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必要な申請書類一覧

 グリンカード申請時に作成する書類一覧と簡単な内容説明です。実際の申請書類は自分で作成しても良いですが、Law officeの専門家に任せるのが無難です。というかI-140は基本手のつけようがないのでLaw officeにお願いするしかないです。

・I-140 :サポートする会社の審査書類
・I-485 :本人のVisaステータス移行を申請する書類
・I-765 :EAD(グリンカード申請中の労働許可書)申請書類。必要な方のみ
・I-131 :グリンカード申請中に使える再入国申請書類。必要な方のみ

1. I-140申請書類作成に必要なもの 

 雇用をベースに申請する場合は、I-140にてサポートする会社が雇用を維持するに足りるかを審査します。つまり、給料をキチンと申請者に払っているかと、アメリカ国内で雇用を継続的に生み出しているかを審査します。なので、自分自身が申請書類用に準備すべき書類は過去3ヶ月分の給与明細やW-2という税金支払い証明書ぐらいなものです。
 私の会社は給与支払いはADPを使用しているのでオンラインでどちらも簡単にダウンロードできたので準備期間は10分程度です。ADPの様にオンライン対応していない業者を使用している会社ですと、給与取り扱い業者に依頼して書類を再作成してもらう必要があります。

2. I-485申請書類作成に必要なもの

 以前にも書きましたが、英訳した戸籍謄本、婚姻届けおよび子供の出生届けが必要となります。これに加えて英訳した大学の成績・卒業証明書、会社での勤務態度をまとめた推薦状が追加となります。ここで厄介なのが現在所属している会社での申請となるため、実績は0とカウントされてしまいます。なので以前に勤務していた会社の推薦状が必須となります。なので以前に勤務していた会社に推薦状を出してもらう必要があります。これが日本の文化と大きく異なるポイントです。
 私は日本の会社に務めてから、アメリカに来たので、以前の会社は日本企業になります。Law officeの人が作成してくれたサンプル文章を人事に送ったのですが、これは会社のフォーマットに適合しないから発行できないという全く意味不明の回答がきました。直接電話して状況を伝えてもダメの一点張り。どうしてもサンプル文章に沿ったものが欲しければ、以前の上司に連絡してくれとのこと。じゃあ以前の上司の名前は知っているからメールアドレスを教えてくれと言うと、個人情報を出すことはできないと言い始め八方ふさがり。日本の会社は融通が全く聞かないです・・・。
 仕方がないので、直属の上司ではないですが私の退社後に別の会社に移動したManagerだった人に連絡をとり推薦状を書いてもらい事無きを得ました。
 申請時に本人確認用の顔写真が必要です。色々とサイズや顔の比率が規定されており、調べるとネット業者を使うと一枚$30-40で作成してくれるとのこと。ほぼ詐欺です。なので私はPC上でサイズを3段階ぐらい調整したものをWalmart等で出力して申請に適合する比率を最適化して写真プリントしました。条件出しを入れても$5ぐらいでできたのでかなりもうけものです。

3. I-765/I-131申請書類作成に必要なもの

 特にありません。I-485の申請時に同時申請が必要可能なので特別に何かを準備した記憶はないです。強いて言えば申請用の代金ぐらいでしょうか・・・


アメリカSilicon Valley在住のエンジニアです。日本企業から突然アメリカ企業に転職して気が付いた事や知って役に立った事を書いています。