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グリンカード取得までの道のり(準備編)

 今週から不定期ですが、グリンカード取得までの道のりを書いていきます。まず最初は準備編です。私の場合は雇用ベースでの申請なのでその点は御了承ください。私が知る限りでは日本人の80%以上は雇用ベースの申請との事なので共通する点が多いかと思います。

 雇用ベースのグリンカード申請は、基本的に雇用主からのOfferがないとできません。なので、雇用主がグリンカード申請をサポートしてくれるかを確認しましょう

 私の会社の場合は、1年間働きその中での実績を評価しグリンカード申請をサポートするかを決めるというルールがありました。なので1年間は労働Visaで働き、Visa更新時期を狙ってグリンカード申請という流れでした。
 かなり役職が高い方以外は大抵EB2というカテゴリーで申請となります。役職が高い方は審査の優先度が高いEB1が使えます。聞いた話ですとVice President以上にならないとAuditが発生して、逆に審査が長引くと聞いたことがあります。ここら辺はLaw Officeのノウハウになるので特にタッチしません。

 自分がどのカテゴリーでの申請になるかを確認する。そのカテゴリーによって審査時間が変わってくるので知っておいて損はなし。

 私の場合は、会社のお抱えLaw officeに業務が投げられ、Law officeと直接やりとりしていました。会社によってはサポートはするがLaw officeは自分で探してくるというところもあるそうです。ここら辺は事前にHRに聞くと良いです。

 まずは以下の書類が申請時に必須となるので早めに準備しておくことをお勧めします。

- 戸籍謄本
 - 子供の出生届け (子供がいる場合のみ)
 - 婚姻届け(結婚している場合のみ)
 - 大学の成績表(学部と大学院)
 - 直近3ヶ月分の給与明細
 - 今の職種内容を追加したResume

 帰省等で一時帰国した時に一気に取得すると良いかと思います。私が取得に手こずったのが、戸籍謄本等のお役所関連書類です。理由は私自身が転勤族でしたので、日本で最後に居住していた所と戸籍届けがあるところが異なっており、申請時に色々と確認書類を追加する必要がありました。さらに言うと、お役所書類は英語併記もしくは英訳したものが必要です。私が住んでいた役所は日本語のみでしたので、自分で英訳しました。この英訳方法は別のところで詳しく書いていきます。
 次回は、お役所の書類英訳編となります。


アメリカSilicon Valley在住のエンジニアです。日本企業から突然アメリカ企業に転職して気が付いた事や知って役に立った事を書いています。