科学知識の使い方
科学的な知識の使い方には
特定の原理からの展開
現実の世界から関係を見いだす
と言う二つの道があります。
前者の代表的な例は
法律の適用
です。基本原理である、憲法前文の世界から、憲法そして他の六法と、展開する議論法です。
後者の一例は
経済の議論です
社会の色々な要素が、人々の動機として働く、こうした世界を上手く切り取り、モデル化して、因果関係を見いだします。
例えば
サマータイムの是非の議論
において
人々の健康を求める権利
朝日を浴び健康になる
が、前者の議論法で、法学部出身者などがよく使います。
一方
夕方から人が動くので
消費が増え経済活性化
と言う、論法は経済学部出身者などの論法です。
こうした発想の違いを理解し
論理的と言っても色々
あると考えることが、他人を理解するため大切です。
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