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『Little Kitty, Big City』クリア感想

先日話題のネコちゃんゲーム『Little Kitty, Big City』をクリアしたので、その感想を語りたいと思います。
わたしはXboxGamePassでプレイしました。



まず、わたしがこのゲームに興味を持った点として舞台が現代日本(風)であることが挙げられます。
現代日本が描かれた作品はたとえば『龍が如く』シリーズや『Ghostwire: Tokyo』などいくつかあると思いますが、
この『Little Kitty, Big City』のような明るい昼間の、なんの変哲もない住宅街が舞台になっているゲームはあまり見かけない印象がありました。


ごくごく普通の住宅街が逆に新鮮



現代が舞台というとどうしてもフォトリアルでシリアスだったりホラー調だったりすることが多いイメージがありました。
ですがこの作品はグラフィックもデフォルメされたポップな表現になっていて可愛いネコが主人公であり、
いかにも子供にもウケそうな牧歌的な雰囲気の漂うゲームだと第一印象から感じていました。


プレイしてみてその印象は間違っていなかったと思いました。
作中は時間経過もないようでずっと昼間なので、明るい景色の中気ままに歩き回ることができました。
住宅街はデフォルメされつつも再現度は高く、海外のゲームですが違和感を覚えることもなく、どこかホッとするムードがありました。



ロードなしでマップを移動でき、ファストトラベルもあるのですが全体的にはそこまで広いロケーションではなく、
細かい作りこみに注力している印象があります。
青果店やコンビニには入ることができ、「あるある!」とそのリアルさにはちょっとうれしくなりました。
ちなみにいたずらをすると(優しくですが)つまみだされます。

青果店で怒られるの図


水たまりや吠える犬は苦手なようでびっくりして飛び上がったりもしますが
カートゥーンのようなコミカルな表現になっていますし、
ネコは最初から最後まで一切かわいそうな目には合いません。
どんなに高いところから落ちても見事に着地しますので安心してください。



主人公のネコは動物同士で会話をすることができ、物語上さまざまな動物キャラクターと出会い、その助けを借りつつマンション最上階にある自分の家に戻ることを目指します。
よじ登って帰宅するためスタミナゲージを増やす必要があり、ご飯である魚を求めて街を探索するのがゲームプレイの中心となっています。
魚の場所は途中でもらえるマップにアイコンとして表示されますので、それを目指せばいいのですが、
普通には通れない場所があるためブロック塀に飛び乗ったり、狭いスキマを這いつくばってくぐり抜けたりネコならではのアクションで進んでいくことになります。

箱を見たら入らずにはいられない!



クリアまでの時間はネットの評判を見ると平均2時間ほどのようですが、わたしは結構寄り道をしたので4~5時間くらいかかりました。
収集要素も充実していて、町中に隠されたかわいい被り物コレクションや、サブクエでもあるはぐれたカモの子供集めなどクリア後も遊べる要素は用意されています。
XboxGamePassの他、Switchでダウンロード専用でも発売されていますので、気になった方はぜひプレイしてみてください!


ここまで読んでいただいてありがとうございました!