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113.ミテイナリコさん 【春弦サビ小説】

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今回の数字は『113』


113.ミテイナリコさん



歌詞

『眠れない夜に眠らない大宇宙を』
眠れない夜に
薄まりゆく音の、静けさを呼ぶ音楽を。
眠りに聴けば、夢の中まで、足跡を辿り。
夢の狭間で聴けば、夢の夜は森林の中にあり。
その種を拾うと種ははじけて夢となり、
夢色のけむりを白色の光にさらし、
まばゆい光は夜を煌々と照らしながら、
真夜中という宇宙の、遥かなる旅路を、
照らそうと試みるものの、
果てしのない大宇宙に吸い込まれ、
逆立ちもできずにただ仰向けに倒れ込むだけ。
負けた己に有るものは、
ただここにある大宇宙。
しかし古の大宇宙は、
しかし遠い未来の大宇宙であり、
しかして、ポツンとここにあるのは誰の夢かしら。

眠れない夜に。
眠らない大宇宙を。
眠れない大宇宙に。
眠らない夜を。


『眠れない夜に眠らない大宇宙を』

眠れない夜。

世界に一人だけの様で
薄まりゆく音の静けさが心地よい。


眠りたいが眠れない。
そんな現実と夢のはざま

夢の中で、夜はの森林で種を拾う。
ははじけて夢色のけむりを
白色の光にさらしながらまばゆい光は
夜を煌々と照らしながら、宇宙を創く。


真夜中という宇宙。
大宇宙に吸い込まれる。

眠れない夜に。
眠らない大宇宙を。
眠れない大宇宙に。
眠らない夜を。

静かかな吐息を漏らす自分は
夢の中なのか宇宙にいるのか。


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