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カメラを持って温室へ【LUMIX LX100M2 作例】


夢の島植物園の温室に行ってきた。2ヶ月で3箇所の温室に訪れていて、確実に温室にハマりつつある。今回はLUMIX LX100M2と。Panasonicに見捨ててられたライカの双子のコンデジです。


温室の良さは一言では言い表せられない。全身で緑を浴びてデトックス!というのが要するに言いたいことなのだけれど、それは森でも山でもできるじゃんと言われてしまうので、いや森や山は違うんですよ、接種できる養分が!というのを声を大にして伝えたい。
まず温室という建物が魅力的だ。トラス構造でドーム型になっていて、無骨な幾何学図形の連続と有機的な植物のコントラストがすごく魅力的なんだ。



そして温室の中は密閉されていて風が吹かないので、すごく緑の成分(そして植物の匂い)がぎゅぎゅっと凝縮されていて、ずっとここにいたらTシャツが緑色になってしまうんじゃないかってくらい、緑の濃度が濃い。その成分が体に染み込んでくるような感じがして、変な話「ととのって」しまう。



体に悪いくらい緑を浴びていたい。なぜかはわからない。
もこもこした熱帯の空気と一緒にグリーンを吸い込んで、肺が緑色になってしまったらいいのにとうっとりとして思う。
どこを撮っても絵になるのはもちろん面白いので写真をどんどん撮りながら鑑賞するのだけれど、カメラを持っていなくても珍しい植物がたくさんあって歩くだけですごく面白い。



そしてどの温室も歩きながら楽しめるように工夫が凝らしてあって、アドベンチャーしているような気持ちになってくる。ただ箱の中に緑を詰め込んでいるわけじゃないんだ。
温室は英語で"Green House"というのだけれど、僕はこれがあまりしっくり来ていない。家ではなくないか?と引っかかって仕方がない。誤訳だけれど"Green Room"みたいな言い方をすれば、すごくストンと落ちるのに。これだと通じないけどね。



夢の島植物園の写真も、写真集に収録されます。お楽しみに。


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