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もはや対策なのかよくわからない新コロ水際対策、強化なんだかなんなんだか。

新たな措置、第27章。

令和4年3月以降の水際措置の見直し ①入国後の自宅等待機期間の変更等(⇒詳細はこちら)
令和4年3月1日午前0時より、水際対策強化に係る新たな措置(27)に基づき、
・指定国・地域からの帰国・入国の有無及びワクチン接種証明書の保持の有無により入国後の自宅待機期間が変更
・自宅等待機が必要な方について、入国後の自宅等への移動に限り、公共交通機関の使用が可能
となります。

https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000121431_00209.html

水際対策を強化したんですか?と思ったのですが、強化に係る新たな措置(強化するためのとは言い切っていない)なんですね、日本語って難しい。ということで、水際のお写真をお借りしてみました。

どこから来たかと、ワクワクワクチンチンチンしたか。

「指定国・地域からの帰国者・入国者」かと、「ワクチン3回目追加接種者」かの、この組み合わせで4パターンあるわけですが、いずれも以前から緩くなるんじゃないのという感じです。

「指定国・地域からの帰国者・入国者」

「ワクチン3回目追加接種者」ではない → いわゆる「強制隔離」3日間。3日目の検査で陰性ならその後隔離不要。

「ワクチン3回目追加接種者」 → いわゆる「自主隔離」7日間。ただし3日目の検査で陰性ならその後隔離不要。

「指定国・地域からの帰国者・入国者」ではない

「ワクチン3回目追加接種者」ではない → いわゆる「自主隔離」7日間。ただし3日目の検査で陰性ならその後隔離不要。

「ワクチン3回目追加接種者」 → 「自主隔離」もいらない。

なんだか、落とした食べ物も3秒以内なら食べてもいいルールみたいだけれども。

2.入国後の公共交通機関の使用について
入国後 24 時間以内に自宅等待機のために自宅等まで移動する場合に限り、自宅等待機期間中であっても公共交通機関の使用を可能とします。

https://www.mhlw.go.jp/content/000901651.pdf

へっ? さっさと移動するなら公共の交通機関で移動してもいいけど、もたもたしていると公共の交通機関を使ってはいかんと。食べ物を落としたときの「3秒ルール」を連想しました。

いや、早く拾って食べればセーフというほうはまだ感覚的には理解できないでもないのですが、こっちはどうなんですか。24時間以内ならリスクが低めで、24時間過ぎたらリスクが高いんですか? なんだかおかしい、普通、逆では。

では、もし3秒ルールの誤りを科学が証明したとしたら、地面に落ちた食品を食べるのは安全ではないということだろうか?
それは地面の状態と付着する細菌の種類による。「食べ物を落とした場所が病院だったら、おそらく食べたいとは思わないでしょう」とドーソン氏は述べている。同様に、鶏肉の肉汁が台所の床にこぼれていたら、サルモネラ菌が付着しては困ると思うだろう。
しかし、ほとんどの場合、少しほこりが付いたクッキーを拾って食べても、正常な免疫系を持つ人が、床に存在する細菌のせいで健康を損なう可能性は低い。「おそらく99%のケースは安全です」とドーソン氏は話す。結局、最も重要な教訓は、床や物体の表面をきちんと掃除し、衛生状態を良好に保つべきだということだ。
それでも、3秒ルールは存在し続ける可能性が高い。シャフナー氏は「人々はこのルールが事実であってほしいと心から願っています」と分析する。「誰でもやっていることです。要するに、私たちは皆、床に落ちた食品を拾って食べています」
3秒ルールの価値はおそらく、微生物学的というより心理学的なものなのだろう。少なくとも、ルールがあれば、本来ならば好ましくない行動を、社会的に受け入れられる言い訳で帳消しにできる。床に落ちたクッキーを拾い、口に放り込む前に「3秒ルール!」と叫ぶだけで、周りにいる全員が大笑いできる。

https://style.nikkei.com/article/DGXMZO63562500Y0A900C2000000/?page=2

大笑いできるような世の中に早くなってもらいたいものです。

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