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本質への迫り方の2方向

物事の本質への向かい方として、西洋文明では

イデアを使った理論化を使い
哲学者が本質に近づく

という方法が使われています。こうした発想では

因果関係が明確になる
利点があるが
地図は現地ではない

危険性があります。

私達は、西洋文明的な教育を受けているので、この発想を自然に受け入れる人が多いでしょう。

さて、これだけが「本質への向かい方」でしょうか?

私の考えは、大乗仏教の発想で

(仏のように)
そのモノを作る立場になる

と言う切り口があると思っています。

もう少し言えば

西洋哲学は骨組みだけにそぎ落とす
逆に
その世界を創りイメージを太らせる発想

で本質に迫る方法の価値を、考えるべきと思っています。

例えば、その場面を物語にして、その中の登場人物の活動等から、本質を観る方法です。また

世界を創る立場

になると、色々と見えてくるモノがあります。こうした本質への迫り方もあると思います。

これに関しては、昔書いた記事も、見ていただければ幸いです。
日本的な本質への向かい方【改訂】|鈴木良実 (note.com)

なお、物語の実践は、以下の様に展開しています。
課長を育てるための教材|鈴木良実 (note.com)

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