すずきひろし

英語講師でイラストレータ。相模大野「おとなのための英語塾」で教えながら、「英単語の語源…

すずきひろし

英語講師でイラストレータ。相模大野「おとなのための英語塾」で教えながら、「英単語の語源図鑑」(かんき出版)などイラスト図解を使った英語教材を教材を作っています。 近著は「英語学習劇場 前置詞おはなし絵巻」(ベレ出版)。生まれ育った地元のノジマステラを応援してます。

最近の記事

かち:勝ちと価値の違い

外国に行くと、西洋人は「人に親切」と思うことがある。荷物を運ぶのを手伝ってくれたり、通るときに開けたドアを保持しておいてくれるのは当然だし。それはなぜか。 ひとつの考察は、「日本人は自分のポジションを高めたいときには周囲の人を落とそうとする。西洋人は自分のポジションを高めたいときには自らが善い行いをしようとする。」つまり「自分の価値を上げる」。 外国と比べて「日本が勝ち!」という思想を持つ人がよくいる。日本人の多くは「勝ちか負けか」を重要視して「自分の絶対的な価値」を見な

    • 5月新刊

      アクションあり、涙あり、時代考証なし ネタバレ禁止の学習書!結末は友だちに教えないで!

      • 新刊

        「トキワ荘の青春」という映画をテレビで観て、懐かしいような切ないような気持ちになった。 映画を観ながら、子どもの頃に自分が憧れた暮らしはあのようなものだったのではないかと思った。体験していないのに、自分がその中にいるように感じた。 小学校低学年の頃に、同じようなアパートに住むともだちの家に遊びに行っていたころの記憶とも重なった。 寺田さんという方のマンガが可愛く、ああいうのが描けたらいいなあと思った。 ビジネス上、売れるものではなければならない一方で、自分が描きたいものを描

        • タイムマシンがあったなら

           私には70歳代の生徒さんが複数いて、いつも私に自信と感動をくださいます。  カルチャーセンターに「ABCから習いたい」と言って申し込まれたAさんは、家族に「今さら英語?」と笑われたそうなのです。でも、1年経たずに中2レベルの英語をほぼ間違いなく書けるようになりました。街の看板や掲示の英語が認識できるようになってきたそうで、それは英語が生活の中に浸透してきたということです。さらに1年経って、中学3年生の問題をほとんど正解できるようになりました。わずか2年で世界が変わったのです

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          新刊が届いた。

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          新刊のお知らせ

          10月中旬に出ます。3冊目の単著です。 9年くらい前からブログ「日本語と英語をつなぐ」で描き始めた「図解化」を進化させて書籍にしました。カルチャーセンターの講座でも「ゼロから」の人が「わかるようになる」ことを検証済です。その「基礎」が第一のポイント。ほかにみんなが躓く「to不定詞」「~ing」「過去分詞」や「関係代名詞」「現在完了」、さらには今年から中学で勉強するようになった「仮定法」までカバーしています。 250枚くらいあるイラストももちろん全部自分で描きました。funで

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          一歩踏み出すだけで世界が変わる

          「一歩踏み出すだけで見える世界が変わる」ということばが知人との話の中で出てきました。子どもたちの学校の先生や父兄が、その「一歩」や「新しい扉」の存在を知らなければ、または教えられなければ、子どもたちはその一歩を踏み出せない。 ネット上のたったひとつのリンクが、その扉かも知れません。 新しい扉じゃなくても、大きな挑戦でなくても、今のままでも一歩一歩進めば、確実に景色は変わっていきます。そういう世界を見て欲しいと思います。

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          新刊紹介;3月に発売予定

          共著入れて9冊目かな。単著は2冊目。

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          イラスト仕事

          この本にイラストを数枚描きました。 編集の方にはおだてられてその気になりました。 「この人、イラストレータでしょ。こんな人に英語が教えられるの?」という意見もときどき出てきます。でももともと難解な英語をイラストで図解化しようとしてたら徐々にイラストの腕が上がって、イラストの仕事も来るようになったものです。 この本には、「何歳になってからでも能力は延びる」というようなことが書いてありましたが、その通り。描き続けたのでうまくなった。

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          教えるということ

          物資的な財産は、人に分ければ自分の分は減ってしまいますが、知識的な財産は人に分けても減りません。むしろ、分けた人との合計の知識は二倍になるということです。 人から習ったことをそのまま伝えるだけなら、価値をプラスすることはできません。でも、自分自身が咀嚼した言い換えや、知識と知識をつなぎ合わせた相互作用によって価値はどんどん膨らみます。 そうやって膨らませた価値をひとと共有することで、さらに二倍にも四倍にも価値は広げられます。 自分が行ったのと同じ努力は押し付けず、そのひ

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          自分になるための応援

          種から芽が出て、 つぼみになって花が咲く 実になって、それで落ちる 生きることは、自分になること 過程を経て、 最後の最後に自分になること 向かってくるものを取り込み またはそれを乗り越えること それが、自分になる過程 したいことを見つけること それを追い求めること それが、自分になるってこと それを見ないと、 それをしないと、 ほんとうの自分から逸れていくだけ したいことは、 本能が知っているはず だから、それは見えているはず 立ちふさがるものも 向かってくるも

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          知ることの楽しさ

          図書館の休館が続いています。図書館に行くのは、知りたいことがあるから。知りたいことを知るのはとても楽しい。 その「楽しさ」はどこから来るのか。中学一年生のときの、人生初の英語の授業。その日のことを今でもおぼえています。帰り道に友達の家に寄って「英語って面白い」と小躍りしました。 今ほどは街に英語があふれていない時代。親の世代はアルファベットさえもちゃんとは読めず、自分自身も、見よう見まねで自分の名をローマ字で書くのがやっとでした。 中学のはじめての授業で "I lik

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          新しい図鑑 もうすぐ発売

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