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各ステップと必要な待ち時間

 全ての書類が揃ったらいよいよ申請書提出と、長い待ち時間タイムとなります。ここからはひたすら待つことになります。簡単ですが以下が流れとなります。

・会社が求人広告出す。約3ヶ月求人広告を出して、1ヶ月様子を見る。
・求人広告終了後にLaw officeがPERM申請を労働省に出す。
・PERMが許可されたら、I-140/I-485の申請書を提出する。
・1ヶ月後ぐらいに移民局より連絡があり指紋を取りに行く
・EADや再入国許可書が届く
・I-140が承認されて、I-485の本格的な審査が始まる
・I-485が承認され、面接日が指定される
・グリンカード用の健康診断を受ける
・健康診断書と申請時に提出した書類一式を持って面接にいく
・承認されればグリンカードが手元に届く

 オバマ大統領の時は最後の面接はなく、いきなりグリンカードが家に送られてきたそうです。さらに言うとI-485の審査が凄く早かったとのことです。最近は審査が厳しくなり結構時間がかかるとのことです。
 日本人なので一連の審査は約2年あれば終わるかと思います。インドや中国の方は5年から10年の待は当たり前なのでEADやVisaを更新続けていると言っていました。大雑把な時間軸を書いておきます。自分もまだ途中段階なのでわかる範囲です。時期(大統領)やそれぞれのケースによるのであくまで参考です。

求人広告掲示からPERM承認まで

 大体、6ヶ月ぐらいを見込んでください。この間に会社が人員整理を実施し同じポジションのアメリカ人が解雇してしまうとさらに伸びます。また最近ですと、労働局が求人広告にかなり注文をつけてくるようで広告掲示が終わってもさらに広告掲示を要求してくるとのことです。私の場合は結局9ヶ月程度かかりました。

I-140/I-485の申請書類作成

 ここはLaw officeとのやり取りが主な時間となります。作成する書類がかなりあるのと、それを全て確認して添削する必要があります。なのでこの部分は1ヶ月程度を見込むと良いかと思います。

EADと再入国許可書が届くまで

 I-140/I-485提出後、1ヶ月以内に指紋採取連絡がきます。最寄りの移民局が指定されるので必ず時間どうりに行きましょう。前の人は指定時間に遅れてしまい、最後尾に回されていました。
 大体ですが指紋採取から4-5ヶ月後にカードが届きます。昔は3ヶ月ルールと言うのがあったらしいですが最近はかなり時間がかかるそうです。

I-140が承認されるまで

 I-140/I-485提出後、プレミアム審査(追加料金が必要)を依頼しなければEADと同じ時期ぐらいに承認されます。プレミアム審査を依頼すれば2−3週間以内に連絡がくるとのことです。まぁI-485の審査にかなり時間が取られるので急ぐ必要はあまりありませんね。

I-140承認後からI-485承認されるまで

 私は今このポイントにいます。 色々な掲示板を見るとI-140承認された1ヶ月後にI-485がかなりの頻度でNational Benefit Center(NBC)と言うところに転送されています。理由は不明です。転送後、大体4-6ヶ月で承認されるケースが多いです。
 承認されますと、承認日から1ヶ月以内に面接が設定されます。この承認後から面接までの空白期間で健康診断を受け診断書を入手する必要があります。予約や検査待等も考えると結構時間がないです。健康診断書の有効期限は1年なのでI-140が承認されNBCに転送された時点で健康診断に行くのもありかと思います。

アメリカSilicon Valley在住のエンジニアです。日本企業から突然アメリカ企業に転職して気が付いた事や知って役に立った事を書いています。