パラディソ by サラリーマンの資産形成

再現性の高い庶民の自己防衛・資産運用・お金の話を毎週配信┃人生を面白おかしく形作る思考…

パラディソ by サラリーマンの資産形成

再現性の高い庶民の自己防衛・資産運用・お金の話を毎週配信┃人生を面白おかしく形作る思考実験┃年収300万→240万→無職デキ婚を経験┃投資は握力┃コアサテライト戦略で資産運用をしています。

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市場価値とか気にしている時点で終わっていると思うのです~個人投資家サラリーマンになって思う事~

無形商材営業スキル、デジタルマーケティングスキル、行政書士資格の取得、マネジメントスキル、財務会計基礎知識の習得などなど、 これら全て、過去に私が身に付けようと考え、また意識せず身に付けたモノです。 ビジネスの中で業務を通じて自然に身に付けたものもあれば、役割上必要に迫られ身に付けたものもあります。 また、転職等によって今よりも年収を上げられるように、と考え学んだものもあります。 人材の流動性が高まり、「自分の市場価値を~」というフレーズを聞くことが増えた気がしていま

    • 【2024年5月後半相場の振り返り】サラリーマンでも出来る再現性の高い資産形成

      今月の相場観察においてはこの話題でしょう。 現在地球上で一番注目されている企業、エヌビディアの決算発表がありました。高い事前予想を軽々越え、今後の見通しも良好。 一旦は「AIブーム継続」、という理解で問題ないと思います。 それでは5月後半の振り返り。 ■起きている事●米国10年債利回り動向 金利は5月後半から強い経済指標により利下げ期待が後退。上がってきていています。 ●株式マーケット観察 株価も5月後半からヨコヨコ→下げという動き。23日辺りの大陰線は短期的な

      • 「静かな退職」は増えているのか

        アメリカでコロナ禍を境に台頭してきた概念がある。 「静かな退職(Quiet Quitting)」 これはキャリアアップなどを目指さずに、必要最低限の仕事はこなし、形式的には退職をしていないものの、心は退職したかのような働き方のことらしい。 社会情勢の変化や経済のグローバル化に伴う競争激化など身の回りの環境は刻々と変化している。 そのような環境の変化からくる人々の変容として、より一層プライベートを充実させたり、結婚や育児、介護などのライフステージの変化を重視する価値観を

        • 【2024年5月前半相場の振り返り】サラリーマンでも出来る再現性の高い資産形成

          ゴールデンウィークも瞬く間に終了し、日常に戻った5月中旬。 FOMCや米国各種経済データの公表、米国企業の決算発表は日本の休日とは関係なく淡々と提示されていました。 また正式に公表はされていないですが、連休中、連休後には日銀の円買い介入も行われた模様で、改めて相場に休みは無いのだなと思った次第です。 それでは5月前半の振り返り。 ■起きている事●米国10年債利回り動向 5月に入ってからは金利は下げ方向に動いています。長期金利もFRBの金融政策が影響してくるところです

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        市場価値とか気にしている時点で終わっていると思うのです~個人投資家サラリーマンになって思う事~

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        • 【2024年版】平凡なサラリーマンの資産形成!活動記録と進捗
          10本
        • 【2024年版】コラム記事まとめ
          13本
        • 【2023年版】コラム記事まとめ
          24本

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          欠乏感からは逃れられない

          結論から書こう。人生とは何かしらの数字やステータスで相対的に他人と比べている限り、何とも言えない欠乏感からは逃れられない仕様になっている。 先日、某SNSを覗いていると、目を引く投稿に出くわした。 スクリーンショットをしてそのまま放流してしまったので、この方の年齢など詳細は分からないが、保有資産1,000万円は現代日本の世の中では大金だ。 ただ、俗世とかけ離れた旧ツイッタランド(現X)。20代30代で保有資産1億円越えの猛者達がウヨウヨしており、1,000万円程度では雑

          【2024年4月後半相場の振り返り】サラリーマンでも出来る再現性の高い資産形成

          思っていたよりしんどい相場環境だった4月です。 「リセッションに陥ることなく、堅調な経済環境を維持したままインフレは2%へ向けて納まりつつ、FRBは利下げをしていく」 結果として株式相場は上がってゆく。。。 このような”希望”をことごとく退ける”事実(データ)”が眼前に広げられました。 Hope is not a strategy(希望は戦略ではない)が改めて心に沁みますね。 それでは4月後半の振り返り。 ■起きている事●米国10年債利回り動向 長期金利は上昇し

          【2024年4月後半相場の振り返り】サラリーマンでも出来る再現性の高い資産形成

          「もう少し安くなったら投資しよう」では投資なんて出来ない

          当記事にて、紹介したいことは以下3つだけです。 1:長期・分散・低コスト 2:自動買い付け設定がおすすめ 3:(自分で決めた)自分ルールを守る このあと色々と書いていきますが、この3つに内包される細かな話は全て枝葉なので重要度は下がります。 1:長期・分散・低コストこれが基本中の基本となります。 筆者の投資遍歴を簡単に紹介すれば、筆者はもともと日本の個別株投資から株式投資をスタートしました。 株式投資=個別株投資という認識でいたというより、それしか知らなかったと

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          空の巣症候群

          「空の巣症候群」という症状をご存じでしょうか。 これの男性版に相当するのが「定年退職後うつ」という感じなのでしょうか。 ただ一昔前までは、「男は外で働き、女は家を守る」という価値感が社会の主流で、実際そのような家庭も多かったです。 しかし、近年の価値観や社会通念の変化傾向を鑑みると、現代は父親も”空の巣症候群”を喰らいそうだな、という気がしています。 かく言う筆者も子育て真っ只中の身で、小学5年生と小学2年生の2人の娘と毎日キャッキャキャッキャやっています。 自分で

          【2024年4月前半相場の振り返り】サラリーマンでも出来る再現性の高い資産形成

          ストックトレーダーズアルマナックによると、1952年以降、大統領選挙年4月のS&P500指数平均上昇率は選挙翌年、中間選挙年、選挙前年の4月の約50%と弱い傾向があるようです。 また過去約70年のデータによると4月はボラティリティ(価格変動)が激しい傾向があります。 アメリカでは確定申告が4月中旬にあり、それまでに株式を売り、現金を用意する動きも関係していそうですね。 ただ、これらは過去の傾向であって、今年はどうなるかを正確に予想することは不可能ですが、2024年4月前

          【2024年4月前半相場の振り返り】サラリーマンでも出来る再現性の高い資産形成

          続・貴方は今の会社に勤務して13年が経ちました

          約2年前の2022年に書いた記事があります。 いつものようにスマートフォンをいじくっていたところ、Gmailフォルダにあの時と同じ1通のメールが入っていました。 こちらに目が留まり、以前noteに書いたタイトルを思い出したという運びです。 ふと、2年前の自分と今の自分で何か変化はあったのだろうか?と思う。 そこで、当時のnoteを見返してみた所感と現在との変化を本記事の材料にしたいと思います。 悟りの境地かまず当時の記事にはこう書かれていました。 なんだか辛いこと

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          【2024年3月後半相場振り返り】サラリーマンでも出来る再現性の高い資産形成

          雨の多い、そして少し肌寒い日本の3月でした。 さて、下図はS&P500指数過去30年間の月別パフォーマンスになります。 3月は前半調子が悪く、後半調子が良い様子がデータから読み取れますが、2024年もここまで概ねこのような相場展開になったと思います。 過去の通りに行くとは1ミリも考えていませんが、この後は5月に相場は弱く(Sell in may)、7月に強く(サマーラリー)、9月10月に調整して(ここは買い場なことが多い)、年末に向けて強い(クリスマスラリー)という感じ

          【2024年3月後半相場振り返り】サラリーマンでも出来る再現性の高い資産形成

          故・山崎元氏著「息子への手紙」を37歳サラリーマンは応用できるか?

          この投稿は2024年1月1日に他界された山崎元さんの生前に書いた最後の著書を題材にして展開していこうと思います。 本書は著者の山崎元さんが大学進学したばかりの息子さんに向けた、「人生において、お金の心配をせずに、自由に気分よく生きていく為」の伝書的な内容になっています。 読了した際、筆者もこの内容を18歳の時に知りたかったと素直に感じました。 とは言え、時間は巻き戻せません。 山崎さんの息子さんと比べるとダブルスコア以上の年齢(37歳)になってしまった筆者が、今からで

          故・山崎元氏著「息子への手紙」を37歳サラリーマンは応用できるか?

          【2024年3月前半相場の振り返り】サラリーマンでも出来る再現性の高い資産形成

          3月に入り、金利、株価、為替はちょっと動いています。拡張されたNISA制度を機に投資を始めた勢にとっては恐らく初めて肝を冷やした瞬間があったかもしれません。 ただ、これくらいは平常運行なので、惑わされては駄目ですね。 事業や芸能等で資産を構築できなかった庶民に残された小資産家になる再現性の高い手段のひとつが株式投資です。 そして、投資リターンの源泉は不確実性や価格変動、即ち「リスク」です。これらを受け入れていく必要がありますね。 それでは3月前半の振り返りです。 ■

          【2024年3月前半相場の振り返り】サラリーマンでも出来る再現性の高い資産形成

          【ポートフォリオ公開】個人投資家サラリーマン24年3月時点の資産状況と今後の運用方針

          【当面の目標】 中間目標:インデックスファンドのみで4,000万円構築 最終目標:総資産で2億円 このタイトル、なんだか企業の決算報告みたいになってきたことに気付きましたが、四半期ごとの個人的定点観測、やっていきます。 ■総資産と負債と純資産(簡易個人B/S編)去年2023年12月と比較すると↓ ・約3か月で総資産は+3,835,048円。 ・約3か月で負債は▲223,698円。 ・約3か月で純資産は+4,058,746円。 ■総資産推移昨年11月に総資産は1億円を超え

          【ポートフォリオ公開】個人投資家サラリーマン24年3月時点の資産状況と今後の運用方針

          【2024年2月後半相場の振り返り】サラリーマンでも出来る再現性の高い資産形成

          「2月は季節的に株価は軟調」 アノマリー的にはこうでしたが、今年の結果はアノマリー通りではなく、強い株式相場が継続しました。 当noteでも書き続けている事ですが、アノマリーとはこれくらいなモノです。ただ、アノマリーは把握しておいた方が良いと個人的に思います。 後述しますが、この強い2月を作ったのは紛れもなくAI相場の主役$NVDAの決算によるものでしょう。 それでは2月の振り返りです。 ■起きている事●米国10年債利回り動向 強い経済データからマーケット参加者の

          【2024年2月後半相場の振り返り】サラリーマンでも出来る再現性の高い資産形成

          キャッシュポジションの考え方と使い方

          オンライン/オフライン問わず、様々な情報が出回る株式投資界隈ですが、現金比率やキャッシュポジションに関しては興味深いテーマかも知れません。 各々の投資スタイルや戦略によって、当然キャッシュポジションについての考え方や役割は変わって来ますが、筆者のようなインデックスファンドをメインに投資している個人はキャッシュポジションをどのように扱っていくのがいいのか。 この悩ましい問題に向き合って行こうと思います。 個人的なキーワードとしては“金融理論的合理性とメンタル的合理性”です

          キャッシュポジションの考え方と使い方