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HARMAN Phoenix200、パンキッシュでいとをかし。


HARMAN Phoenix200
年明け早々、パンキッシュでいとをかしなフィルムに出会えた。




















現像から戻った画像を見返してみたところ、つい先日撮影したばかりのはずの36カットの中に何を撮ったのか思い出せない場面が幾つか混じっている。しかしそれは決して老化現象のせいではなく(多分)、このフィルムのパンキッシュな色調とコントラスト&粒子の成せる技。
どのカメラ、どのレンズで撮ったかなんてどうでもよくなる破壊力で、商品名にもある通り、フェニックスが上空を横切っていたのではと見紛うほどに世界がマンダリンオレンジ色に染まる異世界と化していた。





フィルム写真は撮影の瞬間から撮影画像を確認するまでのインターバル中のワクワクが醍醐味のひとつだと認識しているけれど、このフィルムはそのインターバル中のワクワク感をさらに高めてくれることになりそうだ。
これまでイロモノ系のフィルムにはあまり手を出さずにいたのだけど、下調べなしで手にしたこのフィルムのアクの強さがめちゃくちゃ楽しかったのは我ながらうれしい発見だった。ネット上でいろんな方々の作例を見させてもらったところここまでハネていない写真もあったので、どういう条件の時にどう写るのかまだまだ未知数であり今後の楽しみだ。
食わず嫌いしているとシアワセを逃しますな。


P.S.商品のサイトが可愛いかったです。



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