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体験から学ぶための方法

私達は

自分や他人の体験から学ぶ
ことで
失敗を繰り返さず
成功を拡大する

ことができます。こうして、人類は文明を成長させました。

しかながら

体験から学ぶ

ためには二つの方法があると、認識していない人が多いようです。

私の考えでは、経験から学ぶとき

  • 理論的知識で説明する西洋文明流

  • その世界を体験しその人になりきる東洋文明流

の二つの発想があります。例えば、経営学などでは

KSF(成功の鍵になる要素)

を探して説明します。これは、前例を理論的に解明するため、モデル化した世界で考える方法です。私達は、このように

無意識的に理想化して
理論知識を使う

ことが多くなっています。

一方、その世界に棲み込み、体験を再現し、その人物になりきっていく方法は、芸事などの徒弟制度などで、行われていますが、現在では

難しく非効率

と敬遠される傾向があります。

しかしながら、現実社会での問題解決には

理論だけでは表せない
名人芸に頼る

という場合も少なくありません。そこで、このような力を、訓練する価値があります。

一つの切り口は

読書により登場人物の心に寄り添う

方法です。こうして

その場で彼らの感じるモノ
彼らならどう考えどう動く

という思いやる、思考習慣ができます。こうした体験を通じて

自分とは別の発想がある

と認めるようになります。こうして見ていけば

良いところを取り入れる

力がつくでしょう。

こうした

別の人を客観的に見て長所を取り入れる

習慣は、広く体験で学ぶ力になります。

なお、書物に書かれた断片的なエピソードを、多く積み上げて

その人の人格を知る
そして
その人になりきる

という高度な読み方もあります。例えば

論語は孔子の言行録

ですが

読み込んで孔子に成りきる

という読み方もあります。つまり

孔子ならこう言うだろう

と言うことが見えてくるレベルです。

#体験から学ぶ #人格 #成りきる

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