今一度考えてみたい、ダメな家計管理5選ということで書いていきたいと思います。

個人投資家でYoutuberのたぱぞうさんの動画でこちらの内容を挙げられていて、その内容を基に我がパラディソ家を振り返ってみようと思います。

大前提として、私は家計管理に正解はない、それぞれ家庭の事情があって、それぞれの家庭に正解の形がある、という風に考えています。

ダメな家計管理_その1「共通目標の不一致」

家計管理の先にある目的とはその家庭の資産形成、家計の堅実な運用になると思います。そう、家計管理とは手段であって目的ではありません

目的を果たすためには、目標がセットであると思うのですが、この目的、目標が夫婦間で一致していない、共通理解されていない状態というのは危険です。

家族のライフプランにも絡んでくるので、ライフプランの共有、共通の目標の一致が無い状態では、協力関係もままなりません。

パラディソ家の共通目標の一致は?

我が家はそこそこ出来ているのではないかと思っています。例えば子供の教育に関する考え方は随時話をしていますし、妻と私で死ぬまでに世界一周をすることは結婚した時からの約束です。

“いわゆる贅沢な生活”にはお互い興味はないのですが、思い出づくりにはどの程度お金を使うのか?という規模感の確認。

どのくらいの生活レベルであれば不自由しないのか。

これらは良く夫婦で話をするので、その上でいつまでにどのくらいの資産形成をしようか、という目標も共有されています。

私個人的には可及的速やかに2億円を作れれば資本主義の奴隷からは解放されるのですが、この個人目標と家族の幸せのための共通目標との折り合いを見つけることが大切だと思っています。

ダメな家計管理_その2「共通の資産状況が共有されていない」

ここで言う「共通の資産」とは家族(又は夫婦)間共通の家庭の資産のことを言っていますので、個人資産とは切り離しています。

子供の学費や老後の蓄え、マイホーム用の預貯金などが共通の資産に該当しますね。

家計管理を一元化している家庭もあれば、夫婦別々で管理している家庭もあると思うのですが、夫婦別財布で管理進行している家庭でも、“共通の資産状況”の共有が家計管理上必須かなと思います。

これが共有されていないと、「夫(又は妻)が貯めてくれている“だろう”」という期待をもって過ごしていたが、蓋を開けるとどちらも貯めていなかった、ということになりかねません。

パラディソ家の夫婦共通の資産状況は?

我が家の場合、資産管理や大まかな家計管理は私が担当しているのですが、共通の資産状況に関しての情報共有はちゃんとしています。

「総資産ベースで○○円だよ」
「子供たちの口座に○○円あるよ」
「○○円毎月積立投資しているよ」
「総資産のうち現金は○○円くらいだよ」

等々。

また、マネーフォワードに主要銀行口座や証券口座を繋いでいますので、ID/PASS を共有することでイッパツOKです。

日々の家計に関して、我が家は夫婦別財布なので、妻は自分の給料で冷蔵庫の中身を担当してもらい、それ以外は全て私の収入からやりくりするスタイルです。

妻は冷蔵庫の中身以外は全て自由に采配して良いのですが、たぶん、貯金などはしていないと思いますwww

ダメな家計管理_その3「一方がトコトンお金に弱い」

夫婦のどちらも、又はどちらか一方が絶望的に金融リテラシーが低い家庭は注意が必要です。

・収支管理
・税金に関して
・ライフプランの明確化
・情報ソースや契約相手先が信頼できるか確認する習慣
・保険でカバー出来ること出来ないことの理解
・借り入れに関しての知識

これくらいは一般常識として勉強したほうが賢明です。日本は金融リテラシー教育については完全に個々人任せなので、自分で勉強するほかありません。

パラディソ家の金融リテラシーは?

どちらかと言えば、妻は資産形成には興味が無いかなと思いますが、最低限のリテラシーと金銭感覚は備えている、、、と思っています。
※一応、メガバンク勤務なので,,,

ただ、私と違って金銭的に恵まれた環境で生まれ育ったこともあり、あまりお金に困った経験が無いようで、私の事を「ケチ」呼ばわりします(笑)

ダメな家計管理_その4「節約ばかりに注力する」

資産形成においての家計管理の寄与度が大きい節約は重要ですが、収入増・消費・浪費・投資・税のバランスを考えないといけません。

簡単な公式にすれば以下です。

資産形成={(収入-支出)× 運用利回り}-税金

この中で、「節約」が寄与する部分は「支出」部分になりますので、おのずと限界も出てきます。

また、節約は生活の満足度と密接に関連してきますので、塩梅が大切です。むやみやたらにギュウギュウの節約をして日々の生活に彩りが無くなってしまうのも考え物かなと思うのです。

パラディソ家の状況は?

生活の満足度を落とさない事が大前提です。究極的に考えれば、所詮カネです。家族との時間や日々感じる幸せの方が重要です。その上で、何を選択するかを大事にしています。

強いて言えば、固定費の最適化には気を払っています。また持ち家は駅前の新築マンションを買いましたが、その代わり自家用車は持っておらず、タイムズカーシェアユーザーです。

ダメな家計管理_その5「収入と連動しないお小遣い制」

お小遣い制そのものを否定しているわけではなく、社会主義的なお小遣い制に警笛を鳴らしています。

いくら稼いでも自由になるお金が増えないなかで収入増のモチベーションが湧く人間がいるのでしょうか?

パラディソ家のシステムは?

我が家はお小遣い制ではありません。

パラディソ:自分で決める(自分の収入の中から)
妻:自分で決める(自分の収入の中から)

我が家は夫婦共働きになるので採用できるシステムかもしれませんが、このシステムがうまく機能しています。お互いにストレスが無く過ごせます

とはいえ、私自身の自分で決める毎月の自由に使えるお金は、25歳の頃から変えていません。
※若かりし頃はある分ほとんど使ってましたw

まとめ

まずは夫婦でライフプランや家計の事を話すことから全てが始まると思っています。

ふわっとさせて、なんとなくで過ごすことが不健全な家計管理になってしまう第一歩かもしれませんね。

正解は各家庭それぞれの形があるので、限られたリソースの範囲で最適な形を、それぞれの家族で作っていければ良いのかな、と思います。



おまけ
我が家は子供たちにもお小遣いシステムは採用してません。

現在は英語やピアノや算数などの成果に対し報酬をセットする形と、習慣(学習机に毎日座る)に報酬をセットする形の二段構えにしています。

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