ろなり

現在、婚活中に乳がん診断を受けたアラフォーの雑記を投稿しておりす。

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マガジン

  • 婚活中に乳がん診断を受けたアラフォーの話

    健康優良人を自負していたアラフォーの私ですが、よりによって婚活真っ最中に手術を伴う入院をすることになりました。 頭の混乱を整理して客観視するための記録です。 似た境遇の方などに、何かしら共感していただけると嬉しいです。

  • 書く習慣30daysチャレンジ+筆者のこと

    『書く習慣』を参考にチャレンジした30記事連続投稿 &自分について気ままに書いた記事をまとめていきます。

最近の記事

退院後の様子〜職場復帰〜

入院と術後療養を経て、およそ1ヶ月ぶりの職場復帰。 前夜や当日朝、会社に向かう道では 「自分の仕事が無くなっていたらどうしよう」とハラハラしどおし。 1日目 職場に着くと、 社長、上司や関わりの深いメンバーから「お!」と目を見開いて笑顔を見せて下さるという反応があって それがとても有り難かった。 その反応だけで存在承認が満たされるお手軽な性格で大変幸せです。 特に所属長やチーム長から「無理しないでね」と簡単な声掛けを頂きました。 しかも、大半のメンバーは「前日も私ここに

    • 退院後の様子〜帰省〜

      前記事で散々に、家族の厚意を有難迷惑かのように書き散らしたところではありますが 退院したその足で、実家へ帰省いたしました。 家族があまりに心配してくれるので、せめて数日「ほら、元気だよ」アピールするために。 どうやら母の思惑では、 「退院後から次の放射線治療が始まるまで実家に滞在して、 放射線治療を入院して受ければいい」という考えだったようです。 そんなことしませんて。 母に、 数日実家で過ごした後は 職場復帰をして、 放射線治療中は通院する。という予定を話すと 「家

      • 預金額を家族に伝えますか?

        家族が私の治療費について、心配し過ぎなくらい気にしてくれる。 お見舞金まで頂いて有り難いやら困惑するやら。 つまりは、 私は如何程向こう見ずで計画性のない(或いは不遇な)人間だと思われていることか…。 入院より前のこと、 癌の詳しい検査をするためにMRIやら腫瘍マーカーやらと、ちょっと費用が嵩むことがあったのですけれど その会計時、外来受診に付き添ってくれた母が隣に立って「足りる?」「大丈夫?」とハラハラしては、支払いが完了するとホッと胸を撫で下ろす様子を見せました。 心

        • 退院@初めて入院記

          退院日の朝食配膳、「入院中最後の朝ご飯」。 看護師さんからのお声掛けで「入院中最後の処置」。 そして緊張の一瞬、お支払い。 手術と入院で如何程になるのか 高額療養費制度を利用できるので医療費はたかが知れているのですけれど、食事療養費等はそれに含まれないはずなので、ちょっと見当がつかず。 しかし4月改正により入院費が値上がりする前のタイミングだったというのが僅かな救いです。 病院の朝は忙しい。 退院のお会計は9時半頃に。退出は10時までに。 11時の入院患者が既に控えている。

        退院後の様子〜職場復帰〜

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        • 婚活中に乳がん診断を受けたアラフォーの話
          38本
        • 書く習慣30daysチャレンジ+筆者のこと
          33本

        記事

          10日目@初めて入院記

          12:00昼食の配膳、「入院中最後の昼ご飯」。 昼食後、タオルや寝間着の洗濯、「入院中最後の洗濯」。 18:00夕食の配膳「入院中最後の晩ごはん」と、 明日の退院に向けてカウントダウンが捗ります。 手術3日後まで痛み止め服用しておりましたが、あとはお守り代わりに持っているようなもので 概ね穏やかな術後。 穏やかすぎて暇を持て余し、スイカゲームやポテ通しで時間を溶かしたり、読書が捗ったり。 ふと顔を上げて、社会復帰できるだろうかと不安を募らせます…。 入院していれば1日3

          10日目@初めて入院記

          9日目@初めて入院記

          術後の経過はすこぶる良好です。 問題のある部位を摘出した部分は やはり半年ほど痛みや違和感が継続するとのことですが、 切開した皮膚表面はキレイに治りつつあり、いまのところ突っ張るような感覚も特段ありません。 術後の痛みや体の変化が一番の気がかりだったので、 「今回このくらいですんで良かったなぁ」と心底安心しております。 ただ、走るのはまだ怖い。まぁ元来アクティブな生活しているわけでもありませんし、早歩きくらいなら問題なさそうなので、日常生活には全く支障ないでしょう。 人生

          9日目@初めて入院記

          8日目@初めて入院記

          術後の経過は良好。 看護師さんが私の様子を診て、「早めに退院したい意向があれば、先生に相談できますよ」と勧めてくださるほどです。 昨日辺りから特にスケジュールのない1日が苦痛になり始めており、そのお声掛けは大変ありがたかったのですが、 「退院したいのは山々なんですけど、家族が迎えに来られるのが退院予定日なんです」と返事をして、先生への相談もなくなりました。 そのことを見舞いに来てくれた家族に話すと 「そんなこと急に言われてもねぇ」と苦笑されてしまいました。 まぁ、やっぱり

          8日目@初めて入院記

          7日目@初めて入院記

          個室から多床室へ戻り、入院生活もあと3日。 術後の経過は良好で、痛み止めも必要なし。 朝のバイタルチェックを終えて、気分転換に共有スペースで軽く体を動かしたあと病室に戻ってくると 2人部屋状態だった多床室が、満床になっておりました。 「今夜眠れるかな…」 私も始めそうでしたが、荷解きの音がこんなに強烈だとは。 初日でも書きましたが、病棟がすごく静かなんですよね。私のタイピング音すら室内どのベッドでも聞き取れる静けさです(タブレット付属の薄いキーボード使用。自宅でタイプ音と

          7日目@初めて入院記

          6日目@初めて入院記

          個室のチェックアウト時間は10時半でした。 正直、「午後イチくらいかなぁ」と甘く見積もっておりまして。 朝食後、数日ぶりのシャワーでサラサラになった自分の髪に安堵したり、顔パック後の肌の調子を確認したりしておりましたところ 「はい、じゃあ部屋移動していきますね〜」と看護師さんが穏やかに入室してらして、テキパキとベッド移動を始めました。 ちょっと面食らった私と目が合った看護師さんは「大丈夫ですよ〜ゆっくり準備してくださいね」と声を掛けてくださいましたが、あとは歯磨きセットを洗

          6日目@初めて入院記

          5日目@初めて入院記

          手術当日の夜はほぼ眠れなかった。 数時間おきに看護師さんが様子を見に来てくださるし、 血栓予防で装着しているメドマー(空気圧迫してくれるヒザ下カバー)が一晩中稼働してくれるし。 真上か少し横向きかは選べるけれど、それ以外は身動き取れず。 ベッドから離床できるようになったのはお昼前頃のことでした。 朝食と昼食は完食できなかった。 ベッドから立ち上がれて『自分で自分の体を動かせることが、こんなに嬉しいとは』そんな開放感でした。 自分で顔が洗えるし、うがいできるし、好きに白湯

          5日目@初めて入院記

          4日目@初めて入院記

          手術日。昨夜の夕食を最後に、絶食。 白湯は飲めますし、 配膳時間は共有スペースに逃げ込んで(同室の方二配膳される食事の匂いを嗅げないように。) 本を読んだりスマホゲームしたりでやり過ごしました。 食事の匂いを吸い込んじゃうと一気にお腹空いちゃいそうで。 手術予定3時間前には水も飲めなくなりました。うがいはOK. しかし、まぁ、昼食の時間には流石にお腹減ってぐぅぐぅ鳴っておりました。 栄養補給のため、点滴を繋いでもらう。 おやつ時にようやく手術室からお呼びがかかって、看護師

          4日目@初めて入院記

          3日目@初めて入院記

          来てしまった。分かってはいた。 私の月経周期は正確だ。 来るべくしてきただけ。しかし頭痛を伴うのは勘弁して欲しい。 3日目、手術前日。 摘出部の皮膚表面にマーク付けてもらったり 術後のリハビリ予定の説明があったりと、 2日目よりは少し慌ただし時間が流れました。 とは言えこちらも病室での過ごし方を心得て参りましたので、 持参した文庫にじっくり視線を落としたり、図書コーナーで立ち読みしたりと、入院前になんとなく想像した病室ライフをなぞりました。 あとは、多床室から個室への移

          3日目@初めて入院記

          2日目@初めて入院記

          入院2日目の朝。 病室のベッドで目覚めた時刻は午前2:30でした。 初日のバタバタから疲れており、消灯21時を迎えるとともに就寝しましたので、いつもの連続睡眠時間で起床したかたちです。 自分の体内時計の優秀さよ。 仕方ないので二度寝して、結局5:30離床。 洗顔して保湿してのルーチンや、ラジオ体操は日常生活と支障無く行えて快適。 朝食後には、シャワー浴や洗濯もできて助かりました。 (看護師さんは24時間体制ですが)既に6時頃から、清掃業者さんが静かに働いてらっしゃるようで

          2日目@初めて入院記

          1日目@初めて入院記

          人生初入院。 初日の感想。「慌ただしかった…。」(送り仮名不安) 予め入院スケジュールの冊子は受け取って目を通し ・病棟案内 ・術式確認 ・歯科受診 の予定と承知はしていたのですけれど 当日の筆者 6:00  起床・朝食(平日ルーチン) 7:00〜9:00   持参物の収集と確認(Bluetoothイヤホンを入れ忘れる)  洗濯した衣類のアイロンがけと片付け(!?)  手足の爪切り(ハサミや爪切りは入院時持ち込めないと聞いて)  荷物が袋に入り切らずキャリーバックに詰め直

          1日目@初めて入院記

          休職中の不安メンタルと、入院中に持ってて良かったもの

          絶賛休業中。 平日日中ホワイトカラーで働いている人間ですが、入院を経て曜日感覚を失っております。 「今日何曜日だっけ」と思うと同時に、休業状態に自分の体が慣れてきてしまっているのを自認して、果たして復帰できるだろうかと心配に駆られております。 休業前は、術後でも日常動作に支障がないなら1日でも早く復帰しようと思っておりました。 がんの診断結果を受けたあと、 それは浸潤ではなかったし 転移もなかったと判明して、 「切除範囲とその影響が私にとって未知数(影響は個体差ありますので

          休職中の不安メンタルと、入院中に持ってて良かったもの

          両想いって素敵な響きですね@読書の感想

          「カニャークマリの朝日が観られるなら、映画館に足を運ぼうかな」というのが、映画公開を機に手に取った『四月になれば彼女は』('16.11 文藝春秋刊)を読んでの一言目でした。 それほど求心力のある景色として描かれてる。 私は映画や音楽や文芸に疎い人生を送ってきましたので、川村元気さんが作中に書かれる映画や音楽を知っていれば、作品をもっと読み込めるんだろうかと一歩離れて読み通しました。 物語は、主人公のもとに大学時代の彼女がウユニから差し出したエアメールが届いたところから始ま

          両想いって素敵な響きですね@読書の感想